ナースに問診を受ける男性患者

あなたは、日常生活の中で鼻水が透明でなく緑色の鼻水が出て何か病気になっているのではないかと心配になったことはありませんか。

今回の記事では、鼻水が緑色になる原因や考えられる病気、症状が続く場合にすべき治療方法などについて紹介します。


   


鼻水が緑色になる4大原因!病気の可能性・治療法とは


1)鼻水の3つの種類と特徴とは

(1)粘りがなく透明

鼻水の色は透明です。鼻水に粘りがなく、さらさらして鼻から流れ出る特徴があります。

(2)粘りがあり黄色

鼻水の色は黄色です。症状は、白血球や菌の残骸が膿となり出てくることで、黄色く粘りのある鼻水が出ます。

(3)粘りがあり緑色

鼻水の色は緑色です。症状は、色が黄色の時より風邪の症状が悪化した場合に粘りがあり緑色の鼻水が出るといわれています。

2)鼻水が緑色になる4大原因

(1)気温

気温が冷えれば、人間の体温も下がってしまいます。体温が下がれば、人間の身体の中は乾燥していくので鼻の中では鼻水が分泌されることがあります。気温が下がった空気を吸うことでも、鼻の粘膜が刺激されることで鼻水が分泌されることがあります。

(2)アレルギー

空気中に含まれるハウスダストや花粉などを吸い込むと、アレルギー反応として鼻水が分泌されることがあります。特徴として粘りがなく透明な鼻水や鼻づまり、くしゃみなどがあります。

(3)ウイルス

ウイルスや細菌が鼻などに侵入することで、鼻の粘膜をウイルスなどが刺激して炎症を起こし鼻水や鼻づまりの症状が出ます。

(4)自律神経

自律神経のバランスが乱れれば、免疫力が低下してしまい鼻水に粘りや鼻づまりの症状になりやすくなるといわれています。

3)緑色の鼻水への対処方法とは

(1)鼻水はかんで出す

鼻水は、ウイルスなどを体外に排出する防衛本能なのですすって体内に戻すのではなく、必ずかんで体外に排出するようにしましょう。

(2)自律神経を整える

自律神経が乱れていると免疫力も下がり、鼻水の症状に良くありません。身体をしっかり温めて自分の体温を上げるなどで自律神経を整えるようにしましょう。

(3)病院へ

緑色の鼻水の症状が出ていれば、病院にて抗生剤などの投与などが緑色の鼻水の症状に対して効果があります。緑色の鼻水の病気で、重症化してしまうと薬だけで治らなくなり手術が必要になることがあるので注意が必要です。

Woman sneeze on bed

4)緑色の鼻水が続く場合に考えられる2つの病気

(1)急性副鼻腔炎

副鼻腔に急性の炎症が起きることで発症する病気です。症状は、風邪の症状が先行し痛みと悪臭を伴う膿性の鼻汁が出ます。副鼻腔の炎症が、目や脳に進むことで視力低下や強い頭痛、意識障害などを発症することがあります。

(2)慢性副鼻腔炎

一般的に急性副鼻腔炎が治らず慢性化した症状といわれています。粘り気のある鼻水が常に出ている、鼻づまりを常に発症しており口呼吸をしている、いびきなどが症状としてみられます。

さらに、鼻茸といわれる鼻粘膜にできるポリープがある人の多くが慢性副鼻腔炎であるといわれています。

5)症状が続く場合にすべき検査方法とは

内科・呼吸器科・耳鼻科などで検査してもらえます。

(1)問診

症状がいつからあり、どの様な症状があるのかなどが聞かれます。

(2)前鼻鏡検査・後鼻鏡検査

鏡を使って照明光を反射させることで、鼻腔を照らし鼻の中を観察します。また、ファイバースコープにより観察することもあります。

(3)画像検査

画像により鼻の中の副鼻腔の状態などを確認します。がんが疑われる時は、X線やCT、MRI検査を行なうことがあります。

(4)アレルギー検査

鼻汁を採取して、アレルギーがあるかを調べます。また、血液中からアレルギーがあるかを調べることもあります。

Doctors and nurses are looking at the screen of a personal computer

6)症状が続く場合にすべき治療方法とは

副鼻腔炎を発症している時の治療方法を紹介します。

(1)薬物療法

急性副鼻腔炎であれば、症状を抑える薬と抗菌剤の投与が行われることがあります。慢性副鼻腔炎であれば、抗菌剤を長期間飲み続ける治療が行われることがあります。

(2)鼻吸引

局所麻酔や血管収縮薬により鼻腔と副鼻腔の間の腫れを抑えて、溜まっている鼻汁を吸引により取り除く治療法です。

(3)ネブライザー治療

副鼻腔に抗菌剤やステロイドを含んだ薬品を、霧状にして鼻などから吸い込む治療法です。全身への副作用が起きにくい治療法といわれています。

(4)鼻洗浄

上顎洞に炎症があるようであれば、細い管を鼻腔から副鼻腔に挿入するなどで生理食塩水を注入し上顎洞を洗浄する治療を行うことがあります。洗浄後は、抗菌剤を注入することもあります。

(5)手術療法

薬物療法や鼻吸引、鼻洗浄を行なっても副鼻腔炎が治らなければ手術を行うことがあります。手術では、炎症している粘膜や鼻ポリープを取り除くことがあります。

7)緑色の鼻水へ日常からできる4つの予防習慣

(1)食習慣

食事に偏りがあると、身体の抵抗力が下がり鼻水の原因となる病気を発症する可能性があります。緑色の鼻水を予防するためにも食事は、バランス良くきちんと摂取するようにしましょう。

(2)生活習慣

生活では、鼻や口からウイルスなどが進入することで鼻水が出ることがあります。日常生活では、マスクを着用して鼻や口からのウイルスの侵入を防止することが予防になります。

また、ウイルスが手などから侵入してしまうかもしれないので、外出後には手洗いうがいをすることが予防になります。乾燥している空気は鼻の粘膜を乾燥させて、抵抗力を弱めるので鼻水を招いてしまい良くありません。

部屋などでは加湿器などにより、鼻の粘膜を乾燥させないことが鼻水予防に効果があります。

(3)睡眠習慣

寝不足は自律神経を乱してしまうことから、鼻水を招いてしまい良くありません。睡眠はきちんととり、自律神経を整えることが予防になります。

(4)運動習慣

不規則な生活やまったく運動をしないのは、雑菌の排泄を妨げます。また、免疫力が低下することにつながるので予防に良くありません。日常生活の中で定期的な運動をすることは、健康的な身体づくりにつながり予防に効果があります。


   


今回のまとめ

1)鼻水の3つの種類と特徴とは

2)鼻水が緑色になる4大原因

3)緑色の鼻水への対処方法とは

4)緑色の鼻水が続く場合に考えられる2つの病気

5)症状が続く場合にすべき検査方法とは

6)症状が続く場合にすべき治療方法とは

7)緑色の鼻水へ日常からできる4つの予防習慣