横になる赤ちゃんの足の裏

自閉症の赤ちゃんは1000人に1人〜2人くらいの割合で生まれてくると言われています。そのうち5人に4人は男の子であると考えられています。

こんかいは赤ちゃんの自閉症の特徴や考えられ原因、過ごし方のポイントなどをお伝えします。


   


赤ちゃんの自閉症の17の特徴!3つの対処法


1)赤ちゃんの自閉症の5つの種類

自閉症と言うのは発達障害のひとつです。発達障害は以下のように分類されています。

(1)自閉症

(2)アスペルガ―症候群

(3)トゥレット症候群

以上の3つは広汎性発達障害として分類されます。

(4)注意欠陥多動性障害

(5)学習障害

ただし、発達障害とひとくくりで言っても症状は様々ですし、年齢や発達度合い、また環境によっても異なってきます。

上にあげたのはあくまでも便宜上の分類だと思って下さい。


2)赤ちゃんの自閉症が発症する原因

赤ちゃんの自閉症が発症する原因については、いまだによく分かっていません。

ただ、ハッキリとした因果関係が分かっているわけではないですが伝の可能性」もゼロではないということは統計上言われています。

ただし、自閉症は生まれつきの機能的な障害であって、親の育て方や接し方によって発症するものでは決してありません。


3)赤ちゃんが自閉症かどうかを見分ける5つのポイント

(1)動作共鳴が無い

母親があやしたり笑いかけても反応しません。

(2)母親(父親)と目を合わせない

母親(父親)を守ってくれる存在と認識していない状態です。

(3)左右の目の焦点が合っていない

恐怖から逃れるために見ようとしない状態です。

(4)スキンシップを好まない

抱っこをされるとのけぞって嫌がったりします。

(5)人見知りをしない、少ない

知らない人に抱っこされても平気です。

ただし以上はあくまでも目安であり、当てはまったからと言って絶対に自閉症と言う訳ではありません。注意深く観察することが必要です。

抱っこされた不安そうな赤ん坊


4)赤ちゃんの自閉症の〜12ヶ月での7つの特徴

(1)あやしても喜ばない

(2)アイコンタクトや問いかけに反応しない

(3)抱っこされると反りかえって嫌がる

(4)人見知りがない、またはあっても強くない

(5)一人でいても平気である

(6)「ブーブー」「ワンワン」など意味のある言葉を発しない

(7)大人の真似をして、手をパチパチ叩いたりバイバイしたりをしない


5)赤ちゃんの自閉症の1歳での5つの特徴

(1)ひとり遊びが好き

(2)目を離すとすぐにいなくなる

(3)おもちゃの使い方が変わっている

(4)親の後追いをしない

(5)こだわりが強くなり始める


6)赤ちゃんの自閉症の2歳での5つの特徴

(1)極端なまでのイヤイヤ期

(2)注意や指導を嫌がる

(3)物や行動、習慣に異常なまでのこだわりを見せる

(4)想定外の出来事でパニックに陥る

(5)言葉の遅れ、オウム返しが見られる


7)自閉症と遺伝の3つの関係

(1)二卵性双生児よりも一卵性双生児のほうが双生児一致率が高い

(2)兄弟でも7割は共通の突然変異はない

(3)女子より男子の方によく見られる(1:4)

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8)家族が大切にしたい接し方の4つのポイントとは

(1)愛情を注ぐ

愛されていると感じるのは他の赤ちゃんよりも時間がかかりますが、それでも愛情が必要なことに変わりはありません。

(2)他の赤ちゃんと比較しない

自閉症の子に限らず「なんで(他の子と)同じようにできないの」と言ってしまうと、その子が能力を発揮するタイミングを奪ってしまいます。

(3)視覚的情報を利用する

自閉症の赤ちゃんは、口で指示されるよりも目で見ながら指示される方が理解度が高まります。

(4)頑張りすぎない

自閉症を持って生まれてしまったのは遺伝のせいだと、自分を責めてしまう親御さんも多いですが、遺伝との関係はいまだに明らかになっていません。

特に小さい赤ちゃんのうちは大変なことも多いですが、家族や周りの協力を得て、成長に適した環境を作ることが大事です。


9)専門家ですべき4つの検査方法

(1)言葉の検査

語彙の理解力や学習障害を、本人とコミュニケーションを取りながら確認します。

(2)行動の検査

赤ちゃんの社会的能力をテストします。

(3)発達の検査

発達状況を日常生活や運動、社会性などから判断します。

(4)絵の検査

内面的なものを探る心理テストの一種です。

病院やクリニックで行っている所もあれば、専門家が行っている場合もあります。

赤ちゃんの発達度合いにより、検査方法や、検査の進み具合も様々です。まずは最寄りで検査をしている所に相談してみるのがおすすめです。


10)自閉症を軽くしていくための3つの生活のポイント

(1)言葉や課題を分かるようにしていく

自閉症の赤ちゃんは言葉の発達や理解が遅い傾向があります。

特に耳から入った情報を処理するのが苦手なので、絵や実際の物を使って、視覚的情報を与えてあげると、理解の手助けになります。

(2)社会性のトレーニング

自閉症を持っていても、自分が他者から必要とされていると実感すると、みずからすすんで行動するようになります。

役に立つことを喜ぶのは健常児であっても大人であっても同じです。的確な言葉で指導して、上手にできたら全身でほめてあげます。

(3)環境

健常児でもおなじことですが、テレビを見ながらご飯を食べないとか、生理整頓をすることなどが必要です。持ち物にシールを張ったりするのも効果的です。



   


今回のまとめ

1)赤ちゃんの自閉症の5つの種類

2)赤ちゃんの自閉症が発症する原因

3)赤ちゃんが自閉症かどうかを見分ける5つのポイント

4)赤ちゃんの自閉症の~12ヶ月での7つの特徴

5)赤ちゃんの自閉症の1歳での5つの特徴

6)赤ちゃんの自閉症の2歳での5つの特徴

7)自閉症と遺伝の3つの関係

8)家族が大切にしたい接し方の4つのポイントとは

9)専門家ですべき4つの検査方法

10)自閉症を軽くしていくための3つの生活のポイント

赤ちゃんの自閉症は病気ではなく、発達障害です。先天的に持って生まれたもの=個性とも言うことができます。

一人の「○○ちゃん」「○○くん」として愛情を注いであげることで、健常児の思いもよらない才能を発揮する事もあります。何よりピュアな気持ちを持ち続ける子どもを温かく見守りたいものです。