鼻の中に痛みのある女性

みなさん、鼻の中が痛いなどの症状で悩んだりしていませんか。鼻の中は敏感な部位でもあります。もしや病気の初期症状かもしれません。

今回は、鼻の中が痛い原因・症状・病気の可能性・対処方法をご紹介したいと思います。


   


鼻の中が痛い5大原因!病気の可能性と対処方法とは


1) 鼻の中が痛い場合の6大症状とは

(1) 鼻水

鼻水が水滴のような場合と膿が混じった鼻水や粘着質な鼻水が出て止まらないことがあります。血が混じることもあります。

(2) 臭い

鼻水に混じり強い臭いを放つことがあります。鼻水が出ていなくても、強い臭いを放つ場合もあります。

(3) 口臭

鼻と口はつながっていますので、強い口臭を放つことがあります。

(4) 頭痛

鼻の奥の痛みと共に頭痛が生じることがあります。自己判断で薬などの服用はやめましょう。

(5) 頬の骨の痛み

鼻の奥の痛みから、頬などの痛みが出ることがあります。顔全体が痛むこともあります。「ほっとけば治るだろ」と放置せず受診することをお勧めします。何科にかかればいいのかは、これから順番に説明していきます。

(6) 鼻詰まり

鼻が詰まることなどにより、痛みが生じることがあります。いろいろな病気の症状にも当てはまる症状でもあります。

2) 鼻の中が痛い5大原因

(1) 花粉や汚れた空気

花粉の時期になると鼻水が出たり鼻が詰まったりなどするせいで鼻をかみすぎたり、痒くなりかきすぎたり、くしゃみが出すぎたりするなどで、鼻の中が痛くなることがあります。

また刺激の強い汚れた空気を吸い込むことによって鼻の中に痛みを生じることがあります。

(2) 感染

空気中には、たくさんの細菌やウィルスが存在しています。私たちは、空気を取り入れて細菌などが体内に入っても免疫によって多少の細菌などは死滅させることができます。

しかし、免疫力などが低下したりすると、細菌やウィルスに感染し鼻の中や体の中と数々の感染症を引き起こします。鼻の中が痛い原因は、感染によることもあります。

(3)外傷的原因

用語がないので言葉が汚くなります。鼻くそがたまり取ろうとした際、指を入れすぎたりしたことにより痛みが生じることがあります。

また鼻毛の手入れをしてる際、ピンセットなど入れすぎたりしたのが原因で鼻腔内に傷ができ痛みが生じることがあります。

(4)「できもの」

鼻の中や奥に、腫瘍ができてしまっている場合があります。良性と悪性がありますが、小さいうちなどに気づかない場合が多いですが、腫瘍ができることによって鼻の中や奥に痛みを生じることがあります。

小さいうちに気づく場合もありますが、大丈夫と自己判断せず痛みが出てもすぐ治まるだろうと決めずに、受診して検査を受けましょう。ニキビやできものも原因としてあげられます。

(5)病的原因

病気が原因で鼻の中が痛くなることが症状としてあります。鼻の中の痛みも立派な症状ですので、時間がある方は受診をお勧めします。

Doctors meeting

3) 鼻の中が痛い症状への6つの対処方法

(1) マスク

空気汚染など問題として取り上げられていますが、受診する前などにできる対処法としてマスク着用をしましょう。花粉などの時期などにも効果あります。

そして、鼻腔内の乾燥などの防止にもつながりますし、感染予防にもなりますので着用をお勧めします。また女性などメイクが落ちるなどで着用に困る方もいると思いますが、最近ではマスク着用時のメイク方法なども紹介され取り上げられています。

(2) 鼻洗浄

鼻うがいとも呼ばれている方法です。人肌のお湯に1グラムの塩を入れ食塩水を作り、そのお湯を鼻から吸い口から出すという方法です。最初はなれず、違和感を感じたりしますが一時的な対処法としてご紹介いたします。

ですが、やりすぎないように注意してください。粘膜なども一緒に出てしまう為。ですが、鼻詰まりや痛み軽減などには効果的です。

(3) 保温

鼻の中が痛くなった場合、温かい蒸しタオルなどで鼻の骨がある部分を温めてみましょう。病的な要素があったとしても、鼻詰まりや痛みが血行がよくなり軽減されます。

朝方や夜中など病院が開いてない時間などに痛みが出た際に一時的な対処として行いましょう。その後病院など受診しましょう。

(4) 市販薬

鼻の奥が痛いけど、なかなか病院に行く時間が作れない方など一時的な対処法として、痛み止めを服用しましょう。市販薬でも病院で処方される薬があるので、安心ですが胃に負担がかかるので、胃薬と一緒に飲むことにしましょう。

胃薬がない場合は、食事をして牛乳など胃の粘膜を保護する物と一緒に服用しましょう。そして必ず受診しましょう。

(5) 受診

専門の病院「耳鼻咽喉科など」へ受診するようにしましょう。早期発見早期治療は、わかると思いますが一番大切なことです。

また、どの病院に受診したらいいかわからない場合は、総合病院などに事前に電話相談などすることをお勧めします。わかり次第、受診予約も取れたりするので流れよく受診できるでしょう。

(6) 安楽位

頭痛が原因で鼻の中や奥が痛くなることがあります。頭痛がひどいようでしたら、安楽位という横向きなり吐き気や嘔吐があっても大丈夫な体位にて様子を見ましょう。

軽減されたりしたら、受診することをお勧めします。脳神経外科や夜間の場合は緊急外来をお勧めします。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

4) 鼻の中の痛みが続く場合に考えられる6種類の病気

(1) 風邪

風邪の症状などで痛みを生じることがあります。細菌やウィルスに感染し炎症による痛みなども含まれます。鼻水が緑色や黄色でドロドロしたようでしたら、早めに小さい診療所やかかりつけの病院へ受診しましょう。

(2) ヘルペス

ヘルペスウィルスに感染していても発症しないことがありますが、免疫力の低下などによって発症します。唇にできることもありますが、鼻の中の痛みから水泡ができることがあります。発赤のように口や鼻の周りが赤くなり痛みが出てきた場合、早めに受診しましょう。

(3) 花粉症

花粉症の症状による鼻水やクシャミなどで、鼻をかみすぎたりクシャミのしすぎによって痛みが生じることがあります。

花粉の時期は辛いですが、服薬をして、外出の際はマスクを着用したりして過ごしましょう。耳鼻科へ受診することお勧めします。

(4) 蓄膿症

風邪が悪化したり、慢性鼻炎の方がなりやすい病気です。鼻の奥には空洞があり、そこに膿が溜まることによって発症します。

症状は鼻の中や奥の痛みや黄色っぽい鼻水、そして悪臭を放ちます。耳鼻科へ受診し適切な治療を受けましょう。

(5) 顎関節症

口が開けずらくなり、顎や頬が慢性的に痛くなる病気です。年々、女性に多くなっている病気でもあります。重度になれば、痛くて食事もできなくなることがあります。その中で鼻の奥の痛みなども症状としてあるので、当てはまった方は歯科へ受診することをお勧めします。

(6) 脳梗塞

脳の血管が詰まることによって、脳の組織などが壊死したりする病気です。それによって、身体に様々な神経障害などを起こし、場合によっては詰まった血管が破裂し出血するなど命に関わる危険な病気でもあります。

鼻の中や奥、その他「痺れ、強い頭痛、身体の痺れ」などの症状が現れることがあります。早めに総合病院や大きい病院に受診し検査や治療を受けましょう。

患者に問診を行う医者

5) 症状が気になる場合にすべき検査方法とは

(1) 血液検査

健康診断でも行われる検査です。アレルギー検査とも言われている検査方法で、花粉症などの症状が出ている方が、どの植物から出る花粉なのかわかります。また、細菌やウィルスなどの感染によって引き起こされる炎症反応がわかる検査です。診療所や総合病院などでも受けることができます。

(2)X線撮影

X線撮影することにより、鼻腔内の形状や膿がたまってないかなど調べることができます。また、頬の骨の痛みでも歯科などで検査され骨の形状見て診断されます。微量ですが被ばくする為、妊婦などは事前に説明することをお勧めします。診療所などでも検査できますが、耳鼻科や歯科、また総合病院に受診することをお勧めします。

(3)CT検査

鼻腔内の状態や骨の形状などがわかります。脳血管障害の病気などが疑われた場合などにも行われます。X線にて頭部を撮影し、撮影した画像を輪切りにして、処理された画像を見て病変箇所などを特定していきます。

造影剤など注入することにより脳血管障害なども特定できるようになります。円状の検査機の中に入る為、閉所恐怖症の方は事前に説明し対応してもらうことをお勧めします。総合病院を受診することをお勧めします。

(4) MRI検査

CT検査よりMRI検査をするとこが多いです。鼻腔内からの鼻の中の痛みや脳血管障害などが疑われた場合に行われます。鮮明な画像処理により、いろんな角度から検査箇所を見ることができる検査です。

病変や病気がはっきりと映し出される為、医師も診断しやすい検査です。X線検査とは違い、微量の被ばくもなく安心ですが、固定され狭い円状の空間に入る為閉所恐怖症の方は説明することをお勧めします。

強力な磁石などが使用されている為、事前説明にてネックレスや装飾品など外してくださいなどがあります。浴衣のような検査着に着替える為、検査中寒く感じることがあります。総合病院を受診することをお勧めします。

(5) 内視鏡

鼻の中や奥が痛いなど上記の症状で、長細い管を鼻から入れ鼻腔内を画像に映し出しながら様子を見ていくという検査方法があります。

違和感は感じますが痛みはなく早く終わります。鼻腔内に膿が溜まってないかのど見られ、膿があることが確認されたり膿の状態がわかります。耳鼻科などで簡単に検査できます。

(6) 鼻腔粘膜採取

問診にてウィルス性のものと疑われた場合に行われます。綿棒のようなものを鼻の中に入れ、粘膜をつけ検査する方法です。

くすぐったく感じますが、問診のその場でできる検査です。診療所や耳鼻科、総合病院でも行われる簡単な検査です。

6) 症状が続く場合にすべき治療方法とは

(1) 薬物療法

症状に合わせた薬が処方されます。その薬を服用し様子をみる治療方法です。静養と医師が大丈夫と判断されるまでは、定期的に通院することになります。

花粉などにはアレルギーの薬、感染には抗生物質、脳梗塞には血液の流れをよくする薬と症状に合わせ複数の薬を服用することもあります。副作用など出た場合はすぐに受診し医師と相談して調整してもらうようにしましょう。

(2) 吸入治療

抗生物質など霧状の煙を吸入することによって、鼻腔内の炎症などを抑える治療です。耳鼻科や診療所などでも治療してもらえます。小さい機械から出る煙を吸入するだけなので、苦しくありません。

(3) 手術

鼻の中や奥の痛みから検査をして蓄膿症と診断された場合に行われます。膿の量や状態にもよりますが、内視鏡を使いながら行う手術が行われます。

局部麻酔や全身麻酔をしますので痛みはなく状態にもよりますが短時間で終わったり、日帰りでできる場合もあります。脳梗塞ではバイパス術という、詰まった血管とは別のルートを人工血管にて作り血流をよくする術式など、出血がある場合などは、血腫を取り除く術式などがあります。医師や家族と相談し決断しましょう。

(4) 顎関節可動訓練

顎やこめかみの痛みで口が開けずらい方に歯科医師の指導の元行います。ゆっくり口を開けていき、痛みが出始めたところで口を開いたまま5~10秒止め、それを3~5セット繰り返すという訓練です。

徐々に口が開けやすくなって行くという効果があります。自宅でもできますが、無理はせずに行いましょう。

(5) 顎関節矯正

マウスピースのような矯正器具をして矯正する治療法です。歯科医の判断にて行われます。定期的に受診しますが痛みなど軽減されます。

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7) 鼻の中の痛みへ未然にできる予防ポイント

(1) 風邪予防

風邪っぽいからと市販薬で抑えたりして過ごしたりせず、悪化する前に受診して適切な治療をしましょう。悪化することにより鼻の症状の痛みなどに進行することがあるため気をつけましょう。

(2) マスク着用

対策にも書かしていただきましたが、マスク着用も予防になります。細菌や花粉などの侵入を100%は保証できませんが防ぐことができます。

(3) 加湿

乾燥は鼻の粘膜にも肌にも悪影響なため、乾燥には気をつけましょう。加湿器で室内の湿度を保ったりするようにしましょう。

(4) 規則的な食事

免疫力を高める食材を摂取して、風邪などやその他病気を予防しましょう。鼻や免疫力を高める「大豆製品やにんにく」など効果的です。食生活に気をつけることも大切です。

(5) 鼻を強くいじらないようにする

医学的表現がない為上記のように汚い表現になります。鼻くそや鼻毛を抜いたりする際に傷つくことがあるので、強く取ろうと指を入れすぎたりピンセットで強く抜くことに気をつけましょう。その傷から細菌などが入り感染し炎症する可能性がある為気をつけましょう。

(6) 禁煙や本数を減らす

タバコは頭痛の原因や血管を細くする原因になります。なかなか止めるのは難しいですが、本数を減らすなどしたり、禁煙外来など保険適応にて禁煙をしたりしましょう。


   


今回のまとめ

1) 鼻の中が痛い場合の6大症状とは

2) 鼻の中が痛い5大原因

3) 鼻の中が痛い症状への6つの対処方法

4) 鼻の中の痛みが続く場合に考えられる6種類の病気

5) 症状が気になる場合にすべき検査方法とは

6) 症状が続く場合にすべき治療方法とは

7) 鼻の中の痛みへ未然にできる予防ポイント