頭痛の主婦

子供の頃は80%が口呼吸ですが、成長するにつれてだんだんと鼻呼吸に切り替わってきます。ただ、大人になっても鼻呼吸ができない、または苦手という人もいます。今回は鼻呼吸が苦しい原因・病気・治療・予防法についてお伝えします。 


 


鼻呼吸が苦しい?気になる原因と3種類の病気の可能性とは


1)どんな症状が現れる?鼻呼吸が苦しい場合の代表的症状 

(1)鼻がつまる 

(2)口内が乾く 

(3)いびきがひどくなる 

(4)喉が痛くなる 

(5)口臭がひどくなる 

(6)風邪をひきやすくなる 

(7)虫歯や歯周病になる 

(8)出っ歯になる 

2)考えられる原因とは?鼻呼吸が苦しい場合の3大原因 

(1)鼻づまり 

アレルギー性鼻炎や花粉症などによる鼻づまり、または、アレルギー反応による鼻の内部の腫れによって、空気の通り道が狭くなり鼻呼吸が困難になるケースです。 

(2)鼻腔がせまい 

器質的な問題です。もともと生まれつき鼻の通り道が狭い人が一定の割合で存在します。アレルギー性鼻炎や花粉症でもないのに、鼻呼吸が苦しい人はこれを疑います。 

(3)鼻の疾患 

副鼻腔炎や蓄膿症、鼻中隔湾曲症、アレルギー性鼻炎などの疾患により、鼻呼吸が苦しくなるケースです。 

3)試せる処置はある?症状への対処方法とは 

(1)テーピング 

薬局などでも販売していますが、テープなどで鼻腔を広げることにより気道を確保して、鼻呼吸が楽にできるようにします。 

(2)筋トレ 

食べ物をよく噛むなどして、口の周りの筋肉を鍛えることで鼻呼吸が楽になる場合があります。表情筋を使うことで血液の循環を良くし、炎症状態の早期回復を目指します。 

(3)市販薬 

鼻水を止めたり、炎症を抑える薬が薬局で手に入ります。どうしてもつらい場合は薬に頼るのも一つの手段です。 

(4)運動 

軽い運動を行なうと鼻水を抑えることができます。 

(5)ツボ 

小鼻の左右の少しくぼんだ場所に「迎香」と言うツボがあります。小さいつぼなので、両手の小指の先で痛くない程度に刺激すると効果的です。 

(6)温める 

お風呂で体だけでなく、鼻周りや首を温めると効果的です。 

(7)アロマ 

ミント系の精油の香りをかぐと、スッキリして鼻が通ってきます。 

Doctor checking medical records with his assistant

4)症状が続く場合は注意!可能性のある3種類の病気とは 

(1)副鼻腔炎 

細菌やウィルスなどに感染したり、慢性的なアレルギー性鼻炎から移行して、副鼻腔の粘膜に炎症が起こる病気です。 鼻づまり、黄色くて臭い鼻水がでる、咳、臭いがわからないなどの症状が表れます。症状の期間によって急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎とに分けられます。 

(2)アレルギー性鼻炎 

鼻に入ってきたホコリや花粉などの異物(抗原)に対して鼻の粘膜が過剰に反応してしまう疾患で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが主な症状です。季節性のものと通年性のものがあります。 

(3)鼻中隔彎曲症 

鼻腔を左右に分けている鼻中隔は誰でも曲がっているものなのですが、その曲がり方が極端な場合に、鼻づまり、いびき、臭いがわからないなどの症状が表れます。 

5)治まらない場合は専門家へ!試したい検査方法とは

鼻呼吸が苦しい場合は一般的にまずは耳鼻咽喉科を受診します。 

(1)視診 

鼻粘膜の腫れや鼻汁の量、鼻中隔の彎曲度合い、ポリープの有無などを調べます。3割負担で850円ほどです。 

(2)レントゲン 

副鼻腔炎の診断をします。3割負担で700円ほどです。 

(3)CT検査 

副鼻腔炎の場所やその程度、鼻中隔湾曲症など、鼻の内部を詳しく調べます。3割負担で3500円~4500円ほどです。 

(4)血液検査 

アレルギー性鼻炎の診断を行ないます。また抗原(花粉やハウスダストなど)を特定します。3割負担で2,000円前後です。 

(5)ファイバースコープ 

鼻の奥がどうなっているかを画像から判断します。3割負担で1800円ほどです。 

6)日常生活から改善を!鼻呼吸が苦しい症状への予防習慣とは

(1)食習慣 

ピーマンやみかんなどの柑橘類、ブロッコリーなどのビタミンCをたくさん含む食品を摂ったり、ねぎをたくさん入れた味噌汁を飲んだりすると効果的です。  また、紅茶やココアに生姜を入れて飲むのも体を温めてくれるのでおススメです。鼻の粘膜を強化するにはビタミンAを摂取します。 逆に体を冷やしてしまうものは避けましょう。南方系の食べ物(パイナップル、キウイ、マンゴーなど)や、アルコール、インスタント食品やジャンクフードも控えましょう。 

(2)鼻をかむ 

鼻が出たらこまめにかむようにしましょう。鼻をすすってしまうと、鼻粘膜に刺激を与え、炎症がひどくなってしまうのでやめましょう。 

(3)運動 

適度に体を動かすことで血液の循環を促進し、体の栄養状態を改善します。 

(4)入浴 

体全体ももちろんですが、鼻や首を温めてあげることで鼻水を止めることができます。また、ドライヤーなどで首を温めるのも効果的です。 


   


今回のまとめ 

1) 鼻呼吸が苦しい場合の8つの代表的症状は、鼻がつまる、口内が乾く、いびきがひどくなる、喉が痛くなる、口臭がひどくなる、風邪をひきやすくなる、虫歯や歯周病になる、出っ歯になることです。 

2)鼻呼吸が苦しい3大原因は鼻づまり、鼻腔がせまいこと、鼻の疾患です。 

3) 鼻呼吸が苦しい場合に自宅でできる7つの対処法は、テーピング、筋トレ、市販薬、運動、ツボ、温める、アロマです。 

4)鼻呼吸が苦しい症状から考えられる3つの病気は、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔彎曲症です。 

5) 鼻呼吸が苦しい症状が続く場合にすべき5つの検査方法は、視診、レントゲン、CT検査、血液検査、ファイバースコープです。 

6)鼻呼吸が苦しい症状への4つの予防ポイントは、食習慣、鼻をかむ、運動、入浴です。