女性医師とアルツハイマーの女性患者

現在65歳以上の10人に1人が認知症にかかっていると言われています。最近では有名人などもカミングアウトしている姿を目にすることもあり、ますます身近なものとなっています。

今回は認知症の10個の症状と4つの原因についてご紹介します。


   


アルツハイマー型認知症の解説!10個の症状とは


1)アルツハイマー型認知症とはどんな病気か

(1)認知症の中で最も患者数が多い

アルツハイマー型認知症とは、脳の細胞が変異をきたし、もの忘れ(記憶障害)や判断力の低下などが起こる病気です。

アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多くみられるものです。

(2)女性の方がなりやすい認知症

追跡調査を行った研究によると、認知症は女性では5人に1人、男性で6人に1人、アルツハイマー病は女性5人に1人、男性10人に1人の発症可能性が推定される病気です。

認知症患者さんは介護が必要になることが多く、そうなりますと、今後、本人と合わせて1200万人もの方に、その影響がおよぶことにもなる、大変な事態を招くことになる可能性があるのです。


2)アルツハイマー型認知症の9つの前兆とは

(1)何度も言ったり聞いたりする

(2)ものの名前が出てこなくなる

(3)置き忘れや、しまい忘れが目立つ。

(4)時間や場所の感覚が不確かになった。

(5)病院からもらった薬の管理ができない。

(6)以前からあった興味は関心が失われた。

(7)ガス栓を締め忘れるようになる。

(8)計算の間違いが多くなる。

(9)怒りっぽくなった。


3)アルツハイマー型認知症の10個のチェック項目とは

(1)数分前、数時間前の出来事や物を置いた場所をすぐに忘れる

(2)同じ内容の話や質問を繰返す

(3)日付や曜日がわからなくなる

(4)仕事や家事の要領が悪くなる

(5)通い慣れた場所で道に迷う

(6)イライラする場面が多くなる

(7)今までの日課をしなくなる

(8)身だしなみがだらしなくなり、化粧やおしゃれをしなくなる。

(9)誰もいないのに、誰かいると主張したり、自分のものを誰かに盗まれたと主張する

(10)無目的に屋外に出て歩き回る(徘徊)

また、身体面の症状は進行するまで目立ちません。

Alzheimer's Disease.


4)アルツハイマー型認知症の4つの原因とは

(1)脳の中にβアミロイドと呼ばれるタンパク質がたまり出す

(2)加齢に伴う脳の変化

(3)遺伝因子

(4)環境因子、生活習慣因子

アルツハイマー病の原因はまだ完全には解明されていませんが、長い期間をかけて脳の中で生じる、複雑な一連の事象によって発症することが次第に明らかになってきました。


5)アルツハイマー型認知症の5つの対処法とは

(1)生活習慣の確立・保持(食事、睡眠、生活スタイルなど)

(2)定期的な運動、体力作り

(3)趣味などを通じて他人や集団と積極的に関わりを持つ

(4)必要に応じ、デイサービスや種々のリハビリを利用する

(5)症状に応じた薬による治療を開始する。

認知症の治療法は多岐に渡りますが、基本はこの項目を症状に併せて実践します。


6)アルツハイマー型認知症への治療法

(1)病院のかかりかた

まずは、かかりつけ医の先生に相談。地域の認知症専門医をうかがって紹介状をもらいましょう。または地域の医師会に問い合わせて近くの専門の先生聞いてみる方法もあります。

平成21年頃から認知症疾患医療センターが全国の総合病院や精神科病院に開設されます。そこに電話をして、担当の医療ソーシャルワーカーに地域の専門医を紹介していただくこともいいでしょう。

また、インターネットで調べることもできます。日本認知症ケア学会、 日本老年精神医学会、 アルツハイマー病研究会 などのホームページを診ると、専門医や認知症ケア専門士が紹介されています。

認知症を扱う診療科は、精神科、神経内科、脳神経外科、総合内科などです。しかし、この全ての診療所や病院に専門医がいるわけではないので、かならず事前に調べてから受診しましょう。また、最近は認知症の診療を専門的に行う「物忘れ外来」も多く見られます。

(2)アルツハイマー型認知症の治療薬

アルツハイマー型認知症には、まだ根本的な改善が期待できる治療薬はなく、現在の医療では、症状の進行を遅らせる治療薬と、行動・心理症状に合った治療薬の投与が一般的です。

(3)アルツハイマー型認知症の検査

(1)知能検査

・MMSE検査

・長谷川式簡易知能評価スケール

(2)画像検査

・CT検査

・MRI検査

・PET検査

・SPECT検査

Multiethnic medical research team working at desk

(4)アルツハイマー型認知症の治療費

認知症以外に病気がない場合は、認知症だけにかかる治療費を考えれば良いですが、他に病気がある場合は、その治療も必要です。

また、上記であげた画像検査のCTやMRIは高額な検査ですが、定期的に受ける必要があります。
ほかに、アルツハイマー型などに処方される薬は高額なものもあり、経済的な負担が大きくなる場合もあります。

1日あたりの医療費は入院    13,743円、入院外は9,953円とも言われています。また、アルツハイマー型認知症によく用いられている薬、アリセプトの薬価(保険適用前の価格)は1錠427.5円です。

高額な医療費がかかる認知症の治療ですが、自己負担の軽減ができる制度や控除などが適用される場合があるので、申請や問合わせは、確認の上該当するものがあれば申請しましょう。

(5)アルツハイマー型認知症の処方薬

アルツハイマー型認知症に使われている薬剤はドネペジル・リバスチグミン・ガランタミン・メマンチンの4種類です。軽度から高度までのアルツハイマー型認知症で、それぞれがどの段階に適しているかが異なります。

また、不眠や興奮、徘徊、不安、怒り、うつなどは、アルツハイマー型認知症でよく見られる行動・心理状態です。そのため、症状を抑えるために、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬を使う場合もあります。

・ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミン

脳の記憶に関わる神経物質「アセチルコリン」の濃度を高める働きをします。

・メマンチン

NMDA受容体に結合し、その働きを抑制することにより脳神経細胞の過剰な興奮による細胞死を防ぐ働きをします。


7)アルツハイマー型認知症の7つのリハビリテーションとは

(1)回想法

アルツハイマー型認知症は最近のことを思い出すのはむずかしいが、昔の記憶は思い出しやすいという特徴があります。

グループで集まり、過去の苦労話や自慢話、昔なつかしい思い出を語り合うことで、脳を刺激し、認知機能を高めるよう働きかけるリハビリテーションです。

昔の写真や若い頃に流行ったテレビ番組や映画を鑑賞する方法もあります。

(2)認知リハビリテーション

本を音読したり、計算問題や漢字の書き取りをすることで、脳を活性化させるものです。

(3)音楽療法

音楽を鑑賞したり、演奏したりすることで、心身の健康状態を正常に保つものです。脳が活性化することで感情が安定し、自発的に物ごとに取り組むなどの効果も期待できます。

(4)園芸療法

草花や野菜を育てることで心身の健康状態を正常に保つものです。脳が活性化することで感情が安定し、自発的に物ごとに取り組むなどの効果も期待できます。

絵画や陶芸、動物とふれあうなどで健康状態を正常に保つ療法もあります。

(5)リアリティ・オリエンテーション

「自分は誰か」「ここはどこか」など、自分のいる環境を正しく認識させるものです。これをくり返すことで認知能力の向上が期待できるとされています

(6)作業療法

園芸、手芸、工芸などの創作、生活動作の訓練を通じて、機能回復や機能低下の予防を図るものです。内容は家事・家庭内役割作業、手工芸、工作などをします。

(7)適度な運動

運動をして体を動かすことにより大脳を刺激します。内容は散歩、ラジオ体操、リズム体操、民謡体操、ストレッチ体操、肩こり体操、ダンスなどがよいとされています。

ほかにもレクレーションや社会心理療法などがあります。


8)アルツハイマー型認知症への4つの予防ポイントとは

(1)食事で注意する点

炭水化物の重ね食いや、高脂肪な食生活は改めましょう。また、和食がいい洋食がいいというわけではなく、あくまでも炭水化物が問題ですので、白米とうどんといった炭水化物の組み合わせは良くありません。

(2)料理をする

料理を作る際は献立や必要な食材を考え、調理中にもあれこれと頭を使います。そのため、脳を活性化させる効果がありアルツハイマー病の予防に効果的です

(3)有酸素運動をする

ジョギングや体操など有酸素運動も脳を活性化させる効果があります。楽しく続けられることが大事ですので、無理のない範囲で取り組んでみましょう。

(4)短時間の昼寝をする

30分以内の昼寝は認知症予防に効果があるという報告があります。長時間眠ってしまうと 夜の睡眠の妨げになり逆効果になってしまうそうなので短時間の睡眠に留めることがポイントです。

<予防法の効果>

軽度認知障害の方々が予防活動をしたところ、18人中16人が正常にまで回復したそうです。進行の速さには個人差がありますが、一般的に放っておけば徐々に悪化してしまうことがほとんどです。


 

きっかけはお医者さんの言葉でした。

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今回のまとめ

1)アルツハイマー型認知症とは、認知症の中で最も多くみられるもので、脳の細胞が変異をきたし、もの忘れ(記憶障害)や判断力の低下などが起こる病気です。

2)アルツハイマー型認知症は、もの忘れや無気力無興味、怒りやすくなるなどの前兆がみられる。

3)アルツハイマー型認知症の症状としてチェックする点は、もの忘れや、自分の話や状況がわからなくなり行動がままならなくなるなどです。また。感情的になったりイライラする場面が増えたりすることも見受けられます。

4)アルツハイマー病の原因はまだ完全には解明されていませんが、脳の中で生じる、複雑な一連の事象遺伝因子、環境因子、生活習慣因子によって発症することが次第に明らかになってきました。

5)治療法は投薬治療やリハビリ、趣味などを通じて他人や集団と積極的に関わりを持つ
などの活動があります。
また、生活習慣を見直したり、適度な運動をすることも必要です。

6)アルツハイマー型認知症のリハビリには生活習慣の改善や積極的な作業やリクリエーションへの参加を通して他人や集団と関わるようにつとめることが必要です。

7)アルツハイマー型認知症の予防のポイントは食事で炭水化物の重ね食いや、高脂肪な食生活を改めることや、有酸素運動や料理などで頭や体を動かすことも大切です。また、短時間の昼寝も効果があります。