風邪を引いて鼻をかむ男の子

子供の熱が下がらない時って心配ですよね。特に小さい子供は、大人からするとビックリするような高熱を発する事が多いので、ついつい慌ててしまいがちです。

その熱が重大な病気を招いてしまうような熱なのかどうか、記事を参考に判断してみて下さい。


   


子供の熱が下がらない5大原因!8つの病気


1)子供の熱が下がらない5大原因

(1)細菌

溶連菌など細菌が原因で起こる発熱です。

(2)ウィルス

風邪の場合のほとんど(8割方)ウィルスによるものです。

(3)疲労

過度の肉体的疲労がたまると発熱する事があります。

(4)骨折

大人と同様、子供も骨折の後に発熱するケースがみられます。

(5)高温多湿

代表的なものに熱中症があります。


2)子供の熱が下がらない6つの症状

(1)発疹

細菌性、ウィルス性によらず色々な病気により発疹が出ます。どの部位に出ているかによって、なんの病気なのかを判断します。期間は様々です。

(2)痙攣

熱性痙攣が代表的なものです。10分前後で収まるので様子を見ましょう。

ただし頻繁に起こる、15分以上続く、意識がなかなか戻らないような場合は、速やかに病院で診てもらいましょう。

(3)頭痛

通常の頭痛であれば、熱が下がるとともに落ち着いてきます。ただし、なま欠伸をしていたり、意味不明な言動を取るようであれば速やかに病院で診てもらいましょう。

(4)鼻血

ほとんど病気の可能性はありませんし、すぐ収まります。

(5)下痢・嘔吐

ウィルス性腸炎などで起こります。原因となるウィルスを出し切ってしまえば収まります。ただし脱水症状には要注意です。


3)子供の熱が下がらない場合に考えられる8つの病気

(1)突発性発疹

3日以上続く高熱とともに発疹が出た場合は突発性発疹を疑います。発疹はかゆみを伴うため、子供もぐずりがちなので早めに病院で診てもらいましょう。

(2)はしか

風邪と症状が似ている為、見分けにくいのですが、はしかの場合はいったん熱が下がった後に高熱を発し、発疹が4,5日続きます。合併症が怖いので1歳になったら予防接種を受けるのがおススメです。

(3)水疱瘡

水疱が全身に出ますが、症状の程度はさまざまです。伝染性なので特に皮膚の弱い子供や、保育園や幼稚園に通っている子供は予防接種をすると良いです。

(4)アデノウィルス

プール熱ともいわれ、夏によくはやりますが実は1年中かかる可能性のある病気です。のどが腫れ高熱が4,5日続くのが特徴です。結膜炎や下痢になることもあります。

(5)ヘルパンギーナ

夏に流行りがちな病気です。高熱も出るのですが、のどの痛みで食事をするのが大変です。刺激の少ない食事と水分補給が大事です。

(6)溶連菌

細菌性の感染症です。高熱、のどの腫れ、発疹が出ることがあります。抗生剤を10日間前後飲み、菌を除去します。

(7)インフルエンザ

冬になると流行るのがインフルエンザです。症状自体は風邪と変わりませんが重症度が段違いです。発熱後48時間以内に治療すると有効です。水分補給もしっかり行います。

(8)おたふく

耳下腺にウィルスが入ることによって起きる病気です。予防接府がおススメです。

doctor examining a child


4)子供の熱が下がらない場合への5つの対処法

(1)冷やす

乳幼児など、小さな子供は発汗機能が未発達なので、大人のように汗をかいて熱を下げることができません。風通しを良くして熱を下げます。

(2)水分補給

水分をしっかり摂ることで発汗、排尿を促し、熱を下げます。

(3)食事の工夫

食欲が無い場合は、おかゆやうどんなど消化によいものを与え、リンゴとニンジンでジュースにするなど、ビタミンとミネラルをしっかり補給してあげて下さい。

(4)解熱剤

38.5度以上の高熱が続き、体力の消耗が著しいようであれば解熱剤を用います。ただ、熱は理由があって上がっているので、無理に下げることは良くありません。

(5)安静

睡眠に勝る休養はありません。子供は熱が出ても元気ですが、なるべく横になって体を休めるようにした方が早く回復します。


5)子供の熱が下がらない場合にすべき4つの検査方法

(1)尿検査

子供の場合は小児科で診てもらいます。内臓機能に異常が無いかを診断します。

(2)血液検査

白血球数を調べることで感染症の可能性を調べます。

(3)CRP検査

炎症を調べることで潜在性の病気の有無、また病気からの回復度合いを判別します。

(4)レントゲン検査

胸部のレントゲンを撮ることで、肺炎の可能性を調べます。

まずは小児科を受診し、判断が難しいようであれば大きい病院が紹介されます。

いずれの検査も子供の年齢、自治体によって差がありますので、お住まいの地域のホームページを確認するか、病院に問い合わせてみるのがおすすめです。


6)子供の熱が下がらない場合にすべき3つの治療方法

(1)抗生剤

細菌性の熱の場合は、原因となる菌を除去する必要があります。また、合併症を防ぐためにも医師の指定の期間(10日〜14日)は服用を継続しなければなりません。

(2)解熱剤

通常、用いる必要はありませんが、38.5度以上の高熱が何日も続き、飲食が困難で体力の減退が見られる場合には一時的に服用する事も可能です。

(3)入院

特に理由が無いのに高熱が続く場合は検査のために入院する事があります。

やはりまずは小児科の先生に相談して下さい。そこで無理となった場合は大きな病院を紹介されます。


7)子供の熱が下がらない場合への4つの予防ポイント

(1)食習慣

体は食べるものによって作られています。特に成長期の子供の食事はジャンクフードや菓子パンで済ませず、しっかり栄養バランスを考えて作りましょう。コストの面で考えても結果的に安上がりです。

(2)運動

外に出てしっかり運動することで心肺機能が強化され、ウィルスや菌に対する免疫がついてきます。

(3)薄着

冬でも過剰に重ね着をせず、簡単に脱ぎ着できる服装がおススメです。寒いから風邪を引くわけではありません。

(4)睡眠

基本は早寝早起きです。睡眠のリズムが乱れると自律神経の働きがアンバランスになり、体調不良の出やすい状態になってしまいます。


   


今回のまとめ

1)子供の熱が下がらない5大原因は、細菌、ウィルス、疲労、骨折、高温多湿です。

2)子供の熱が下がらない6つの症状は、発疹、痙攣、頭痛、鼻血、下痢・嘔吐です。

3)子供の熱が下がらない場合に考えられる8つの病気は、突発性発疹、はしか、水疱瘡、アデノウィルス、ヘルパンギーナ、溶連菌、インフルエンザ、おたふくです。

4)子供の熱が下がらない場合への5つの対処法は、冷やす、水分補給、食事の工夫、解熱剤、安静です。

5)子供の熱が下がらない場合にすべき4つの検査方法は、尿検査、血液検査、CRP検査、レントゲン検査です。

6)子供の熱が下がらない場合にすべき3つの治療方法は抗生剤、解熱剤、入院です。

7)子供の熱が下がらない場合への4つの予防ポイントは食習慣、運動、薄着、睡眠です。