デスクでカルテを確認している医者

頭に水が溜まる病気は、先天性のものから後天性のものまであり原因が多岐に渡ります。原因さえ分かれば、その後の治療経過は良好なことが大半です。頭の病気なので難しいとは思いますが原因と注意したい病気について、ご紹介します。


 


頭に水が溜まるとは?気になる4大原因と注意したい病気


1)頭に水が溜まるとはなに?

(1)水頭症

脳内には脳脊髄液という水分があり、その水分が過剰に産生してしまったり流れが滞ることで脳室が圧迫される状態のことを水頭症といいます。

2)症状チェックを!頭に水が溜まっている場合の5つの症状とは

(1)頭が大きくなる

乳幼児にとくに多いのですが、頭に水が溜まるので処置をしていない状態だと頭は大きくなります。

(2)吐き気

過剰な脳脊髄液によって嘔吐中枢を刺激されると、それが反応し吐き気や嘔吐につながっていきます。

(3)頭痛

脳脊髄液が脳の一部、もしくは脳全体に圧力をかけるので頭痛となって出てきます。

(4)歩行障害

運動をつかさどる部位に脳脊髄液による障害をうけることで歩行障害が出ます。この症状は、9割以上の確率で出て来る症状なのが特徴です。

(5)認知症

老人の方に現れる認知症の症状が、頭に水が溜まることで起きてきます。例えば、注意欠陥、思考能力の低下、作業速度の低下、反応速度の低下が主な症状です。

3)なぜ症状が現れる?症状の4大原因とは

(1)脳室や脳内通路の閉塞

脳内に血の塊や脳腫瘍などの病気で脳室や髄液の循環路が塞がってしまうことで水頭症になってしまいます。

(2)脳髄液の過剰産生

健康な脳の方と比べて脳髄液が過剰に作られてしまう方がいます。結果、過剰に作られた脳髄液が脳を圧迫して様々な症状が出て来る原因になります。

(3)脳髄液の吸収障害

脳の中枢系に異常がある場合、髄膜炎や脳室炎があると正しく吸収されるはずの脳髄液が吸収されずに脳内に残ってしまいます。

(4)先天性異常

胎児期に母体内でウイルス感染することや突発的に脳の血管に狭窄が出来るなどして脳が上手に形成されなくなり水頭症になってしまいます。

4)試せる応急処置とは?水が溜まっている症状への対処方法とは

(1)消炎鎮痛剤

頭痛が酷い場合は、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤を服用することで頭痛は緩和されます。消化器系を痛めてしまう副作用があるので、胃薬を併用すると良いでしょう。

(2)制吐剤

吐き気が続くようならば、市販の制吐剤を服用しましょう。しかし、症状が長続きするならば自己判断しないで病院受診をしましょう。

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5)病気かどうかのチェックと判断基準とは?

(1)頭痛

消炎鎮痛剤を毎日飲まないといけない様な状態の頭痛など、頻繁に起きる頭痛は普通ありえないので脳の病気を疑うべきです。

(2)運動障害

最近、歩きにくくなってきた、何か物を取ろうとする時にスムーズにいかないなどの自覚症状がある場合は要注意といえるでしょう。

6)症状が続く場合は注意・・可能性のある4種類の病気とは

(1)正常圧水頭症

歩行障害や認知症などの症状が出ることがありますが、脳内の圧力は正常もしくは軽度に保たれている水頭症のことをいいます。

(2)非交通性水頭症

非交通性水頭症は、主に小児に多くて髄液の流れが悪く脳室内に閉塞がある場合をいいます。脳内の圧力が高まることによって、頭痛や嘔吐、意識障害が起こります。

(3)続発性正常圧水頭症

頭部外傷やくも膜下出血、脳腫瘍などの後遺症で脳脊髄液の吸収が悪くなっていて、この様に原因がはっきりしているものを続発性正常圧水頭症といいます。

(4)突発性正常圧水頭症

発症原因は、はっきりしていないのですが高齢者に多く、検査で脳室の拡大が認められれば特発性正常圧水頭症と診断できます。症状としては、歩行障害、認知障害、尿失禁の3つが主な症状です。

7)専門家での検査を!症状が気になる場合へ試したい検査・治療方法

(1)画像診断

頭部の状況を正しく判断するためにCTやMRIの機器を使い検査します。これらの検査によって、髄液の流れが分かり今後の治療方針が決まっていきます。

(2)シャント手術

水頭症で過剰に出てしまう髄液を腹部などの方へ流してくれるシャントチューブを埋める手術をします。術式としては、全身麻酔下のもとで行い、シャントチューブを頭から腹部、心臓、腰椎へとつなぐ3つの方法が採られます。手術は約1時間程度で終わり、術後の感染症やチューブのねじれが無ければ成功といえるでしょう。

(3)リハビリ

水頭症の症状で多い歩行障害ですが、術後のリハビリによって改善することがあります。改善度は、水頭症の良し悪しで変わってきますが時間をかけてリハビリに努めることで歩行障害は良くなっていくことでしょう。

8)生活習慣から改善を!頭に水が溜まる症状への予防習慣

(1)先天性異常の場合

先天性水頭症の場合は、特にこれといった予防法はありません。しかし術後の管理、感染症などに気をつけて病気と付き合っていくことに他ありません。

(2)頭部外傷を起こさない

後天的な要因として頭を打つなどして水頭症になることがあります。子どもが自転車などの乗り物に乗る際は、ヘルメットの装着を義務づけて防いだりして、頭を打つ様な状況を作らないことが大事になると思います。


きっかけはお医者さんの言葉でした。

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今回のまとめ

1)頭に水が溜まるとはなに?他の似ている症状との違いとは

2)症状チェックを!頭に水が溜まっている場合の症状とは

3)なぜ症状が現れる?症状の4大原因とは

4)試せる応急処置とは?水が溜まっている症状への対処方法

5)病気かどうかのチェックと判断基準とは

6)症状が続く場合は注意・・可能性のある4種類の病気とは

7)専門家での検査を!症状が気になる場合へ試したい検査・治療方法

8)生活習慣から改善を!頭に水が溜まる症状への予防習慣