薬を確認している医者

鼻の中が乾燥していると寝起きに痛みがでたり、鼻血が出やすくなったりしてしまいます。ドライノーズと言われることの多いこの症状ですが、原因や症状を確認することが大切になります。今回は鼻の中が乾燥してしまう原因や病気の可能性、対処方法をご紹介します。


   


鼻の中が乾燥している?気になる3大原因と対処法とは


1)症状のチェックを!鼻の中が乾燥している場合の代表的な症状とは

(1)皮がむける

鼻の中の粘膜が乾燥するため、鼻の中にかさぶたがいつもできているような状態の人が多いです。そのため、かさぶたがとれたり、皮そのものがむけてしまうことが多いようです。

(2)鼻血がでる

鼻が乾燥すると気になってしまうため、何度も触ってしまったり、かさぶたを何度もはがしてしまうと粘膜が傷ついてしまいます。鼻の粘膜が常に傷ついているような状態になっている為、鼻を少し触ったり、どこかに当たったりするだけでも鼻血が出てしまいます。

(3)痛みがある

かさぶたを繰り返しはがしてしまい、鼻血がでやすくなってしまっていると、鼻の中に痛みを感じることが多いと言われています。鼻血がでやすい状態になってしまっていると、状態は悪く慢性化してしまっている為、鼻の中に痛みを感じやすくなっていることも多いと言われています。

2)どうしてドライに?鼻の中が乾燥してしまう3大原因とは

(1)乾燥している場所に長時間いる

週3日以上、1日5時間以上、湿度20%以下の部屋にいると、高い確率でドライノーズになってしまうと言われています。特に冬は乾燥しやすいため、こういった環境下で長時間いるのはドライノーズの原因と考えられるでしょう。

(2)点鼻薬を頻繁に使用している

点鼻薬と言われると鼻にとっては良いものだと思いがちですが、ドライノーズに関して言えば逆になってしまいます。点鼻薬は鼻水を抑えてくれるので、効き目が強すぎると鼻の中のうるおいがなくなってしまい、乾燥する原因になってしまいます。鼻の乾燥が気になっている時には薬の使用量を減らしたり、薬の使用を一旦中止するなどしてみても良いでしょう。

(3)水分不足

1日のうちに水分をあまり摂らない人も身体の中が乾燥してしまう原因になるため、ドライノーズになってしまう可能性があります。水分といっても、緑茶やコーヒーは利尿作用が強く身体のなかで水分をため込むのに適していないので、避けた方が良いでしょう。

The couple has received an explanation from the doctor at the hospital

3)試せる応急処置はあるの?症状への対処方法とは

(1)加湿する

何といっても乾燥には加湿が一番ですよね。お家に加湿器がある人は、加湿器をつけて加湿するようにしてみましょう。加湿器がない人もコップに水を入れて、部屋に置いてみたり、濡れタオルを部屋に干してみると効果があります。

(2)食塩水を点鼻する

食塩には鼻の粘膜を刺激して、鼻水を出やすくする作用があります。0.9%の濃さになるよう、水に混ぜ、スプレーボトルなどに入れて起き、しゅっとすればいいだけなので、使いやすいです。薬品にならないので、一日に何度使っても大丈夫なのもうれしいですね。

(3)保湿ジェルを塗る

鼻用の保湿ジェルを塗るのも効果的です。市販で販売されているので、手軽に入手することができます。また、ワセリンやドライノーズ用スプレーなどでも代用することができます。

4)これって病気・・?病気かどうかのチェック項目と判断基準とは

今や80パーセントの人がドライノーズとも言われているほど多くの人がかかる病気となっています。判断基準としては、以下のチェック項目のうち2つ以上が当てはまったらドライノーズの可能性が高いと言われています。

(1)くしゃみがよく出る

(2)鼻がよくむずむずする

(3)鼻をかんでも出ない

(4)鼻血がよく出る

(5)よく鼻くそができる

(6)鼻にピリピリ感がある

ドライノーズの可能性があると思われる人は、耳鼻科を受診するついでに一度見てもらうのも良いかもしれませんね。

5 )症状が続く場合は注意!考えられる2種類の病気とは

(1)萎縮性鼻炎

何といっても鼻の乾燥が長く続く場合にはドライノーズと呼ばれる萎縮性鼻炎が考えられます。鼻の中の粘膜が乾燥してしまい、雑菌がまっすぐに体内に入ってしまうので風邪や病気の原因になってしまいます。先ほども紹介したとおり、ドライノーズになる人は80パーセントにも及ぶと言われている為、十分に可能性があります。

(2)シェーグレン症候群

涙腺や唾液腺などにリンパ球の浸潤が表れる慢性の炎症により、分泌量が低下し、乾燥症状を生じる症候群で全身性の自己免疫疾患であると言われています。また30代から50代の女性に起こりやすく原因不明の難病と言われております。シェーグレン症候群の病状として、鼻が乾燥しやすいと言われています。鼻だけでなく、目や口の乾燥が気になっている場合には早めに医療機関を受診するようにしましょう。

Stethoscope in hands

6)治まらない場合は専門家へ!行われる可能性のある検査・治療方法

(1)シルマーテスト

下まぶたに涙の分泌を計測するために専用のろ紙を挟み、5分間おきにどのくらい涙が分泌されるかをテストしていきます。ろ紙の長さが5mm以下であった場合、陽性と判断され、シェーグレン症候群の可能性があります。

(2)ローズベンガル試験

試験用の目薬を点眼して、角結膜の様子を観察する試験です。ローズベンガル試験は赤い色の染色で、蛍光色は黄色の蛍光色で染色し、目の角結膜をそれぞれの色素で染めます。その状態を専用のライトで観察して、ドライアイの症状が出ている場合、結膜か角膜が傷ついていることが多いため、色素による染色が観察されるそうです。こちらも陽性と判断されるとシェーグレン症候群の可能性があります。

(3)ファイバースコープでの視診

鼻の粘膜の状態を見て、診断してもらうことも可能です。だいたいの場合はこの視診での診断が可能になります。

7)生活習慣を改善しよう!鼻の中が乾燥している症状への予防習慣とは

(1)湯船につかる

湯船につかることで、鼻の粘膜を潤すことができます。お風呂は湿度が高いため、鼻の中を潤すことができます。また、歌を歌うことでさらに鼻の保湿効果が高まるとされています。これは、鼻から湿った湯気を多く吸い込む効果があるからです。

(2)マスクをする

なんといっても保湿が一番の予防になります。マスクをするだけでもしていない場合より予防になりますが、できれば濡れマスクなどより一層保湿できるマスクが良いでしょう。濡れマスクでなくても、鼻の下があたる部分を少し水で濡らしてみたり、スプレーなどでモイストウォーターのようなものをふりかけても効果があります。

(3)食生活の改善

ビタミンA群には粘膜の乾燥を予防して丈夫にしてくれるという効果があります。バランスの良い食事を心がけ、さらにビタミンA群を多く含む食品を食べることで、鼻の中の乾燥に効果があるかもしれません。ビタミンA群を多く含む食品としては、ウナギ、レバー、にんじん、かぼちゃ、ピーマン、みかんなどがあります。意識して積極的に摂取するようにしてみましょう。


   


今回のまとめ

1)症状のチェックを!鼻の中が乾燥している場合の代表的な3つの症状とは

2)どうしてドライに?鼻の中が乾燥してしまう3大原因とは

3)試せる応急処置はあるの?症状への対処方法とは

4)これって病気・・?病気かどうかのチェック項目と判断基準とは

5 )症状が続く場合は注意!考えられる2種類の病気とは

6)治まらない場合は専門家へ!行われる可能性のある検査・治療方法

7)生活習慣を改善しよう!鼻の中が乾燥している症状への予防習慣とは