患者の話を目を見て聞く女性の医師

日本の成人の方は、殆どの方が頭痛持ちだと言われています。そして、頭痛と併発するのが、「気持ち悪さ」の場合も多くあります。今回は、このような、頭痛い症状と気持ち悪い症状が併発するメカニズムに迫りながら、原因と予防策なども含めてご紹介をします。


   


頭痛い&気持ち悪い・・考えられる原因と3つの対処方法


1)理解しておきたい2種類の頭痛とは?

(1)緊張性の頭痛

主な原因として、肩こりからくる頭痛。会社でのデスクワークの連続で、肩の筋肉が緊張状態となり、血流が悪くなる事で、「コリ」が発生します。そして、肩こりは、特に痛みなどを伴わない為、軽視されがちですが、そのままにしておくと、頭痛を併発し、さらには、吐き気を催すようになります。

「コル」と言うのは、血流が悪くなって起きる事です。長時間、そのままの姿勢で単調作業をすることにより、血行が妨げられてしまい、コリが発生します。血管が圧迫されている状態です。血管は血流を促そうとしますが、うまく流れない為血液の循環もうまくいきません。これが、肩こりから来る頭痛の種となります。

※緊張型頭痛を更に詳しく知る場合はこちらもチェック『筋緊張性頭痛の6つの原因!5つの生活改善のすすめ』

(2)ストレスから頭痛

これは、精神的なストレスが主な原因です。外的な環境に左右される場合が殆どですが、ストレスを溜め込みすぎると、頭痛がしてきます。この時の特徴としては、目の奥の方、後頭部辺りが痛み、偏頭痛が起きます。この時、血管は縮み、血流が悪くなります。ですから、血管が広がろうとする時に、神経を圧迫して、頭痛が起きます。また、ダイレクトに神経に行くので、胃にも精神的ストレスとなり、腹痛を伴う場合もあります。

2)頭痛と気持ち悪さから考えられる3種類の病気とは

(1)髄膜炎

もし、高熱を伴う頭痛がする場合は重大な病気である可能性がありますので、要注意です。この場合考えられる病気として、髄膜炎と言われる病気です。これらの病気は、脳の表面を覆っている髄膜と言う部分に何らかの原因で最近が混入することで、高熱を伴った病気になります。

(2)脳炎

さらに上記の症状に加えて、重症ですと脳炎と呼ばれる脳本体の病気にもなり得ません。ならかの後遺症が残ることがあり、治癒後の生活に支障をきたす場合も出くる可能性が大きいです。

(3)くも膜下出血

いつもより、激痛を伴う場合はくも膜下出血である可能性が大きく、緊急性を要します。原因としては、脳を保護している「くも膜」の下の動脈が詰まって破裂するこことで、起きます。前兆が無いだけに、重大な結果に繋がることが多く、日本人の成人で特に最近、くも膜下出血になる人が増えています。

※くも膜下出血を更に詳しく知る場合はこちらもチェック「くも膜下出血の4つの前兆!3つの原因とは」

病院のオフィスで話し合う医者

3)女性に注意!更年期で起きる症状とは?

特に、女性の方に多いとされる更年期障害年齢を重ねるとともに、身体のあちこちに支障をきたしてきますが、これは、ある意味病気と言えるまで物ではないと言われています。今回紹介している頭痛に関しても、特に、更年期を迎えた女性の方に多いと言われていますが、この場合、吐き気も一緒に催す方が多いようです。この場合特に、対処法は無いのが現状です。日頃の食生活、生活習慣など、基本的な部分で補えるようです。

4)試せる処置はある?3種類の場合別の対処方法

(1)肩こりなどから来る場合

肩こりなどから起こる頭痛、吐き気について。まずは何より、頭痛の痛みを和らげたいところです。ですから、冷たいタオルなどで、患部を冷やしながら、横になって、音楽などをかけずに安静に過ごすこと。こうすることで、かなり頭痛の痛みが和らぐと同時に、気持ち悪さも軽減されてきます。その内に、寝入ってしまうかもしれませんが、じきに治まってくるでしょう。

(2)ストレスから来る場合

また、ストレスによるものが原因で起きる頭痛であれば、逆に温めて上げると良いと言われています。患部を温めることで血管の緊張を緩和させ、血流の改善に効果があると考えられます。基本的には毎日お風呂につかること、入浴にこだわることも効果的です。筋肉の緊張をほぐしてくれる効果もありますが、入浴は血行を促進してくれる効果も期待できます。

(3)高熱を伴う場合

また、それ以外、高熱を伴っている時は、重病のサインであることが多いので、すぐに医療機関に行かれることをお勧めします。入院などを伴う場合もありますが、薬の処方を受けながら、じっくり直すようにしましょう。


   


今回のまとめ

1)頭痛の時と、吐き気はほぼセットと考えましょう

2)肩こり、ストレスから来る頭痛の場合は基本的には自己対処

3)高熱を伴う場合は、要注意。大きな病気のサイン

4)緊張性の頭痛は、冷やす、ストレス性の頭痛は温めると効果的

5)それ以外の場合には、すぐに専門医へ相談