耳鳴りを感じている男性のビジネスマン

耳が突然、キーンという高音や低音で耳鳴りを感じたという経験がある方も多くいらっしゃると思います。

耳鳴りにはどのような種類があるのか、またどのようなチェック項目があるのか、代表的な症状のほか原因や対処方法などについて見ていきましょう。


   


耳鳴りでキーンとなる2大原因!3つの予防法


1)耳鳴りかどうかの14つのチェック項目

チェックする項目としては下記となります。

(1)朝起きたときにグッタリとしている

(2)グルグルとしためまいが生じている

(3)耳が聞こえにくい事がある

(4)胃のコンディションがわるい

(5)夜中に目覚める事が多い

(6)寝つきが悪い

(7)些細な事でイライラする

(8)脂分を含んだ食べ物を食べる事が多い

(9)食生活が乱れている

(10)耳が炎症を引き起こしている

(11)物事に集中することが出来ない

(12)リフレッシュできない

(13)静かな場所にいるとシーンという音が聞こえる

(14)長時間の残業に追われている。

一概には言えませんが、上記の項目に多く当てはまる人は耳鳴り特有の“キーン”という音を感じる事が多いようです。


2)耳鳴りの4つの代表的症状

(1)生理的耳鳴り

何も物音もない静かな音では「シーン」という音が聞こえます。

これは何か音源があってシーンという音が聞こえるのではなく、ごく自然な生理現象として聞こえているので、この場合には何の心配もいりません。

(2)自覚的な耳鳴り

本人にしか聞こえない耳鳴りで、ほとんどは自覚的耳鳴りになります。

キーンという金属音が聞こえる事もあれば、ジーという蝉が泣くような音がきこえる事もあり、人によって様々です。どれも不快な音で、ストレスになってしまう事があります。

(3)他覚的な耳鳴り

耳の周りの筋肉の音や血流の音などが音として聞こえるものであるため、聴診器などの器具で医者でもきくことが出来るものです。

ドクンドクン、ザーザーといった音がきこえこれは高血圧などが原因となっている事があります。

(4)病的耳鳴り

メニエール病や突発性難聴などが原因で起こっている耳鳴りです。メニエール病の場合にはゴロゴロという耳鳴りが聞こえます。

動脈硬化などで病気が重なると音が変わる事もあります。

doctor with tablet pc and ill woman at hospital


3)耳鳴りでキーンとなる2大原因とは

(1)ストレス

精神的ストレスや身体的ストレスが原因となることがあります。

仕事や人間関係などによるストレス、睡眠不足などの生活習慣、騒音などの生活習慣が身体に与える身体的ストレスが長く続くことで、自律神経が乱れ起こることがあります。

(2)耳元で大きな音を聞く

耳元で爆発音やヘッドホンで音楽を大音量で聴いていると、その直後から強い耳鳴りが起こり聞こえが悪くなったり耳が詰まった感じになることがあります。

これは内耳の感覚細胞が大きな音や衝撃により損傷を受けたことによっておこるもので、早期に治療を受ける事で改善されるケースもあります。


4)耳なりの3大原因

(1)耳垢

耳垢が外耳道をふさいでしまう事が原因で“ガサガサ”“コトコト”といった耳鳴りが起こることがあります。

また、耳に水が入ったり、ゴミ・ダニなどの小さな虫が耳に入った時に起こることがあります。

(2)薬の副作用

結核の治療薬である抗菌薬をはじめ、解熱・鎮痛薬さらに抗うつ薬、糖尿病やリウマチの治療薬、利尿薬などの薬の中には、内耳を障害して耳鳴りを引き起こすものが数多くあります。

特に腎臓に疾患がある場合には、薬が十分に排せつされずに、血中濃度が高くなることが原因で耳なりが起こりやすくなります。

(3)疾患

突発性難聴や、内耳の異常が原因となるメニエール病でもめまいと耳鳴りが起こることがあります。また、中耳炎や外耳炎などの中耳や外耳の疾患いよっておこる場合もあります。

その他には脳腫瘍や脳の疾患、高血圧や糖尿病、貧血など是審の疾患、うつ病や不安神経症、自律神経失調症、更年期障害などによっても起こります。


5)耳鳴りでキーンとなった場合への2つの対処方法

(1)深呼吸

心身の緊張が強いと、耳鳴りの症状を良い強く感じます。耳鳴りが起きた時は深呼吸をして、心身をリラックスさせます。

(2)病院へ行く

耳鳴りの症状が長引いたり、めまいや難聴を伴う場合は早期に治療が必要な疾患や命にかかわる危険な疾患が隠れていることがありますので、自己判断せずに医療機関を受診するようにしましょう。

Patients undergoing the medical condition of the description


6)耳鳴りでキーンとなった場合に考えれる5つの病気

(1)突発性難聴

突然、片方の耳に激しい耳鳴りと難聴がおこる疾患で約半数はグルグルと回転する眩暈を伴います。キーンという音や金属音、電子音のような耳鳴りが特徴です。

重い場合には耳が聞こえなくなります。突発性難聴は一度きりで繰り返す事は殆どありません。

原因ははっきりとはわかっていませんが、ウイルス感染や内耳の血流障害、過労やストレスが引き金になることが多いといわれています。

(2)老人性難聴

音を感じる器官である間隔細胞は、加齢とともに徐々に数が減っていきます。そのため、恒例になると聞こえにくくなるのが老人性難聴です。

内耳の障害であることから多くの場合、キーンというような音や金属音、電子音に似た耳鳴りが両側の耳に起こります。

(3)外耳炎

耳の穴と言われている外耳道に炎症が起きる疾患で、急性の場合には耳かきによるひっかき傷に細菌が感染したり、プールの水などが耳に入ることで起こります。

この急性外耳炎が慢性化したり、糖尿病やアレルギー体質などによっても起こる慢性外耳炎の場合、強いかゆみが現れる事があります。

(4)耳管狭窄症

中耳にあり鼻やのどに繋がっている耳管は、時々開閉する事で内耳と外の気圧を調整しようとしています。

この耳管が閉じたままになる状態が耳管狭窄症で、中耳の気圧が外の気圧より低くなるため、鼓膜が内側に引っ張られて、音の振動を十分に伝えられなくなることで、低音の耳鳴りが起こります。

(5)中耳炎

耳管が要作して中耳の気圧が低下した状態が続くと、中耳の鼓膜から滲出液が分泌されて中耳腔という部分に溜まります。

これを放置すると慢性化し、耳ダレや難聴が続きます。また、鼓膜に空いた穴から皮膚組織が中耳に入り込み、骨を破壊しながら増殖する真珠腫性中耳炎をひき起こす事もあります。


7)耳鳴りでキーンとなった症状が続く場合にすべき検査方法

(1)耳の機能検査

鼻から音を入れて、中耳と鼻を繋いで「耳管」の閉鎖機能を調べる検査です。“耳管開放症”“耳管狭窄症”はこの検査で特定できます。

(2)耳管通気法

鼻から耳管にカテーテルという細い管を入れて空気の通り道を調べる検査です。

(3)ティンバノグラム

耳の赤に空気圧をかけ、鼓膜が正常に振動するかどうか調べる検査です。“滲出中耳炎”“耳硬化症”などがあると鼓膜が振動しにくくなります。


8)耳鳴りでキーンとなった症状が続く場合にすべき4つの治療方法

(1)薬物療法

原因となる疾患が特定できた場合は、それに合わせた薬物治療が行われます。

(2)心理療法

強度のストレスやプレッシャー、緊張などが原因で起こる場合は、心理療法士、心理カウンセラーなどの指導を受けて精神の安定を図ります。

(3)音響療法

一日中鳴りやまない患者さんには、周りの音を利用して耳鳴りをコントロールする音響療法を行う事もあります。

(4)TRT療法

治療が上手くいかない場合に、慢性的に耳鳴りを消すのではなく、上手に付き合うという治療法です。耳鳴りを意識しないように音響療法とカウンセリングを組み合わせて行います。


9)耳鳴りへ日常性からできる3つの予防ポイント

(1)黒豆

耳鳴りにお勧めの食べ物の一つが、黒豆です。ミネラルとリノール酸を適切に含む食べ物で血管から十分に栄養を送る効果があります。

耳鳴りでは酸素や栄養素が十分に耳の血管に行きわたっていない事が原因になることもあるので、黒豆で栄養状態を改善するのもお勧めです。

(2)ビタミン12

耳鳴りの薬物療法ではビタミンB12製剤が使われる事があり、ビタミン12と関係がfかくあります。レバーやイワシ、サンマなどに含まれているので積極的に摂取するのもお勧めです。

(3)黒ゴマ

ゴマのセサミンはアンチエイジング効果がある事から加齢による耳鳴りにお勧めです。ゴマ単体での摂取が難しい場合にはサプリメントの摂取でもよいでしょう。


 


今回のまとめ

1)耳鳴りには4大症状がある。

2)耳鳴りから考えられる病気は5つある。

3)耳鳴りの治療には4つの方法がある。