女性の容態を聞く男性の医師

動悸・息切れ、最近では健康番組などでも扱われるようになってきました。それだけ、世間一般には注目されている病状と言えるでしょう。

今回は、動悸とは一体どのような症状なのか。また、動悸と併発して起きる頭痛の特徴なども含め紹介してきます。


   


動悸の2つの症状!4つの対策法とは


1)動悸の基礎知識

動悸、辞書でその言葉の意味を調べると、「心臓の脈拍数が上がり、鼓動を打つ感覚を感じる事」と掲載されています。私達の日常生活に於いて、このような場面は多々あるように思います。

例えば「階段の上り降り」「びっくりする」「運動をする」「食べ過ぎ・飲みすぎた時」に感じる場合もあります。一見病気と繋がっているとは思いにくいのが症状の一つ。

ですから、健康診断での検査で、心電図を取ってもらった時に何か異常な鼓動のリズムが無い限りはそれほど心配しなくても良いと言われています。

しかし、一方で、検査で何らかの異常が見つかった場合は、心臓疾患に関わる重病のサインである事が多く、病院での精密な検査が必要になってきます。

また、精神的な不安から来る動悸もあり、生理的な要素も含んでいるので奥が深い症状と言えるでしょう。


2)頭痛と動悸の2つの関係性

一般に、動悸と頭痛は関連性が無いように思われがちですが、実は、密接な関係があります。

(1)不安症状(ストレス)

不安から来る動悸はその代表例です。なんだか漠然とした不安がいつもあり、動悸を引き起こし、それが長時間継続する事で、頭痛を引き起こします。

神経質の方に多い症状と言われています。

(2)環境の変化

また、そのような神経質の方が影響される事として、環境の変化も大きな影響を受けます。

社内での配置換え、転勤、出張などと言った事による人間関係が変化することにより、ストレスを受け、それが、動悸などを引き起こす原因となります。

このように、症状が進むと、動悸や、いらいら、集中力の欠如にも繋がる事があり、日常生活に支障をきたす場合も出てきます。


3)動悸の主な2つの症状

(1)自律神経失調症

最近、特に患者数が増えていると言われている、「自律神経失調症」。心の病気と言われていますが、人間の神経伝達システムが上手に働かなくなるのが原因で、動悸や、目まい、頭痛、精神的な病気を引き起こしてしまいます。

通常、私達の呼吸や、体温調節をつかさどるのが自律神経の役割で、私達が生きていく上で必要な機能や全身の器官をコントロールしてくれている神経です。

日頃、特に意識する事ななく呼吸や瞬き、睡眠などを円滑にしてくれるのですが、神経バランスが崩れる事で、前触れない動悸や、目まいなどを生じることがあります。

(2)更年期障害

また、更年期障害も目まいや頭痛、動悸を引き起こします。更年期は一般的に、40歳から50歳と言われています。

特に女性の方に多いのですが、いわゆる女性ホルモンのバランスが崩れる事により、目まい、頭痛、動悸を引き起こし、重大な病気に繋がる事もあります。

頭をかかえる背中姿の女性


4)動悸への対策として出来る4つの事

様々な原因が絡んでいる、動悸に対して、日頃私達ができる対策は、結局基本的な事しかありません。

(1)食生活の見直し

食生活の見直しは必ず行った方が良いでしょう。ファーストフードの食べ過ぎ、インスタント食品に頼る、お菓子を食べる習慣があるなど一つでも心当たりがある方は、要注意です。

このような方の栄養状態は、やはり身体にとっても好ましくありません。

また、最近話題になっている「トランス脂肪酸」も多く使われておりそれが神経組織に悪影響を与える事も分かってきています。

テレビのコマーシャルなどで、ふんだんに取り扱われていますので、どうしても食べたくなってしまいます。

(2)アルコール・タバコの減量

ですが、ちょっとした栄養の知識を知りながら改善に努めると良いでしょう。また、お酒や、タバコなどの嗜好品を取ることも控えるか止めた方が良いでしょう。特にタバコは百害あって一利なしと言われていますね。

(3)精神的ケア

さて、次に良いとされているのは、精神的なケアです。特に良いとされているのは下記です。趣味を持つ、近所を散歩する、植物を育てるなど身近に出来る趣味でも良いですし、釣りや旅行と言ったちょっとした遠出を伴う趣味でも良いです。

日頃の生活に、刺激を与える意味でもとっても良いとされています。何を始めて良いのか分からないと言う方は、自分の子供時代を思い出してみると良いかもしれません。

あんな事が好きだった、こんな事をしたかった、大人になってから出来る趣味を思い出すきっかけになるでしょう。

また、そのような事を考えるだけでも、ワクワクして脳に良い刺激を与えてくれます。

(4)睡眠の改善

また、日頃の睡眠時間を見直してみましょう。何時間寝ているのか、寝るタイミング、寝る前にどんな事をしているか。

など睡眠の質を見直し、改善する事で精神的な安定を得られます。


   


今回のまとめ

1)動悸と一言言っても、幅広く、大きな病気のサインかもしれません。

2)頭痛と動悸は密接な繋がりがあります。

3)更年期障害、自律神経失調症にも注目してみる。

4)結局は基本的な生活習慣の見直しから。趣味を持つ事も有効です。