問診をする男性の医者

「息苦しい」場合や「胸が苦しい」場合、どうすればいいかわからないかもしれません。それもそのはずです。

このような症状の場合、様々な病気が考えられるからです。病院で受診するのが一番ですが、その前に症状について理解しておくことも重要です。原因や考えられる病気、治療方法をお伝えします。


   


「息苦しい」と「胸が苦しい」症状の2大原因とは


1)息苦しい3つの代表的症状とは

(1)呼吸が早くなる

呼吸が早くなって息苦しい感覚を覚えます。

(2)呼吸が浅くなる

呼吸が浅くなって、深く息を吸おうとしても吸うことができなくなります。

(3)喉が締め付けられる

喉が締め付けられるような感じがします。

2)息苦しい症状が続く場合の3つの考えられる病気

(1)過換気症候群

呼吸が深く、早くなる症状が過換気症候群です。突然、呼吸困難になるため注意が必要です。

(2)喘息

誇りやたばこ、ストレスなどによって発作が起こります発作の代表的な症状は咳です。

(3)COPD

たばこなどが原因で肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気です。咳や痰が増えて息苦しいのが特徴です。

3)胸が苦しい2つの代表的症状とは

(1)胸に圧迫感がある

胸に圧迫感があり、苦しく感じます。

(2)呼吸が苦しくなる

呼吸が苦しくなり不整脈の症状になります。

4)胸が苦しい症状が続く場合の3つの考えられる病気とは

(1)心臓病

日本人の死因の第2位の病気です。胸が苦しい場合は、狭心症や心筋梗塞の可能性があり、十分に注意が必要です。

(2)風邪

とても身近な病気です。胸が苦しい場合、ほかに風邪の症状がないか確認してみてください。もし、そうであれば風邪の可能性が高いといえます。

(3)気管支炎

風邪に似ていますが、症状が長引く場合は気管支炎の可能性があります。激しい咳が続く症状があります。

5)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状が同時に起こる2つの原因

(1)心因性

主にストレスが原因で症状が起こります。検査では、異常が見つかることがありません。

(2)その他

心因性以外もあります。この場合、レントゲンやCT、心電図などで何らかの異常が見られる可能性があります。

group of doctors meeting at hospital office

6)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状が続く場合の4つの病気

心因性の場合、以下の病気が考えられます。

(1)パニック障害

検査をしても異常は見つかることはないですが、このままでは死んでしまうようなとても強い苦しい感じや不安感が出てきる病気です。

(2)自律神経失調症

眠れなかったり、めまいがする病気が自律神経失調症です。人によって症状が変わってきます。

(3)うつ病

気分や意欲の低下が主に起こる病気です。人によって症状が変わっており、心だけでなく、身体にも症状として現れます。

(4)呼吸器・循環器系

その他にも多数あり、呼吸器科や循環器科の病気の可能性もあります。

7)症状が続く場合へ!自宅でできる対処方法

息苦しい場合や胸が苦しい場合には、様々な病気の可能性があります。そのため、病状に応じて病院で検査や治療が必要になります。

(1)食生活

もし、自律神経が影響していて息苦しさや胸が苦しい場合、自分でできる対処法はあります。

胸式呼吸ではなく、腹式呼吸を行うようにしたり、野菜や果物を中心にした食生活を行うことで効果が現れてきます。

(2)規則正しい生活

また、自律神経なので規則正しい生活が重要になってきます。早寝早起きをして食事もしっかりと摂ることで自律神経の乱れが少なくなります。

自律神経が安定してくると、これが原因であれば、息苦しさや胸の苦しさも改善してくることでしょう。

8)症状が続く場合にすべき4つの検査方法

内科や呼吸器科を受診してください。

(1)レントゲン

一般的な方法なのがレントゲンです。異常のある部分がないか調べることができます。

(2)心電図

心臓に異常がないか調べるには、心電図を使います。

(3)心臓エコー

人間の耳では聞こえないくらいの超音波を発信して、返ってくるエコーを受信して、心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。

(4)CT

コンピュータ断面撮影法のことであり、エックス線を使って、断面を撮影することができます。

9)「息苦しい」と「胸が苦しい」への治療方法とは

(1)内科・呼吸器科

息苦しい場合や胸が苦しい場合には、内科や呼吸器科で治療を行います。検査した結果や症状によっては、循環器科や心療内科を受診する可能性もあります。

これらのうち、どれかの科で治療に当たることになります。

もし、どこに行ったら良いのかわからない場合には、内科を受診することをおすすめします。

(2)肋間神経痛の場合

息苦しい場合や胸が苦しい場合には、様々な病気の可能性がありますので、病気によって治療法は異なります。今回は、肋間神経痛の場合の治療をご紹介します。まずは、消炎鎮痛薬や湿布を使って様子を見ます。

鋤骨の骨折が原因の場合、ベルトで鋤骨を固定します。炎症がある場合には、ステロイドを使います。痛みが耐えられない場合は、神経ブロックを行います。

10)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状を予防する4つの生活習慣

(1)運動をする

適度な運動を日頃から行うようにしてください。

激しい運動をしてしまうと逆効果になってしまいますので、是非とも無理をせず、適度な運動でとどめておきましょう。

(2)塩分を控える

どんな病気にも言えることですが、食生活を正すことは重要です。特に、「息苦しい」「胸が苦しい」といった場合には、塩分を控えると良い予防になります。

(3)お酒・たばこを控える

お酒とたばこは控えるようにしましょう。

特にたばこは、肺や呼吸器に影響が出てきますので、予防をしたいのであれば、これを機にやめてしまったほうが良いと思います。

(4)ストレスを溜めない

ストレスが溜まると、息苦しい症状や胸が苦しい症状が出てくる可能性があります。予防するためには、日頃からのストレスを貯めること無く、うまく解消させることです。

ストレスそのものを減らすことはもちろんですが、ストレス解消法を持っておくこともおすすめです。


   


今回のまとめ

1)息苦しい症状は、呼吸が早くなる、呼吸が浅くなる、喉が締め付けられる。

2)息苦しい症状が続く場合の考えられる病気は、過換気症候群、喘息、COPD。

3)胸が苦しい症状は、胸に圧迫感がある、呼吸が苦しくなる。

4)胸が苦しい症状が続く場合の考えられる病気とは、心臓病、風邪、気管支炎。

5)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状が同時に起こる原因は、心因性、その他。

6)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状が続く場合の考えられる病気は、パニック障害、自律神経失調症、うつ病、その他。

7)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状へ自宅でできる対処方法は、腹式呼吸、食生活、規則正しい生活。

8)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状が続く場合の検査方法は、レントゲン、心電図、心臓エコー、CT。

9)「息苦しい」と「胸が苦しい」への治療方法は、病気によって異なる。

10)「息苦しい」と「胸が苦しい」症状を予防する生活習慣は、運動をする、塩分を控える、お酒、たばこを控える、ストレスを溜めない。