女性の患者にノートを見せる男性医師

なんとなく重い頭痛が1週間以上、そんな症状を「緊張性頭痛」と呼ぶことをご存知でしょうか。

スマホやパソコン、タブレットなど、同じ姿勢で数十分過ごすと、肩こりが起こりが始まり、その際に頭痛が起こればまず緊張性頭痛と言えます。今回は緊張性頭痛についてお伝えをします。


   


緊張性頭痛の2つの症状!原因・対処方法とは


1)緊張性頭痛の2つの特徴とは

緊張性頭痛(緊張型頭痛)、とはどういう意味でしょうか。単に「頭が痛い」と言っても、実は痛い部分や衝撃の続く時間、併発する体の不調などで、頭痛はいくつかに分類されています。ここでは緊張性頭痛に絞って解説します。

(1)5人に一人が緊張性頭痛

頭痛、といえば誰もが経験する症例です。一番知られるのが偏頭痛で、日本では男性女性を問わず12人に1人が常に苦しんでいます

。頭痛持ち、を自認する人の多くは自分が偏頭痛で悩んでいる、と考えます。ところが、実際には一番多く人口の25%、5人に1人が、緊張性頭痛、あるいは緊張型頭痛です。特徴は女性が圧倒的に多いこと。

男性の4倍もの患者が女性に集中します。

(2)脳内への異常はなし

緊張性頭痛、と診断されたら「脳内は問題なし」と考えましょう。緊張という2文字からは、脳の中で何かが萎縮しているのではないか、あるいは神経障害なのでは、などと疑心暗鬼になるものです。

ですが、この頭痛は地震でいうところの「余震」ではありません。前兆もなく、いつのまにか起こり1週間ほど続けば、緊張性頭痛と診断されます。脳には直接原因はありません。

2)緊張性頭痛の2つの症状とは

では、緊張性頭痛とはどういう特徴があるのでしょうか。まずはご自分の頭痛のイメージ同様かどうかを比較してみましょう

(1)孫悟空型頭痛

中国のおとぎ話に「西遊記」があります。その中に、孫悟空が観音さまに怒られて、頭に金の輪をハメられるシーンが出てきます。

相当な痛さで孫悟空はそれ以降、悪さをしなくなります。頭を抱えるほどの痛み、それも頭の横を締め付けられる孫悟空同様の重い痛み、思わず両手で頭の横を押さえるほどの鈍痛が続くことがあります。

(2)だらだら頭痛

季節の変わり目や、転居、結婚、転職など様々なイベントが控えている最中に、頭の上にずっと黒い雲が乗っかっているような気分が漂い、ひたすら重くだらだらする頭痛です。

3日ほどで消え、気がつくとまた繰り返すという特徴があり、すっきりと物事が解決するまではこの状態がだらだらと続きます。

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3)緊張性頭痛の4つの原因とは

なんとも嫌な症状が続く、緊張性頭痛ですが、その原因は様々です。ここではわかりやすく4つにまとめましたので、参考にしてください。

(1)分からない・不明

頭痛がある場合、神経内科や心療内科、脳神経内科など様々な診療科目に通院することになります。日本には頭痛学会という専門医師の集まりがあり、2,000人を超える医師が参加しています。

器質性と呼ばれる事故や脳疾患で脳の断層写真に何も変化が見られず、生活習慣にも特段の急変が見当たらない場合は、原因不明(生活習慣や遺伝)と判断されるケースもあります。

(2)ストレス

原因として一番疑われるのがストレスです。冒頭で述べましたが、スマートフォンやタブレット端末を使いこなすことで、眼の筋肉が一点に集中し動かないことから、結果的に肩こりや首こりが起こります。

筋肉の硬直は脳と密接な関係がありますので、頭痛というサインを送ることになります。緊張性頭痛が起こったら、デジタルストレスが原因と考えるのが必要です。

(3)うつ

仕事上の失敗による叱責、コミュニケーションの不成立、天候や電磁波、中には風力発電が出す低周波音などで、体が動かなくなり、だるさが伴った頭痛が継続することがあります。

結果的に自分にはうつ状態とは認めないのですが、周りはうつではないか、と考えます。中には結婚後のマリッジブルーによる頭痛がうつと同時にやってくることがあります。これは几帳面な性格、あるいは潔癖性の人に多いものです。

(4)市販薬による麻痺

頭痛薬はドラッグストアでも非常に多く出回っています。置き薬で有名なスギ薬局にのサイトでも、頭痛薬は多く紹介されていますが、緊張性頭痛薬の場合は漢方薬を勧めています。

つまり、頭痛だけでも吐き気を伴うもの、女性専用の頭痛薬、腹痛を伴うもの、眠気を伴うものなど、症例にある薬を選ばないといけないことがわかります。

一番目に記事されており、テレビCMでもちょっとした頭痛にはバファリン、セデス、イブなどが有名ですが、緊張性頭痛薬では葛根湯が掲載されています。

これは、血流をよくする漢方薬です。このように、頭痛だからといってとりあえず有名な薬を買い込んで、とりあえず飲み続けて返って症状を悪化させる人が多い現実があります。

これを間違った投薬による麻痺症状と呼び、非常に危険度が高い症例です。

4)緊張性頭痛の対処法とは

緊張性頭痛は他の頭痛と違うことがお分かりになったでしょうか。吐き気や嘔吐、発熱などがなく偏頭痛のような頭の片側に痛みが集中するのでもありません。

だらだら続き、孫悟空の頭の冠ように締め付けられる痛み。これには2つの対処法があります。

(1)冷暖房を避ける

首こり、肩こりがある場合は、冷房風を避けましょう。緊張性頭痛で、首こりや肩こりが発生する場合は、血流の悪さをなくすことが肝心です。

一つは首をひねったり肩をほぐす習慣をつけること。これは午前10時、午後2時などに必ず行うなどの毎日の習慣が必要です。

思いついた時に行っても頭痛の軽減にはつながりません。そして、直接の冷房風を避けるなど、体を冷まさないような工夫をすることです。

(2)ストレスの解放

ストレス社会で生きていく方法は、様々なサイトでたくさん出会うことができます。そこで、ここではあなただけが頭痛持ちなのではなく、実は友人知人からタレントやモデルさんも頭痛持ちがたくさんいることを知れば、かなり度合いが和らげることを知っておきましょう。

要は、うまく自分の体と付き合うことが大事、なのです。自分なりのリフレッシュ方法を1日に1つは実勢したいものです。

それはサウナに入る、軽い運動をする、好きな映画を観る、好きな本を読む、好きなものを食べるなど。

とにかく自分にノンストレスなもので心から楽しめる、リフレッシュできるものを取り入れることで、ストレスからの解放は効果的になります。ぜひ、日常に「好きなこを」取り入れることを行ってみましょう。


   


今回のまとめ

1)日本人の3,000万人は頭痛持ち。その中で一番多いのが緊張性頭痛患者。

2)男性の4倍もの患者が女性に集中。

3)頭が締め付けられる、あるいはズシリと重い、のが緊張性頭痛の特徴。

4)原因は、ストレスやうつ、そして頭痛薬の選び方を間違ったまま飲み続ける副作用。

5)対処法は運動とストレスの回避

緊張性頭痛は多くの人たちが抱えているものです。ですから、そう深刻に考えず、体を健康にすることから始めることが治す一番の方法です。