病院で問診を行っている女医

鼻と喉の間が痛いのは、様々な原因や生活スタイルが要因となって起きます。一般的に細菌やウイルスによる炎症やアレルギーの反応によっても痛みが起きてきますが私生活の悪さでも引き起こされます。下記の項目から鼻と喉の奥が痛いについて紹介していきます。


   


要注意!鼻と喉の間が痛い場合の4大原因と病気とは?


1)何が原因なの?考えられる4大原因とは

鼻と喉の間の場所のことを上咽頭といい、ここが炎症すると喉や頭が痛くなったり鼻水が普段より多く出ます。また、体調不良により倦怠感も現れます。

(1)細菌やウイルスの感染

上咽頭の部分に細菌やウイルスが感染し繁殖することで炎症し痛みや不快感が出ます。

(2)アレルギー

何らかのアレルギーをお持ちの方は、アレルギー反応が上咽頭に出てしまい様々な症状となって現れます。

(3)鼻水が喉の方へと落ちる

鼻水は1日あたり1リットル出ているといわれていますが、鼻の中の構造上の悪さや鼻水の量が普通の人よりも多いと鼻水が喉のほうへ流れていきます。鼻水の中には、細菌や花粉など炎症を引き起こす物質が含まれているので上咽頭に鼻水が付けば何らかの症状が出る原因になります。

(4)副鼻腔炎によるもの

副鼻腔炎を起こすと鼻水の中に膿が混ざることがあります。膿が混ざった鼻水が上咽頭の方へ流れるとそこで炎症してしまうことがあります。また、副鼻腔は上咽頭に近い場所にあるので副鼻腔に痛みがあると上咽頭にも痛みを感じてしまうということがあります。

2)試せる応急処置とは?症状への対処方法とは

(1)鼻うがい

薬局で売られている鼻うがい薬は細菌や花粉などが原因で溜まった鼻水を流し、鼻の中をキレイにすることが出来ます。また、自ら生理食塩水を作って鼻うがいすることも可能です。

(2)喉のうがい

殺菌作用のあるうがい薬を使ってうがいをすることで上咽頭の炎症を鎮めることが出来るかもしれません。

※上記の処方はあくまでも対処方法となります。違和感が続く場合は、速やかに専門医へ相談をしましょう。

3)病気の可能性は?病気かどうかのチェックと判断基準とは

(1)慢性的に続く上咽頭の違和感

単発的な違和感なら、そんなに心配することはありませんが慢性的に上咽頭に痛みや違和感が続く場合は病院受診をおすすめします。

(2)鼻水が止まらない

鼻水が止まらない場合は、細菌の感染かアレルギーによる炎症が起きているので気になる方は一度診てもらった方が良いでしょう。

doctor giving pills to woman at hospital

4)症状が続く場合は注意!可能性のある3種類の病気とは

(1)上咽頭炎

上咽頭炎とは、主に細菌またはウイルス、アレルギー反応によって上咽頭が炎症してしまう病気のことです。細菌やウイルスの感染の場合は、発熱など風邪に似た症状が出ます。また、アレルギーによる場合は上咽頭の部分にイガイガした感じの違和感や痛みが出ることがあります。

(2)後鼻漏

後鼻漏は、細菌やアレルギー反応によって出来た鼻水が喉の方へ垂れてくることをいいます。本来、鼻水は、鼻の穴の方に前へ流れていきますが、鼻水の量が異常に多かったり、鼻腔内の形が悪いと喉の方へと出ていってしまいます。

(3)副鼻腔炎

副鼻腔炎は副鼻腔に細菌やアレルギーが原因で炎症してしまう病気です。急性の場合は、抗生物質を服用するなどして時間と共に完治しやすいですが、慢性のものは、根治が必要で副鼻腔内に膿が溜まって不快な思いをします。あまりにも症状が続く場合は手術が必要となるでしょう。

5)専門家での検査を!症状が気になる場合へ試したい検査・治療方法

(1)検査方法

診察するにあたって、まず耳鼻咽喉科を受診することになります。問診から始まり、鼻と喉を目視で診てから鼻から内視鏡を入れて鼻腔内及び咽頭まで幅広く診察します。またアレルギーが疑われる場合は、採血をして抗体があるか調べます。

(2)治療方法

上咽頭炎、後鼻漏、副鼻腔炎が細菌の原因によるものの場合は、抗生物質を服用して1週間ほど様子みて完治すれば治療は終わりです。副鼻腔炎で慢性化し抗生物質で治らないものは内視鏡による手術を行います。アレルギー性のものは、抗アレルギー薬の服用や吸入、アレルギー物質を身体に入れないことで対処していきます。

6)生活習慣から改善を!鼻と喉の間が痛い症状への予防習慣とは

(1)鼻呼吸

呼吸を口呼吸でするクセがある方は、空気中の細菌やウイルスが直接入ってきます。したがって喉が炎症しやすくなってしまいます。鼻で呼吸をする様にすれば空気中の細菌やウイルスは侵入しにくいため喉を痛めることが少なくなるでしょう。また、鼻呼吸は喉の乾燥を防いでくれるので良い呼吸法です。

(2)マスク

外出先でのマスクの着用で喉の乾燥を防止出来ることや他人から感染の予防にもつながります。

(3)部屋の湿度

湿度が低いと細菌やウイルスが繁殖しやすい環境になります。加湿器を使い部屋の湿度を60%以上目安にすることで細菌やウイルスの繁殖力が損なわれるため加湿器の使用をおすすめします。


   


今回のまとめ

1)何が原因なの?考えられる4大原因とは

2)試せる応急処置とは?症状への対処方法とは

3)病気の可能性は?病気かどうかのチェックと判断基準とは

4)症状が続く場合は注意!可能性のある3種類の病気とは

5)専門家での検査を!症状が気になる場合へ試したい検査・治療方法

6)生活習慣から改善を!鼻と喉の間が痛い症状への予防習慣とは