薬を手に持ってカルテを書くドクター

夏場になると必ずと言っていいほど、話題になる脱水症状年齢に関係なく引き起こされる症状として、どなたでもなりえる症状ですし、頭痛とも密接に関係しています。

今回は、このような、ある意味、馴染みのある脱水症状についてお伝えしていきます。


   


脱水症状と頭痛の関係!3つの対処法とは


1)脱水症状とは何か

その名の通り、身体の水分が不足する事によって、運動機能が低下し、更には、命にもかかわると言われている症状です。主な症状の特徴を紹介しましょう。

(1)3段階の脱水レベル

3%から5%の脱水で強い喉の渇き、8%から10%の脱水で身体の震えや痙攣、こん睡状態など、20%以上の脱水で致命的な症状になります。

このように、身体の脱水のレベルによって、症状がちがってくるのも特徴の一つです。

ですから、初期の段階では、どなたでも経験しうる「喉の渇き」。この状態は、もう既に脱水症状となっている、身体のサインなのです。

(2)脱水症状の危険性

なぜ、脱水症状が致命的になるのでしょうか。特徴の一つとして、致命的な症状になると紹介しました。

その理由として、私達の血液に大いに関係があります。水分がすると血液がドロドロになります。

そうなると、血流が悪くなり脳や、内臓に血液が行き渡りません。そうなると、身体全体が不調になる原因となってきます。

(3)電解質の破壊

「電解質」が壊れると大量の汗とともに、水分が失われます。血液濃度が濃くなる事で、身体の中の水分バランスが崩れる事にも繋がります。

身体の中には、電解質と言う私達の体内の水分をコントロールしれている物質があります。

この電解質は、血液の濃度が濃ければ濃いほど、汗と共に放出されると言う性質があり、ナトリウム、カリウムと言った鉄分と共に、水分も失われてしまいます。

これが、身体の震え、痙攣、また、頭痛まで引き起こす原因になってしまいます。


2)脱水症状と頭痛の関係

頭痛の原因にもなってしまう、脱水症状です。身体の血流が悪くなる事で、頭痛も引き起こしてしまう脱水症状です。

その理由としては、他の頭痛を引き起こす原因同様、肩こりなども引き起こすと言った、筋肉の緊張を引き起こし、頭痛の原因になります。

また、直接的な原因として、血液の濃度が減少する事で、酸素濃度も減少し頭痛の原因になってしまうと言われています。

この事から、直接的にも、間接的にも頭痛の原因になる可能性があります。

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3)3種類の脱水症状とは

一言で脱水症状と言っても種類があります。電解質のレベルによって、大きく3段階に分けられます。以下簡単に一つずつ見ていきましょう。

(1)低張性脱水

 電解質の失われるレベルが、まだ初期段階の状態です。この段階の特徴として、神経伝達や心臓の働きと言った身体の様々な機能が低下します。

 倦怠感などを引き起こす場合もありますが、特に、命に関わると言った状態でありません。

(2)等張性脱水

これは、電解質内の、水分とナトリウム、ほぼ同量程度失われる状態です。鉄分も失われがちになりますので、情報伝達系の神経の働きが鈍くなります。

このため、立ちくらみなど、貧血時と似たような症状が現れてきます。

(3)高張性脱水

水分が、大幅に不足した状態です。まだ、初期段階では、喉の渇き程度で済みますが、重症化すると意識不明などの重体になり得る、危険ゾーンです。

このように、段階的に見ても分かるように、たかが、脱水症状と言っても、その段階により様々な症状を引き起こします。

特に、情報系にダメージを受けると、自分では処置のしようがない場合も多々あるようです。次章では、対策を紹介していきましょう。


4)脱水症状の3つの対処法

やはり、水分補給が第一優先事項です。当たり前と言われそうですが、やはり、脱水症状の緊急措置としては、水分補給に限ります。

また、更に、塩なども一つまみまぜると、失われた電解質を補給するのに良いといわれています。以下、幾つか具体的に紹介していきましょう。

(1)市販のスポーツドリンク

市販のスポーツドリンクを上手に利用しましょう。市販されているスポーツドリンク。最近では、大手飲料メーカーのみならず、 様々なスポーツドリンクがあります。

「上手」にと言うのがポイントですが、実は、糖分が意外にも多いので、日頃から愛飲されている方は、水などに変更したほうが良い場合もあります。

他の病気を併発する可能性もありますので、気をつけたいところです。

(2)点滴

倒れ込んでしまった場合は、周囲の方の協力を得て、病院へ。殆どの場合は、点滴処置をしてくれます。

この場合、このような時は、1時間ほど安静にしている間に、体温も下がってくるので徐々に回復する場合が多いようです。

(3)スイカ、ほうじ茶

スイカ、野菜ジュース、ほうじ茶、なども効果的です。やはり、夏の旬の果物は、スイカ。水分が豊富で、美味しく愛されて果物です。

また、ほうじ茶も緑茶やコーヒー、その他のお茶と比較しても、カフェイン濃度が低いので、水分を適度に日頃から補給するのに役に立つようです。


   


今回のまとめ

1)脱水症状になるメカニズム。やはり、水分不足が原因です。

2)頭痛にもなる、脱水症状。他の原因と同様、脱水症状も無関係では無いようです。

3)旬の果物なども、有効な脱水症状対策になります。上手に利用しながら、予防に繋げましょう。