医者のカルテに指を指して話す男性

「眼精疲労」という言葉。最近では、薬品会社のテレビコマーシャルでもよく聞くようになりました。それだけ、この病気に悩んでいる方が増えていることの裏返しではないでしょうか。

そもそも眼精疲労とはどんな症状の事でしょうか、詳しくお伝えしていきます。


   


眼精疲労と頭痛の2大原因!3つの対処法とは


1)「眼疲労」と「眼精疲労」の違いとは

眼疲労と、眼精疲労をよく混同してしまう方も多いようです。ここでは、簡単に、この2つの違いを紹介していきます。

(1)眼疲労

眼疲労とは、少しの間目が疲れる状態。具体的には、2,3日程、目が疲れたりする感じがする状態です。

ですから、特に、大きな病気と言う訳ではなく、一時的な症状ですので、一晩ほど経てば軽減されてきますので、日常生活には支障をきたしません。

(2)眼精疲労

これは、ちょっと要注意な病気です。1週間程経過しても、なんだか目が重い、充血があるなどの症状が続いているのであれば、眼精疲労になっている可能性が大きいようです。

ですから、症状によっては、失明にも繋がりかねない症状も隠されていますので、眼科医を受診されることをお勧めします。


2)主な発症の2つの原因とは

ここからは、眼精疲労の具体的な原因について紹介していきましょう。

(1)目の酷使

代表的な発症原因として言われているのは、デスクワークやスマートフォンなどの多用により、目が常に「酷使」されている状態です。

やはり、最近では、眼精疲労も低年齢化していると言われていますが、だれでも気軽に情報を得られる時代になった半面、私達の目はその分、画面を見ることにさらされています。

中には、枕元に、スマートフォンをもって寝る直前まで、チャットやゲームに熱中、まさに、目は以前とは比較にならないほど、働いています。

このような時に、実際に目の周辺の筋肉は緊張なさらされる機会が多くなり、このような状態が継続する事で、肩こり、頭痛、目の充血になり、慢性的な眼精疲労になってしまいます。

(2)精神的なストレス

そして、次に原因として言われているのが、「精神的なストレス」です。一見、関係の内容に思えますが、実は、眼精疲労とストレスは関係が深いようです。

ストレスが継続すると、やはり、身体の緊張状態が続き、筋肉も硬直状態が続き、目の周辺の筋肉も影響を受けることで、眼精疲労につながります。

ストレスは、他の病気も引き起こすこともあります。いかにして、ストレスと上手に付き合うかも、眼精疲労を無くすポイントとなります。

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3)眼精疲労から発展する3分野の病気

眼精疲労を放置しておくと、様々な病気に発展すると言われています。いくつか、代表的な病名を上げながら、見ていく事にしましょう。

(1)近視、遠視、老眼

これらの促進につながります。目の筋肉を酷使することで、物を見ようする時に、目の調節機能の働きをする筋肉が、段々弱まってきます。

年齢的には、早い方ですと、40代半ばから、遠くの物が見えにくい、近くが見えにくい、ぼやけるなどの症状が出てきます。

目を細めたりするようになると、もう、その時点で、病状が発症しています。

(2)ドライアイ

次に、ドライアイと言われる症状です。眼球の表面が乾燥する病気です。

デスクワーク中心の仕事をされている方がなりやすいのですが、原因は、瞬きの回数が少なくなる事で、目が乾いてしまう事です。

パソコンの画面を凝視してしまい、無意識のうちに、瞬きをしなくなっている、自分では気が付かない内に、目にとって良くないことをしてしまっているのです。

(3)緑内障や白内障

緑内障は、目の中の「網膜」と言われるレンズが、なんらかの原因で、障害を受けて、その結果、視野が極端に狭くなってくる病気です。

進行すると、失明にも繋がりかねないとまで言われています。

一方、白内障は、レンズが曇ってくる病気です。視力が低下し、手術をしないと治らないと言われています。


4)眼精疲労と頭痛の関係とは

特に、眼精疲労で気をつけたい症状の一つとして、頭痛を併発すると言うことも忘れてはなりません。

その原因の一つとして、考えられるのが、やはり、筋肉の緊張から引き起こされる、肩こりなどが原因であると言われています。

実際に、肩こりは頭痛の原因として取り上げられますが、目も筋肉を酷使する器官ですので、肩こりとは無関係ではありません。

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5)眼精疲労の注意すべき症状

まずは、目以外の身体の病気が原因で、発症原因となります。

例えば、インフルエンザ、風邪、更年期障害、自立心神経失調症、などこのような、目には一見関係ないような病気が原因で、眼精疲労につながると言われています。

特に、更年期障害の方は、眼精疲労を訴える方が多いようです。やはり、年齢手にも、重なる事が大きな要因であると言われています。

インフルエンザや、風邪も眼精疲労につながると聞くと、関係ないように感じますが、この期間、身体が乾燥しやすく、目も例外ではありません。

ようするに、水分不足になることで、ドライアイを引き起こしやすい状態に身体がなっています。


6)眼精疲労の3つの対策

まずは、眼科医を受診されることをお勧めしますが、ご自身で出来る方法を紹介します。

(1)ビタミンB

一つ目は、目薬をさすこと。特に、ビタミンBが配合された目薬が有効であると言われています。

また、レモンなどの柑橘類を積極的に取るのも良いでしょう。

代表的な果物は「ブルーベリー」です。目に良い栄養素がふんだんに含まれています。

(2)温める

また、目を温めることを意識しましょう。デスクワークが続く方は、一時間に一回5分程度、温めたタオルを目の上に充てることで、周囲の筋肉の緊張がほぐれます。

これだけでも、一日終わった時に違いが出てきます。また、自宅でお仕事をされている方は、湯のみのお茶を入れて、その湯気を目に充てるのも良いと言われています。

(3)カテキン

また、緑茶のカテキンが、リラックス効果を生み、緊張がほぐれる効果があります。簡単にできる対策ですので、是非、お試しされると良いのではないでしょうか。


   


今回のまとめ

1)眼精疲労と眼疲労は違います。その認識をまず持ちましょう。

2)発症原因は、緊張からくるものが殆どです。頭痛の原因にもなりかねません。

3)重大な病気にも関係があります。放置せずに、眼科医を受診しましょう。

4)簡単にできる対策を日頃からしてみましょう。