シニア男性に伝える男性の医者

「自殺頭痛」と言う言葉をご存知でしょうか。数ある頭痛の種類の中でも、最も痛みが激しいとも言われています。

症例は珍しいですが、やっかいな頭痛です。今回は自殺頭痛=群発性頭痛について、2つの原因と解消法をお伝えします。


   


群発頭痛の2つの原因!5つの予防習慣とは


1)群発頭痛の7つの特徴

群発地震のように、連続して頭痛が起こることから、この名前が付けられました。特徴は下記の7つです。

(1)1度痛みが表れると、毎日のように起こる 

(2)そして、その痛みは夜中から朝方にかけて表れやすく、ほぼ同じ時間帯で発生する 

(3)とにかく激しい痛みの頭痛  

(4)この強烈な痛みが1~2ヶ月続く「群発期」があり、半年から3年経過しても同じような症状が表れる  

(5)この頭痛は男性に多く、女性の3~7倍とも言われる  

(6)特に働き盛りの20~40代の男性に多く見られ、約1000人に1人の割合で発症している  

(7)痛みの他に、眼の充血、涙、鼻水などが伴うのも特徴 


2)群発頭痛の2つの原因  

原因の詳細は未だ解明されていない部分もあるのですが、頭の血管の拡張が関係していると言われます  。  

(1)血管の拡張

血管の拡張と聞くと、女性に多い偏頭痛と同じのではないかと考えられますが、違います。偏頭痛と大きく違う点は、その場所です。   

群発性頭痛は、「目がえぐられるような痛み」「きりで刺されるような痛み」と表現されます。群発性頭痛の原因の場所は「目の後ろの血管です。   

この血管が、拡張して炎症を起こすため、目の奥が痛むと考えられています。   そして、先ほど特徴で挙げた⑦番。に注目。頭痛の特長なのに、目の症状が伴っていたのはここに理由があります。  

(2)アルコール 

先ほど申し上げた、「群発期」にアルコールを飲むとほぼ100%の確立で痛みが発生すると言われていますどんなお酒好きの方でも、この時期はアルコールを避けると言われています。

その他の、誘因はタバコ、季節の変わり目なども挙げられています。


3)群発頭痛の3つの予兆 

(1)予兆   

群発性頭痛は、遺伝子要因も関与されていると言われます。それは、群発性頭痛の症状がある人の約5%に、家族に同様の症状があるからです。しかし、どの男性の方にも、発症する可能性は十分あります。予兆のサインとして挙げられているのは、   

・寝つきが悪い   

・夜に目が覚める    

・額が赤らんでくる  

 などが挙げられています。

(2)予防   

群発性頭痛の原因は、そもそもストレスや疲労の蓄積による、自律神経の乱れが引き起こしているとも言われています。ので、その自律神経を乱す行動によって、頭痛が誘発される場合があります。   

・アルコール

・タバコ

・昼寝

・睡眠不足

・気圧の変化

などです。  

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4)群発頭痛の予防 

女性の偏頭痛と同じく、自律神経が大きく関係してきます。今のうちから、できる予防策を実行してみましょう。   

(1)アルコールとタバコを控える   

(2)チョコレート、ココア、ピクルス、ピーナッツバター、チーズ、加工肉を控える   

(3)深夜のテレビ、パソコンを控える   

(4)夜更かしを避ける   

(5)有酸素運度を習慣にする  

様々なストレス背景が重なり、最終的に頭痛を引き起こしています。現代社会において、ストレスを避ける事は不可避です。

いかに、ご自分の生活の中で、ストレスをうまくコントロールしていくかが重要と考えます。

頭痛だけでなく、様々な病気の引き金となってきますので、しっかりコントロールしていく事が必要です。 


5)万が一、群発頭痛と思われる症状が出たとき 

群発性頭痛がなぜ起きるのか。そのメカニズムは不明な部分が多いため、現在完全に治す治療は難しいとされています。

しかし、誰しもが群発性頭痛を発症させてしまう、可能性を持っていますもし、似たような症状が出た際の対処法、治療法をご紹介します。  

(1)酸素吸入治療    

もし群発性頭痛と思われる症状が出てしまったら、まず「早い段階での酸素吸入」こちらが効果的です。酸素を吸うと、頭部の動脈が収縮して痛みを和らげてくれます。

具体的には、「純度100%の酸素を毎分7リットル、約10~15分」が目安です。

携帯用の酸素缶も市販されていますが、市販の酸素缶はおよそ、1本に5分間分です。1本では不十分なので、頻度、状況に応じて対処していください  

(2)薬物療法    

薬による治療も、効果的になってきています。主に「血管収縮作用」があるものが使われます。

例えば「カフェルゴッド」「クリアミンA」などですが、発作が起こってからでは効果が乏しいので、頭痛が出そうな1時間くらい前の摂取が理想的です。    

現在は、群発性頭痛にかなり効果的な薬はたくさん出ています。しかしながら、市販薬ではほぼないので、きちんとお医者さんの診察を受けてから、処方してもらいましょう。 


   


今回のまとめ

1)群発頭痛とは 

2)群発頭痛の原因 

3)群発頭痛の予兆と予防 

4)万が一、群発頭痛と思われる症状が出たとき時は