目をおさえている女性

目がしみるように痛い症状は主に乾燥が引き起こすドライアイが大きな原因となります。ドライアイにより角膜に炎症が起こり更に悪化すると上皮びらんや角膜潰瘍へと発展する場合もあるので、まずはドライアイを予防することが大切になります。 


   


目がしみるように痛い原因って?チェックすべき3大原因とは


1)痛むのはなぜ?目がしみるように痛い場合の3大原因とは

目がしみる代表的な症状といえばドライアイがあります。ドライアイは目が乾くことで目がしみたり、充血したりといった症状を引き起こし乾きを補うように涙がでたりもします。その主な原因は以下の3つが考えられます。 

(1) ドライアイ 

ドライアイは目の乾きから引き起こされるものでエアコンやパソコン作業、それに風を受けながら歩いたり走ったりすることなどの影響によって角膜が刺激された状態です。 

(2) 角膜の病気 

角膜に傷がつくことで起こる角膜炎などによっても目がしみる場合があります。傷が酷いと目がしみるだけでなく視力の低下などにも繋がるので早い対処が必要となります。 

(3) コンタクトレンズ 

コンタクトレンズは角膜上部の涙の上に乗っかっていることで角膜に傷がつかない仕組みとなっているためドライアイなどで涙が乾いてしまうと角膜を傷つけやすくなってしまいます。 

2)試せる処置はあるの?試してみたい対処方法とは 

(1) 目薬 

目がしみる時にはまず目薬で様子を見るのが良いかもしれません。しかし目薬にも種類があり充血用や抗菌剤のものは悪影響を与えることもあるので不向きです。目がしみる場合には人工涙液やヒアルロン酸を含んだものを使用してみましょう。 

(2) パソコン作業における対処 

パソコンによる長時間の作業は瞬きの回数が減り乾燥したり、眼精疲労を起こしやすくさせたりします。適度な休憩や瞬きの回数を増やす、目薬を使用するなどの対策を考えましょう。 

(3) エアコンなど乾燥対策 

エアコンの風によって目が乾燥してドライアイになりやすくなるのはご存知のことと思いますのでエアコンの風を直接受けないようにします。その他にもランニングやウォーキングなどで風を受ける場合には目薬をしたりサングラスをかけるなどの対策も良いです。

※自己判断は危険ですので、症状や違和感が続く場合は速やかに専門家へ相談をしましょう

Doctors who have medical records and doctors have a tablet

3)これは病気の可能性も?病気かどうかの判断基準とは 

目がしみる以外に下記症状がある場合には病院に行き診てもらうようにした方が良いです。 

通常より眩しく感じる・目が開けられないほど痛む・かすみ目・視力の低下・黒目が白く濁る

4)症状が続く場合は要注意!考えられる3種類の病気とは 

(1) 表層角膜炎 

角膜の表層を上皮といい、その上皮に傷がつくと角膜炎を起こします。角膜炎の症状には目がゴロゴロしたり、目がしみるように痛むなどがあり放置していると角膜潰瘍へと発展することもあります。 

(2) 角膜上皮びらん 

角膜の上皮の一部が剥がれてしまった状態で基本的には視力低下の後遺症は残りません。しかし、何度も再発して繰り返す場合には視力に影響する場合もあります。原因の多くは異物飛入やコンタクトレンズによる障害などの外的要素によるものですが、中には糖尿病による網膜症や、角膜ジストロフィなど内的要因もあります。 

(3) 角膜潰瘍 

上記の角膜炎や上皮びらんよりも更に奥の角膜実質に濁りが出たり薄くなったりする症状をいい後遺症による視力への影響もみられます。また場合によっては角膜に孔があく角膜穿孔となり失明してしまうこともあります。原因は外傷やヘルペス、真菌などの細菌感染が主となります。 

5)気になる場合は専門家へ!症状への検査・治療方法 

(1) 検査方法 

主に眼科を受診します。検査は血液検査やスリットランプ検査、視力検査、眼圧検査などが行われます。 

(2) 治療方法 

・角膜炎 

角膜炎では主に点眼薬による治療が行われます。 

・角膜上皮びらん 

感染予防の抗菌点眼薬による治療や眼軟膏を入れて眼帯で保護したりもします。またコンタクトレンズを保護的に使用することもあります。 

・角膜潰瘍 

感染症に対する治療では点眼薬や眼軟膏、点滴、内服薬、角膜下注射による治療が行われます。また感染によるものでない場合には抗炎症薬の投与や眼軟膏を入れ眼帯で保護する治療が行われます。 

6)生活習慣を整えよう!目がしみるように痛い症状への予防習慣とは 

(1) ドライアイへの対処 

エアコンやパソコンによるドライアイを防ぐために風を顔に受けないや目薬を使用するなどの基本的な対処をすることで目がしみる症状の予防となります。 

(2) 目をやたらに擦らない 

目に何かが入ったり乾いていても擦り過ぎないようにしましょう。あまり擦ってしまうと角膜を傷つけやすく充血したり、しみたりの原因となります。 

(3) 糖尿病への予防 

糖尿病で角膜潰瘍になる場合もあるので血糖値の高い人は甘いものや脂質の摂りすぎに気をつけましょう。 


   


今回のまとめ 

1)痛むのはなぜ?目がしみるように痛い場合の3大原因とは

2)試せる処置はあるの?試してみたい対処方法とは 

3)これは病気の可能性も?病気かどうかの判断基準とは

4)症状が続く場合は要注意!考えられる3種類の病気とは 

5)気になる場合は専門家へ!症状への検査・治療方法 

6)生活習慣を整えよう!目がしみるように痛い症状への予防習慣とは