問診を行っている医者

こめかみから目の奥が痛む頭痛、天気が下り坂になる時、いつも夕方になると痛くなることはありませんか。こめかみの上が痛い場合、考えられる頭痛の種類は幾つかあります。症状に起因していることがわかれば対処することで発症の機会を減らしましょう。



こめかみの上が痛い理由とは?確認すべき3大原因と病気


1)どんな症状が?こめかみの上の痛みの代表的な症状とは

こめかみの辺りがズキーンと突き刺すような痛みがあると同時に肩こりがして、後頭部や首の後ろに鈍痛も感じます。更に酷い状態になると、吐き気や嘔吐を発症します。そして、頭の片側だけ脈打つようにこめかみの辺りが痛み、目の裏が痛くなる場合もあります。また、同様に片側の頭と片目の奥とこめかみ辺りに激しい痛みがするのですが、どういうわけかいつも同じ時間だったりします。もっと悪化すると意識が無くなるくらいの症状が出る時もあります。

2)こめかみの上が痛いのはなぜ?考えられる3大原因とは

(1)デスクワークの姿勢やパソコン業務などによる眼精疲労

長い時間、同一姿勢を保ったままパソコンを見続けることで、目の筋肉が疲労して脳に上手く血が回らなくなるために、こめかみが痛くなります。

(2)頭の血管が膨らむことで周りの神経を圧迫

過度の長時間にわたる緊張やストレスの蓄積または睡眠の取り過ぎや、休日を迎えた途端リラックスすると血流が一気に流れるため、こめかみ付近や目の裏の血管も膨らみ頭痛を発症します。

(3)生活習慣と体質

それぞれ個人の体質によるところがあり、飲酒や喫煙、睡眠不足等が頭痛を誘発しているとも考えられています。また気圧の変化や季節の変わり目にも頭痛になりやすい人がいます。

3)試せる処置はある?症状へ試したい対処方法とは

ストレスや悪い姿勢による精神的苦痛の解消のため睡眠をたっぷりとり、ゆっくり休みます。また、病気によっては、濡れタオルや保冷材で冷やすとか、光や音、匂いに敏感になっているので、暗い静かな場所で休みましょう。

※上記の処方はあくまでも対処方法となります。違和感が続く場合は、速やかに専門医へ相談をしましょう。

The doctor has prescribed a medicine

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは

(1)めまいを感じます。

こめかみから頭のまわりが締め付けられ、肩こりや周りの景色が回る感じのめまいを伴います。

(2)こめかみが脈を打つようにズキズキする。

頭の左右片側のみか両側の時もあるが、こめかみが脈を打つような痛みがあります。

(3)目の奥がえぐられるような痛みがします。

頭の血管が拡張して炎症を起こし、目の奥が強烈に痛みます。                                              

5)病気の可能性とは?考えられる3種類の病気

(1)緊張型頭痛

後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような痛みが起こります。また、肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。年齢や性別に関係なく発症し、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。

長時間の同一姿勢などによる身体的なストレスや心配事による精神的なストレスにより肩から首または背中の方の筋肉が緊張して頭痛の症状が起こります。

(2)片頭痛

頭の片側または両側がズキンズキンと痛む病気です。眠気やあくびが頻繁に出始めると頭痛が始まってくるなど前兆を感じる人もあります。緊張や悩みから解放されホッとしたとたん痛みが始まったりします。いったん痛み出すと寝込んでしまったり、仕事が手につかなくなるほど痛み日常生活に支障をきたします。

吐き気や嘔吐を伴うことが多く、また普段はなんでもないような光や音、匂いが苦痛に感じる事もあります。 しかし、痛みがおさまると健康な人と全く同じように生活や行動ができます。

(3)群発頭痛

季節の変わり目などに発症することが多く、いったん痛みが出ると毎日頭痛がする日が続き、1~2ヶ月ほど続きます。そして、しばらく期間が経った頃、同様な頭痛が起きるというように群発的に起こるところからこの病名が付けられたとのことです。発症原因はまだわかっていませんが目の奥の血管が拡張することで炎症を起こし目の裏が痛くなると考えられています。頭の片側が痛み、目の奥の耐え切れない痛みが毎日同じ時間帯に出ます。

6)症状が続く場合は注意!試される可能性のある検査・治療方法

(1)検査方法

脳神経外科でCT撮影を行い、異常があればMRIを撮って状態を確認して行きます。群発頭痛は頭痛専門外来などで問診、触診、血液検査、それに体温、血圧、脈拍、呼吸の測定と画像検査が行われます。

(2)治療方法

緊張型頭痛と片頭痛は痛み止めの薬を服用し、症状が良くならない時は神経ブロック注射で対処します。群発頭痛では一般的な頭痛薬は効果が出るのが遅いため、病院の速効性のある薬が処方されます。

7)日常から改善を!こめかみの上が痛い症状への予防習慣とは

長時間の同一姿勢や悪い姿勢からくる筋肉や肩のこりをほぐすストレッチやマッサージを行ったり、肉体的、精神的にもストレスのない規則正しい日常生活を心掛けましょう。また、投薬による予防でエルゴタミン製剤やカルシウム括抗薬などは服用することで予防効果があります。



今回のまとめ

1)どんな症状が?こめかみの上の痛みの代表的な症状とは

2)こめかみの上が痛いのはなぜ?考えられる3大原因とは

3)試せる処置はある?症状へ試したい対処方法とは

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは

5)病気の可能性とは?考えられる3種類の病気

6)症状が続く場合は注意!試される可能性のある検査・治療方法

7)日常から改善を!こめかみの上が痛い症状への予防習慣とは