家の食卓で過ごす子どもと母親

アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの一種で、日本では40万人〜70万人程度の人口割合だと考えられています。

しかし生活ができる人から、生活に支障をきたし医師にお世話になる人まで進行具合は様々ですので一概には判断でき兼ねません。今回はアスペルガー症候群の初期・中期・長期症状治療法をお伝えします。


   


自己チェック!アスペルガー症候群10の特徴


1)アスペルガー症候群どのような病気か

(1)自閉症スペクトラムの一種

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」のひとつのタイプです。アスペルガー症候群は、明らかな認知の発達、言語発達の遅れを伴わず、むしろ特定の分野の知的能力が高い例が見られます。

(2)特定分野の発達障害

相手の表情が読み取れない、人に関心をもって近寄るけれども、距離のとり方や話しかけ方が不自然だったりする傾向が見られます。


2)アスペルガー症候群の4つの種類

(1)大仰型アスペルガー

立ち振る舞いや言葉づかいが堅苦しかったり、礼儀正しすぎるなどの特徴がみられます。

人付き合いや約束事などを必要以上に堅苦しく考えすぎるため、相手からは付き合いづらい人と思われてしまうようです。

(2)孤独型アスペルガー

自分以外の他者と関わろうとしないなど、孤独を好む傾向が極端に強く、一人でいることを寂しいと思いません。

人に話しかけられることを嫌い、話しかけられても応答しないことがあります。我が道を行く高学歴のエリートタイプに多いようです。

(3)受動型アスペルガー

想像力の障害はあるものの、その他の社会性やコミュニケーションの障害は少なく、周囲の環境になじむことができます。

反応が乏しくそっけない態度をとることがあります。自ら積極的に他社との関わりを持とうとはしないものの、内心では関わりたいという気持ちも持っているため、人から誘われればそれに応じます。

(4)積極・奇異型アスペルガー

積極的に社会と関わろうとする社交的なところがあります。自分の事を一方的によく喋り、相手の話を聞かず、自分が注目されたいという思いが強いようです。

このような特徴から、自己中心的であるとされるため、なかなか受け入れてもらえないこともあります。アスペルガーの種類の中で、最も多いとされています。


3)アスペルガー症候群の6つの前兆の特徴とは

(1)ひとり遊びを好む

(2)人とするごっこ遊びが広がりにくい

(3)同じ遊びを繰り返す傾向が強い

(4)行動がパターン化し融通がきかない

(5)他の子どもにあまり関心がない

(6)集団で遊ばない

幼児期にこのような特徴がみられる子どもは、集団生活ではストレスをためやすいので、できる限り早期から子どもの特徴を理解し、その子どもにあった支援を専門家に相談するようにしましょう。

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4)アスペルガー症候群の10の初期・中期・末期症状の特徴

初期症状

行動上での現れは年齢や能力によって異なります。その中心的特徴であるコミュニケーション能力の欠陥が見られます。

(1)1人で遊んでいる時間が長い

(2)言葉の理解をしていても言葉が出ない

中期症状

3~6歳くらいにみられる特徴的な行動や周囲からの遅れが目立ってきます。

(1)言葉のおうむ返しが多い

(2)不安時に暴れる・泣き叫ぶ等のパニック症状

(3)瞬きの回数が多い

(4)特定の物に興味を示す

末期症状

学校など集団状況の場になると、症状が顕著に現れます。

(1)空気が読めない

(2)グループに溶け込めない

(3)失言・思った事を口にしてしまう

(4)あいまいな指示で行動が出来ない


5)アスペルガー症候群の特徴!他の2つの発達障害との違い

(1)注意欠陥・多動性障害=ADHD

ADHDの症状の特徴として、集中力がなく、常にそわそわして落ち着きがなく、衝動的な行動を取ることが多いということがあります。

アスペルガー症候群は、興味のある特定のことにたいしては集中力を発揮するため、そこが違います。

ADHDは、その特性を知り、正しく把握し自分にあった適切な対応をすることで改善をすることが可能です。

(2)自閉症

自閉症もアスペルガー症候群と同じく、広汎性発達障害の症状の一種です。アスペルガー症候群と違い、自閉症には言葉の発達の遅れがあります。

自閉症は、先天的要素が強く、回復が難しい疾患です。


6)アスペルガー症候群の代表的な2つの原因とは

(1)脳の機能障害

脳のどこに障害があるのかについては、前頭前野・小脳・脳幹などや偏桃体システムの障害など様々な説があるようです。

(2)家庭環境

妊娠時の状態や出産時の状況が影響しているのではないかという説もあります。

(3)遺伝

親からの遺伝が関係しているという説があります。

Doctors have confirmed the MRI image


7)アスペルガー症候群の遺伝の可能性とは

(1)同じ環境で育つ関係性

親からの遺伝が関係しているという説があります。両親どちらかにアスペルガー症候群の病歴がある場合は、その子供にも発症することがあるということです。

親子で性格が似ていたり、行動が似ていたりということは、同じ環境で育てば確かに似てしまうことはあると思います。

(2)可能性は低い

アスペルガー症候群の発症する傾向についても親子で似てしまうのではないか、なんらかの遺伝子が関係しているのではないかとも考えられていますが、確定的ではないようです。


8)家族にアスペルガー症候群の方がいる場合の5つの接し方のポイント

(1)現実をしっかり受け止めること

アスペルガー症候群の人は、少し変わっている人だと思われる程度で、比較的高い学力を持っていることも多く、親は自分の子供がまさかアスペルガー症候群であると考えつかないという傾向があります。

しかしその後、社会において人との円滑なコミュニケーションができなかったり、社会的な常識などへの適応能力が乏しいことが顕著に現れると、社会生活を送ること自体が困難な状況になります。

そこで家族がすべきことは、その人が少し変わった行動をしたり、考え方が人とは違うということを敏感に察知して、アスペルガー症候群ではないかと疑ってあげることが必要です。

ここがとても難しいところなのですが、障害の克服はそこから始まります。

(2)問題を共有すること

アスペルガー症候群の人は、3つの問題を抱えています。

・社会性の欠如

これは、社会の常識やマナーのようなものに無頓着で、その場にそぐわない言動をするということです。

・コミュニケーションスキルの欠如

一方的に話したり、突然関係のないことを話し始めるというような振る舞いです。

・柔軟な思考ができないこと

これは「例外を認めない」「規則や習慣に異常にこだわる」など、他人から見て「融通が利かない人」と思われることです。

この3つの問題のどれがあてはまり問題なのかを、家族がしっかりと見極めて解決策を探っていくことが必要です。

(3)叱るのではなく感情を理解させること

日本人に多いパターンですが「叱って治す」というのは、アスペルガー症候群の人には全く通用しません。それは、そもそも何が問題なのかが全く分からないからです。

例えば、自分だけが一方的に話をするような障害の場合は、親御さんから「相手の人はどう考えているの?」と質問します。

「わからない」や「どうでもよい」と返事をしたとすると、「それはなぜ?」と聞き返すと、恐らく考え込むでしょう。

その時に「相手の人の考えも聞いてあげたほうが、うまくいくのではないの?」と言ってあげることが大切なのです。

少しでも親の言う通りかもしれない、と思わせることが重要です。

また、思ったことを平気で言ってしまうことがあり、言われた相手が気分を害するということがあると思います。

家庭の中でも同様のことが起こっているはずですから、「そういう風に言われると、お父さんは悲しいよ」と悲しい顔をして言ってあげることが重要です。

決して叱ってはいけません。こうしたやり取りを根気強く行うことで、相手がどう思うのか、嬉しいのか、悲しいのか、喜ぶのか、怒るのかを少しずつ想像できるようになっていくのです。

(4)励まして孤立させないこと

本人が、何か自分は人と違う、社会に受け入れてもらえない、などとアスペルガー症候群ということを自覚すると悲観的な考えが出てくるようになります。

うつ病など二次的な障害が起こることもあります。そのような時には、孤立した状況を理解して、支えて一緒になって一歩ずつでも進んで行くように励ますことが大切です。家族にしかできないことです。

(5)栄養にも気をつけること

食生活から症状を改善することも重要です。特にオメガ3脂肪酸という栄養成分が、脳の機能を改善する働きがあると考えられています。

オメガ3脂肪酸は、DHAやEPAで魚全般に多く含まれています。魚を中心とした食事を摂らせるように心掛けましょう。

Doctors of meeting


9)アスペルガー症候群の5つの検査方法とは

アスペルガー症候群の診断に必要なものは、行動観察と発達過程になります。症状や本人と家族の病歴、生活習慣などを質問して診断していきます。

さらに、脳の病気ではないことを確認するために脳に関する検査と知能検査をします。

(1)脳波検査

(2)CT検査

(3)MRI検査

(4)脳の画像検査

(5)知能検査


10)アスペルガー症候群の2つの治療方法とは

(1)療育

音楽や絵画を使って、主に子供の状態を正しく把握し、どのような声掛けや教育をすることが子供にとって効果的なのかを理解しながら進めていきます。

アスペルガー症候群の子供は、他人のしぐさや表情から感情を読み取ることが難しいため、実践的に社会的スキルを身につけていくSSTと呼ばれる療法が特に効果的です。

(2)二次障害の対処療法

アスペルガー症候群は、先天性の発達障害で脳の形成段階で発達が阻害され正常な発育を遂げなかったことによる脳の障害と言われています。

ですから、根本的な治療法や治療薬がないのが現状です。

アスペルガー症候群による適応障害などの二次障害を発症した症状に合わせて、慢性化・長期化する前にカウンセリングや投薬により治療を行います。


11)アスペルガー症候群へ未然にできる2つの予防ポイント

(1)ミネラル補給

ミネラルたっぷりのダシを料理に使うことで、アスペルガー症候群の症状が劇的に良くなった子供たちがいるということです。

(2)良質な睡眠

アスペルガー症候群の人は、入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒といった不眠症に陥りやすいようです。このような睡眠障害が続くと体調が悪くなり、アスペルガー症候群の症状が強くなることもあるようです。

睡眠障害が現れるようなら、医師に相談しましょう。


 

きっかけはお医者さんの言葉でした。

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今回のまとめ

1)アスペルガー症候群どのような病気か

2)アスペルガー症候群の4つの種類とは

3)アスペルガー症候群の6つの前兆の特徴とは

4)アスペルガー症候群の3つの初期・中期・末期症状の特徴とは

5)アスペルガー症候群の特徴!他の2つの発達障害との違いとは

6) アスペルガー症候群の代表的な2つの原因とは

7)アスペルガー症候群の遺伝の可能性とは

8)家族にアスペルガー症候群の方がいる場合の5つの接し方のポイントとは

9)アスペルガー症候群の5つの検査方法とは

10) アスペルガー症候群の2つの治療方法とは

11)アスペルガー症候群へ未然にできる2つの予防ポイント