頭痛持ちの女性

誰しもが経験したことのある頭痛にはたくさんの種類があります。片頭痛や群発頭痛などの心配のない頭痛と、脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血などの危険な頭痛があります。

今回は左の頭が痛い場合の頭痛について考えられる原因や治療法をご紹介します。


   


左の頭が痛い4大原因!病気の可能性とは


 1)左の頭が痛い場合の3つの代表的症状

(1)こめかみの痛み

(2)側頭部の痛み

(3)目の奥の痛み

頭を殴られたような激しい痛みや、何かが突き刺さるような耐え難い痛み、または、ズキンズキンと脈打つような痛みや閃輝暗点などの前兆のような症状を感じます。

軽い時は数分~数時間、重い時は1~2週間ほど痛みが続く場合もあります。


2)左の頭が痛い4大原因

(1)片頭痛

頭の片側や両側が発作的に痛くなる病気で、20~40代の仕事や育児などで忙しい女性に多く見られる傾向にあります。

ストレスなどが深く関わっており、チョコレートやアルコールなど、特定の飲食物が頭痛の誘因になる場合もあります。

(2)群発頭痛

片側の目の奥や側頭部、人によっては後頭部や肩にかけて、ある期間毎日同じ時間帯にのたうち回るような激しい痛みに襲われる頭痛のことをいいます。

15~30分程度の痛みが2週間~2ヶ月程度続きます。10~20代の男性が発症するケースが多く、50代まで発作が続く人もいます。主にアルコールが誘因で起こるので禁酒が必要になります。

(3)上部頚椎からの痛み

上部頚椎からくる痛みには、頭痛・耳鳴り・目痛・首こり・背中痛・肩こり・腰痛などの症状も伴います。

整体院などで歪みを矯正してもらうことで痛みは治ることが多いです。

(4)脳の病気

頭痛のほか、しびれや言語障害などの症状がみられる場合は脳内で異常が起きている可能性があります。

最悪死にいたるケースもあるので、少しでも異変を感じたら早急に病院を受診しましょう。


3)左の頭が痛い場合に考えられる3つの病気

(1)脳出血

高血圧が続くと脳血管の壁が傷つけられて壊死し、小血管が破裂して脳内出血を起こします。

出血によりできた血の塊が大きくなると、脳を圧迫して頭痛や意識障害などを起こします。

(2)くも膜下出血

頭蓋骨の下には「くも膜」という薄い膜には、脳につながる血管が通っており、この血管に動脈硬化や動脈瘤があると、血圧の上昇により急に破れることがあります。

突然の頭痛・吐き気・嘔吐・意識障害などの症状を起こします。

(3)脳梗塞

脳梗塞は、動脈硬化などにより血管の一部が詰まったり破れたりして、脳細胞を壊死させてしまう病気です。

Patients undergoing the medical condition of the description


4)左の頭が痛い場合に自宅で実践できる6つの対処方法

(1)静かな部屋で安静にする

蛍光灯の明かりや、うるさい騒音、香水のきつい匂いなどが頭痛を引き起こす原因となる場合もあります。静かな部屋で横になりゆっくり休みましょう。

長時間の睡眠は逆効果になる場合もあるので、ひと眠りする場合は1時間程度にしておくことをお勧めします。

(2)深呼吸をする

痛みを感じそうになったら、窓を開けて深呼吸を繰り返すと良いでしょう。

(3)患部を冷やす

片頭痛は血管が広がって神経を圧迫することで痛みを感じるので、冷やすことが大切です。保冷パックや氷枕などを頭にして横になり安静にしましょう。

(4)ツボを押す

・「百会(ひゃくえ)」

つむじの手前にあるツボで、どのタイプの頭痛にも効くといわれています。

・「合谷(ごうこく)」

手の親指と人差し指の間にあるツボで、目の疲れや肩こりからくる頭痛に効果があります。

・「外関(がいかん)」

手のひらを下にして手首の関節中央部分から指3本分腕の方へ上がったところにあるツボで、眼精疲労・頭痛・めまいなど、頭全体の痛みを軽減してくれます。

(5)カフェインを摂る

カフェインを多く含む飲み物は血管を収縮させる働きがあり、片頭痛など脈打つような痛みを緩和してくれる効果があります。

(6)温める

眼精疲労や肩こりが原因の頭痛の場合は、血管が収縮するために痛みが起こるので、ホットタオルを当てたり、マッサージで血流を良くすることで改善します。


5)左の頭が痛い場合に注意すべき3つの食事のポイント

(1)特定の飲食物に注意する

ワインなどのアルコール類・アイスクリーム・チョコレートなどは過剰摂取すると頭痛を引き起こすことがあります。

(2)マグネシウムを摂る

マグネシウムは、血管の緊張をほぐして頭痛を緩和してくれます。特にバナナ・カシューナッツ・アーモンドなどに多く含まれています。

(3)ビタミンBを摂る

ビタミンBには血圧を減少させて二日酔いを防止し、頭痛を軽減してくれる効果があります。特にほうれん草の葉にはビタミンBが大量に含まれています。


6)左の頭が痛い場合にすべき3つの検査方法

慢性頭痛などの場合は脳神経外科や神経内科、病気が原因と思われる場合はMRIなどの設備が整った脳神経外科を、原因が分からない場合は総合病院を受診しましょう。

(1)診察

血圧・体温・脈拍・呼吸の状態などを調べます。風邪や発熱、脳の病気の疑いがないか、慢性頭痛なのかを診断します。

(2)目の検査

視力・眼圧・眼底・視野・眼球運動などの検査を行い、眼精疲労の背後に何か病気が隠れていないかを調べます。

(3)画像検査

レントゲンやCTやMRIなどの検査を行い、頭蓋内の様子を精密に調べる場合もあります。

費用は検査内容によって異なりますが、レントゲン検査で約2000円程、MRI検査は10000円前後かかります。また初診の場合は別途1000円ほどの初診料がかかります。

group of happy doctors meeting at hospital office


7)左の頭が痛い場合にすべき6つの治療方法

(1)作業療法

姿勢の改善、生活習慣を改善するように助言、指導します。

(2)薬物療法

身体的ストレスや精神的ストレスを緩和したり、片頭痛の回数や重症度を予防し、頭痛発作をコントロールする薬など、必要に応じて薬が処方されます。

(3)理学療法

姿勢や体操を行うことで、頭痛を緩和する方法です。緊張型頭痛に効果があります。

(4)心理療法

過労・心労・ストレスの発散方法など、カウンセリングなどを通じて治療する方法です。

(5)鍼治療

首・肩こりに対する鍼治療を行い、頭痛の症状を緩和する効果が期待できる方法です。

(6)手術

検査によって血腫が見つかった場合は、手術を行い血腫を除去します。費用は10万円程かかります。


8)左の頭が痛い場合へ日常からできる3つの予防ポイント

(1)目を酷使し過ぎない

スマホやパソコンやテレビなど目への刺激が多い現代人は目の周りの筋肉を過剰に緊張させてしまうことが多いため、眼精疲労を引き起こしやすく、結果頭痛が起きてしまうことも考えられます。

時間を決めてなるべくこまめに休憩をとり、遠くを見る、マッサージするなど、目を休ませてあげましょう。

(2)睡眠習慣を見直す

睡眠不足や睡眠過多になってはいませんか。睡眠は7~8時間が良いとされています。

より良質な睡眠をとる為に寝る1時間前にはテレビやスマホの使用は控え、好きな音楽を聴いたり読書をするなどして脳をリラックスさせてあげて下さい。

(3)ストレスの解消

ストレスを感じやすい方は考え方を柔らかくする、気分転換に運動をする、好きな本や映画を見る、美味しいものを食べるなど自分に合ったリラックス法を見つけておくことも大切です。


   


今回のまとめ

1)左の頭が痛い場合の3つの代表的症状

2)左の頭が痛い4大原因

3)左の頭が痛い場合に考えられる3つの病気

4)左の頭が痛い場合に自宅で実践できる6つの対処方法

5)左の頭が痛い場合に注意すべき3つの食事のポイント

6)左の頭が痛い場合にすべき3つの検査方法

7)左の頭が痛い場合にすべき6つの治療方法

8)左の頭が痛い場合へ日常からできる3つの予防ポイント