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日常生活において動悸や息苦しいを軽く考えていると、心臓疾患など命に関わる病気である可能性があります。

今回の記事では、動悸と息苦しい症状がある場合の原因や症状が出た時の対処方法などについて分かったことを紹介していきます。


   


動悸と息苦しい症状の6大原因!6つの対処方法


1)動悸と息苦しい症状の2つの特徴

(1)動悸は、日常生活で自分の心臓の動いている様子が、自分自身でも意識していないのに心臓が動いていることを感じることができるのが特徴です。

(2)息苦しい症状は、息が切れる・呼吸に違和感などの症状が特徴として見られます。


2)動悸と息苦しい症状の6大原因

(1) 自律神経とホルモンバランス

 動悸と息切れの原因は、自律神経失調症やホルモンのバランスの乱れが考えられます。自律神経とホルモンバランスのどちらが乱れても動悸の原因になり、頭痛、イライラの症状も見られます。

(2) 更年期障害

 更年期障害は、心臓の交感神経と副交感神経の乱れから動悸の原因になるといわれています。

(3) たばこ

 タバコを吸うことで、慢性閉塞性肺疾患を発症すると息切れ・咳・痰などの症状が見られます。

(4) 高血圧

 高血圧の症状を持っている人は、様々な病気の可能性を持っており動悸を発症する人もいます。

(5) PMS(月経前症候群)

 生理前に発症するPMSは症状として、動悸・息切れ・倦怠感など発症する可能性があります。

(6) 妊娠中

 妊娠中は、子宮が大きくなることにより肺などが圧迫され、息苦しさを感じる可能性があります。

 また、妊娠中は血管の量も増えることで、心臓への負担も増えるので動悸の症状が見られます。

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3) 動悸と息苦しい症状が続く場合の9つの病気の可能性

(1) 急性心不全

 心臓の機能の低下により、血圧が下がり全身の血液の流れが悪くなる状態です。

 症状は動悸、呼吸困難、胸の痛み、チアノーゼなどの症状がみられます。

(2) 心筋炎

 心筋に感染症などで炎症が起き、心臓の機能が障害を起こしてしまう状態です。

 症状は発熱など風邪に似た症状から発症し、動悸・胸の痛みが発症するようであれば、症状は進行しているといわれます。

 重症化することにより、息苦しさなどの呼吸困難、意識障害によりショック状態になる可能性があり最悪、心停止により死につながります。

(3) 肥大型心筋症

 心筋が肥大し、心臓が正常に機能しなくなる状態です。症状は動悸、息切れ、胸の痛みがあります。

 ただし、症状を発症しない人もいます。

(4) 拡張型心筋症

 心筋が薄くなり心室の中が拡張することで、心臓が血液を全身に送り出す役割を果たせなくなっている状態です。

 症状は、動悸、息苦しさなどが見られ、進行により夜間発作性呼吸困難などを発症する可能性があります。

 症状が初期の場合、症状が見られない場合が多いので進行してから発見されることが多いです。

(5) 鉄欠乏症貧血

 血中のヘモグロビンの減少により、全身への酸素があまり送られず体の機能が低下する状態です。症状は、酸素を補おうと心拍数が上がり動悸・息切れ・めまいなどが起きます。

 また症状は徐々に進行して現れます

(6) 慢性骨髄性白血病

 血液細胞がガンになることで、白血球が異常増加を起こし体に様々な悪影響を引き起こす状態です。症状は、慢性期と急性期で分かれます。

 急性期の場合、動悸・息切れなどの貧血の症状、鼻血などの出血する症状、関節痛などの全身に現れる症状が発症することがあります。

 慢性期の場合は症状が自覚できることはほとんどありません。

(7) 慢性閉塞性肺疾患

 煙草などの有毒物質を長期間体内に取り込むことにより、気道の炎症などで呼吸器が閉塞する状態です。症状は、呼吸器の閉塞などにより息苦しさや動悸、咳などがあります。

 また、風邪などの感染症により症状が悪化し、重症になることで呼吸不全を起こし日常生活にも支障を与えます。

(8) 心臓神経症

 心臓病の症状が見られるにも関わらず、心臓自体に異常が見られず精神的なものが原因に考えられる状態です。

 症状は、心臓病にも見られる動悸、息切れ、胸の痛みなどが見られます。

(9) 更年期障害

 自律神経失調症と精神症状が互いに影響しあって発症します。症状は、人により差がありますが動悸・耳鳴り・頭痛・不眠などが見られます。


4) 動悸と息苦しい症状を楽にする4つの運動方法

 病院で身体検査をして異常なしであれば、交感神経の緊張が考えられます。血行を良くし交感神経の緊張をほぐす有酸素運動をいくつか紹介していきます。

(1) ウォーキング

(2) ストレッチ

(3) ジョギング

(4) 水泳など

 ただし動機と息苦しい症状が出ている時は、安静にするのが一番で動悸が治まった直後も心臓に負担を掛けるのは良くないので運動はしばらく控えましょう。


5) 動悸と息苦しい症状を楽にする3つのツボ押し

(1) 神門

 手のひらの方の手首の小指側のつけ根にあります。力は痛くない程度に、反対の手の親指で押すことをその時々に応じて繰り返して下さい。

 期待できる効果は動悸に良いとありました。

(2) だん中

 胸の左右の乳首を一直線に結ぶ線の中央にあります。痛くない程度に、手の親指で押すことをその時々に応じて繰り返して下さい。

 期待できる効果は息切れに良いとありました。

(3) 天井

 上腕の外側にあり、肘から3cm上にあります。痛くない程度に、反対側の手の親指で押すことをその時々に応じて繰り返して下さい。

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6) 動機と息苦しい症状への摂取すべき5つの食材

(1) らっきょう

 らっきょうは成分として含まれる硫化アリルが、体内で不足するとストレスになるビタミンB1の吸収を助けてくれます。

(2) シソ油

 シソ油に含まれるα-リノレン酸は、血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞の予防になります。

(3) にんにく

 動悸や息切れを起こす心臓病の原因となる、動脈硬化・高血圧の予防の効果があります。

(4) 卵

 成分として含まれる不飽和酸とレシチンが血中の余分なコレステロールを除去する効果があり、動脈硬化を予防となります。

(5) イチョウ葉エキス

 イチョウの葉のエキスは血液をサラサラにする作用があるので、血管性の病気である心臓病・動脈硬化・高血圧などの薬として欧米で使用されています。


7) その他の動機と息苦しい症状を楽にする3つの方法

 自律神経が整ってないことが原因であれば以下の方法により楽にできる可能性があります。

(1) 安静

 気分を落ち着かせるために、椅子に腰掛けるか横になりましょう。また、動悸が気になり横になる時は、右側を下にすることで心拍を感じにくくなります。

 ゆっくり大きく深くの呼吸を意識して過呼吸にならないようにしましょう。

(2) 入浴法

 入浴は、38~40度で自分が心地よいと思える温度で入浴しましょう。長湯は逆効果なので入浴回数を分けるなど工夫しましょう。

 食後1時間後から就寝1時間前の入浴が、自律神経を整える効果があります。

(3) 睡眠

 睡眠中は最も副交感神経が働きます。ただ、寝る前の状態や睡眠時間により副交感神経はあまり働きません。

 就寝前は間接照明で気分を落ち着かせて、TVなどではなく音楽やアロマなどで心を落ち着けてから眠るようにしましょう。

 また就寝時間も少しずつ早くし、起床時間においても少しずつ早くする早寝早起きの習慣で、体内時計を整えましょう。


8) 動機と息苦しい症状が気になる場合にすべき5つの検査方法

 動悸と息苦しい症状が気になる場合、心臓内科・循環器内科・耳鼻咽喉科などで身体的な病気でないかを検査しましょう。

(1) 問診

(2) 身体診察

(3) 心電図

(4) 血液検査

(5) 画像検査など

 これらの身体検査を行ない、異常が見られなければストレスや精神疾患が考えられるので、精神科や心療内科などを受診しましょう。


9) 動機と息苦しい症状を予防する4つのポイント

(1) アルコールの制限

 アルコール摂取は、血流を良くするのでその分血圧も上がります。血圧が上がることは、心臓に負担が掛かるので摂取量を制限し動悸や息切れを予防しましょう。

(2) 肥満解消

 肥満は内臓の圧迫や体重により少し動くだけでも息切れや動悸が発症すると思います。

 肥満解消により、息切れなどを予防することができるので無理な減量でなく、運動などで健康的に肥満解消しましょう。

(3) リラックス

 リラックスできないと、常に緊張状態でストレスが溜まってしまいます。ストレスの溜め込みは、心臓に負担を掛けて動悸や息苦しさを発症する原因になります。

 ストレス解消のため、リラックスしてストレスを解消しましょう。

(4) 減塩

 塩分の摂り過ぎは、高血圧の原因で心臓に負担が掛かり動悸や息苦しさにつながります。減塩のために、ダシなどで料理の味を整えて塩分の摂り過ぎによる高血圧を予防しましょう。


   


今回のまとめ

1) 動悸は心拍に異常が感じられ、息苦しいは息切れ・呼吸の違和感といった特徴があげられます。

2) 動悸と息苦しい症状の原因は、自律神経とホルモンバランス、更年期障害、たばこ、高血圧、PMS、妊娠中などが考えられます。

3) 動悸と息苦しい症状で考えられる病気は、急性心不全、心筋炎、拡張型心筋症、肥大型心筋症、鉄欠乏症貧血、慢性骨髄性白血病、慢性閉塞性肺疾患、心臓神経症、更年期障害などが考えられます。

4) 動悸と息苦しい症状を楽にする運動は、ウォーキング・ストレッチ・ジョギング・水泳などがあります。

5) 動悸と息苦しい症状を楽にするツボ押しは、新門・だん中・天井などがあります。

6) 動悸と息苦しい症状への摂取すべき食材として、らっきょう・シソ油・にんにく・卵・イチョウ葉エキスなどがあります。

7) その他の動機と息苦しい症状を楽にする方法は、安静・入浴方法・睡眠などがあります。

8) 動悸と息苦しい症状での検査方法として、まず身体的病気の検査のために、心臓内科などにて、問診・身体的診察・心電図・血液検査・画像検査などを行ない、異常が無いようなら、ストレスなどが考えられるので精神科や心療内科を受診しましょう。

9) 動悸と息苦しい症状の予防法として、アルコールの制限・肥満解消・リラックス・減塩などがあります。