ソファーで眠っている女性

睡眠時間はしっかりとっているが眠いと感じることがある場合には寝つきが悪かったり、睡眠中に何回も目が覚めてしまうといったことがあり自分が思っているよりも、しっかり寝れていない場合もあります。

また、実際に睡眠時間はしっかりとっていても眠気が酷いといった病気の可能性も考えられます。 


   


どれだけ寝ても眠い原因とは?眠気から考えられる4種類の病気


1)この眠気の原因は?どれだけ寝ても眠い場合の5大原因とは

どれだけ寝ても眠いのは疲労やストレスに寝不足など生活習慣によるところが大きく、よく耳にする睡眠障害の症状としては不眠症と過眠症があげられます。考えられる主な原因として、以下のものがあります。 

(1) 寝不足 

普段の生活から睡眠時間が少なかったり、寝つきが悪いなどで寝不足の状況が続いていると、いざしっかりと寝ても眠気がおさまらない事があります。 

(2) 夜ふかし 

仕事の残業やテレビ、ゲームで夜ふかしが続くと日中の眠気が慢性化してしまい昼夜逆転した生活になってしまい自分では寝ているつもりでも眠いと錯覚してしまう場合があります。 

(3) いびき 

いびきが酷くなると呼吸困難な状況に陥る場合があり、その場合にはしっかり寝ていても身体に負担がかかり十分な疲労回復が出来ず、どれだけ寝ても眠いと感じます。 

(4) 疲労・ストレス 

仕事などで疲労が溜まっていると身体も休息を取ろうと眠気が襲ってくることがあります。更にストレスが重なると寝不足や不眠が重症化してしまうこともあり不眠症や過眠症の原因となり得ます。 

(5) 肥満 

BMI30以上の肥満の場合は腹部や胸部にまで脂肪がつき、肺など内臓を圧迫し呼吸し難い状態を引き起こします。そのためしっかり寝ていてもスッキリしない質の低い眠りとなり常に眠気があるように感じます。 

2)試せる処置はあるの?試してみたい対処方法とは 

(1)早寝 

疲労や寝不足が続いて眠気がおさまらない時には、やはり早く寝て睡眠時間をしっかりと確保することが最善だといえます。ですからまだ症状が軽いうちに対処することが大切だといえます。 

(2)入浴 

夜になかなか寝つけなかったり、スッキリした眠りが出来ていないために眠気に襲われる場合には就寝前にゆっくりと湯船につかり身体を温めることで質の高い睡眠に繋がります。また入浴にはリラックス効果も期待できます。 

(3)カフェイン 

これは日中の眠気に対する対処法で就寝前には不向きといえます。日中に眠気があり仕事に支障が出そうな場合にはカフェインでスッキリさせるのが有効です。

ただし最初に言ったように寝つきが悪い人は更に寝つけない可能性があるのでカフェイン摂取の仕方には気をつけなければなりません。 

(4)ストレッチ 

こちらの方法は日中の眠気覚しにも夜の寝つきにも有効だといえます。日中に眠気がある場合に、ストレッチをすることで眠気から気をそらしスッキリとさせてくれます。

また就寝の30以上前にストレッチをすることでリラックスして眠ることが出来ます。 

※上記はあくまでも対処方法となります。症状が続く場合は、自己判断をせずに速やかに専門医へ相談をしましょう 

3)これは病気の可能性も?病気かどうかの判断基準とは 

寝ても寝ても眠い時には夜ふかし、寝不足の他にも病気の可能性もあります。その判断基準としての症状を下記にあげますのでチェックしてみて下さい。 

・強い眠気・頻繁に居眠り・10時間以上寝ても眠い・熟睡感が無い・寝つきが良くない・寝ていても何度も起きてしまう・集中力の低下・いびきが途中で止まることがある・疲労感が抜けない

Doctors have seen a personal computer

4)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは 

(1) 不眠症 

夜寝つきが悪かったり、朝早く目が覚める、眠りが浅いといった症状が続くと睡眠不足のため日中の眠気、注意力の欠落、疲労感などなど身体に不調が起こる状態を不眠症といいます。

日本では約5人に1人が何らかの睡眠障害の症状を抱えているといい20代、30代くらいから老化と共に増加、急増します。 

(2) 過眠症 

過眠症は夜しっかり睡眠を取っているにもかかわらず、日中に眠気を感じ起きていられなくなる症状をいい睡眠障害の一種とされています。過眠症には大きく分けて3つのタイプがあります。 

・ナルコレプシー 

世界の1000人または2000人に1人が発症する病気で10代に多くみられるといいます。症状は酷い眠気と居眠りが繰り返されるのですが、居眠りは長くても30分以内だといい、居眠り後は一時的にスッキリとします。

また眠気は笑っていたり怒っている時にも起こり、突然へたり込むように居眠りに入る場合もあります。その他にも、寝入り時の金縛りや夢と現実の混同などの症状もみられるケースがあります。 

・突発性過眠症 

ナルコレプシーよりも少ない病気で発症は10代から20代だといいます。症状は主にナルコレプシーと同様に眠気と居眠りだといいます。

しかし、居眠りの時間は1時間以上と長く寝起きもスッキリリフレッシュはできず眠気が残ります。また普通の夜間睡眠も10時間以上続くこともあるといいます。 

・反復性過眠症 

大変稀な病気で最初の発症は10代がほとんどで男性の頻度が高いといいます。症状は強い眠気が起こる期間が3日から3週間続きますが自然と回復します。

しかし不定間隔で症状がまた起こり繰り返されるようになる病気だといいます。 

(3) SAS(睡眠時無呼吸症候群) 

睡眠中に息が止まる病気で原因はいびきによるといいます。いびきが酷くなると一旦いびきが止まり無呼吸の状態となり再び、いびきをかき始めるといいます。

時には無呼吸の状態が長過ぎてむせるような場合もあるといいます。そしてこの病気の厄介なところは睡眠時に起こるため自覚症状がほとんど無いということでしょう。

ですから周りの家族などが気づいてあげるか、寝起きや普段の状況から判断しなければいけません。

SASでみられる寝起きの症状

・口が乾いている・頭痛がする・スッキリした熟睡感が無い・身体が怠く重い 

SASでみられる普段の症状 

・強い眠気・心身共に怠い・集中力の欠如・疲労感が常にある 

(4) OHS(肥満肺胞低換気症候群) 

睡眠呼吸障害の1つでBMI30以上の著しい肥満による脂肪の圧迫によって肺など呼吸器官の換気が低下する症状をいいます。 

5)気になる場合は専門医で受診を!症状への治療方法とは 

(1)不眠症

非薬物療法と薬物療法があります。非薬物療法は睡眠に関する正しい知識を学び、実行していく睡眠衛生教育や、朝光や就寝時の消灯のように人工的に光を使って生体リズムから整えていく高照度光治療法があります。また薬物療法はベンゾジアゼピン受容体やメラトニン、オレキシンといった睡眠薬を用いて治療していきます。 

(2)過眠症 

現在は過眠症の完治は難しいとされており治療はあくまで症状の緩和を目的として行われる生活習慣の改善が主と言われます。 

(3)SAS 

治療は長期に及ぶため、先ずは自分の重症度を認識する必要があります。またこの病気においては家族や周りの人達の理解も重要になります。

治療法は症状を緩和させる対処療法や根本的にSASを取り除く根治療法の2つがあります。 

(4)OHS 

著しい肥満が原因となっているので減量が必須治療法といえます。その他にも補助換気装置による治療も併用していきます。 

6)日々の生活から改善を!どれだけ寝ても眠い症状への予防習慣とは 

(1) 食生活の改善 

最近は食事によっても睡眠の質が変わることが分かってきています。良い油や食物繊維、タンパク質を意識することで寝つきやノンレム睡眠に影響があるといいます。また身体を温める食材も良いといいます。 

(2) 仕事の見直し 

長時間労働による不眠が原因であれば仕事の仕方を見直したり、仕事自体の見直しを考えることも症状の改善や予防には必要になるかもしれません。 

(3) ストレス発散 

ストレスが溜まることで寝つきが悪くなり、寝不足が続くことで更に症状が悪化してしまう場合もあるので自分なりのストレス発散方法をみつけて実行していくことで予防となります。 

(4) 肩や全身のコリをほぐす 

全身のコリをほぐすことでリラックス出来たり、気持ち的にもリフレッシュして寝つきが良くなる可能性もあります。


   


今回のまとめ 

)この眠気の原因は?どれだけ寝ても眠い場合の5大原因とは 

2)試せる処置はあるの?試してみたい対処方法とは 

3)これは病気の可能性も?病気かどうかの判断基準とは 

4)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは 

5)気になる場合は専門医で受診を!症状への検査・治療方法 

6)日々の生活から改善を!どれだけ寝ても眠い症状への予防習慣とは