薬を説明する男性の医者

「物忘れがひどい」「仕事が覚えられない」などの悩みは、幅広い年代から聞かれます。認知症の情報が広まるにつれ、物忘れに対する不安も広がっているのかもしれません。

今回は、物忘れがひどい4つの自己診断原因、6つの対処法についてお伝えします。


   


物忘れがひどい11の原因!6つの予防方法とは


1)物忘れがひどい4つのセルフチェックリスト

物忘れに悩む方は、以下のチェックをしてみましょう。

 (1)認知症の初期に見られる症状

・忘れないようにメモを書いても、そのこと自体を忘れる

・いつも使う道が分からなくなる

・毎回ある特定の品物を買ってしまう

・趣味が楽しめなくなった

・怒りっぽくなったと言われる

・運転や計算のミスが増えた 認知症予備軍といわれる軽度認知障害(MCI)という状態があります。

 軽度認知障害と診断された人の10~15%は、認知症に移行するとされていて、厚生労働省では積極的な認知症の予防対策が必要と考えています。

(2)軽度認知障害(MCI)の定義

①本人や家族から物忘れの訴えがある

②食事・着替えなどの日常生活に問題がない

③物事を判断する能力は問題ない

④教育のレベルや年齢の影響とは考えられない記憶障害がある

⑤認知症ではない 「あたまの健康チェック」という、電話によるテストで軽度認知障害の危険性を判断してくれる民間のサービスもあります。

(3)ミニメンタルステート検査(MMSE)

(4)長谷川式認知症スケール(HDS-R)

上記の2つは病院でも使われる認知症の検査で、Webでも公開されています。


2)物忘れがひどい場合に考えられる病気とは

(1)20~30歳代の若い人の物忘れの原因となる病気

・脳梗塞

・アルコール性認知症

・麻薬中毒

・危険ドラッグ中毒

・低酸素脳症

・一酸化炭素中毒

・脳炎

・髄膜炎

・脳腫瘍

・精神安定剤

・ビタミンB1欠乏

・頭部外傷後遺症

(2)中年期の人の物忘れの原因となる病気

・アルツハイマー型認知症

・レビー小体型認知症

・前頭側頭型認知症

・脳梗塞

・脳出血

・アルコール性認知症

・麻薬中毒

・危険ドラッグ中毒

・低酸素脳症

・一酸化炭素中毒

・脳炎

・髄膜炎

・神経梅毒

・脳腫瘍

・慢性硬膜下血種

・甲状腺機能低下症

・肝性脳症

・腎臓病

・精神安定剤

・ビタミンB12欠乏

・ビタミンB1欠乏

・うつ病

・頭部外傷後遺症

(3)高齢の人の物忘れの原因となる病気

・アルツハイマー型認知症

・レビー小体型認知症

・脳梗塞

・脳出血慢性硬膜下血種

・正常圧水頭症


3)若年性アルツハイマーと欠乏症の4つの違い

若年性アルツハイマーとは、65歳未満で発症するアルツハイマー病です。物忘れがひどい栄養失調に、ビタミンB1欠乏があります。

ビタミンB1欠乏症の原因は、インスタント食品ばかり食べるなどの偏食や栄養失調、食事をしないでお酒ばかり飲んでいるなどによります。

 ビタミンB1欠乏症の症状には以下のものがあり、若年性アルツハイマーには見られない症状なので、診断の時の参考になります。

ビタミンB1欠乏症の症状

(1)動悸

(2)手足の浮腫(むくみ)やしびれ

(3)歩行障害

(4)全身のだるさ

Forgetful Senior Man Looking In Cupboard


4)物忘れがひどい11の原因とは

(1)脳細胞の変性疾患

アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症

(2)脳血管性認知症

脳梗塞・脳出血

(3)神経中毒物質

アルコール性認知症・麻薬中毒・危険ドラッグ中毒

(4)酸素欠乏

低酸素脳症・一酸化炭素中毒

(5)病原体の感染

脳炎・髄膜炎・神経梅毒

(6)脳の圧迫

脳腫瘍・慢性硬膜下血種・正常圧水頭症

(7)ホルモン・代謝異常

甲状腺機能低下症・肝性脳症・腎臓病

(8)薬物によるもの

精神安定剤・抗コリン剤

(9)ビタミン欠乏

ビタミンB12欠乏・ビタミンB1欠乏

(10)精神疾患

うつ病・統合失調症

(11)その他

頭部外傷後遺症・クロイツフェルトヤコブ病


5)物忘れがひどい場合の3つの対処方法とは

(1)一般内科にて病気が隠れていないかチェック

ホルモン異常やビタミン欠乏症の場合には、一般内科での血液検査で診断がつく場合があります。

(2)物忘れ外来・脳神経内科・精神科などの認知症専門医を受診

一般内科に受診しないで物忘れ外来などを受診した場合も、血液検査は行われます。 こちらでは、脳のCTやMRIなどの画像検査も行い診断します。

(3)脳神経外科

物忘れ外来などで、手術で治療できる物忘れと診断された場合には、こちらを紹介されます。


6)物忘れがひどい場合の6つの予防方法

(1)リラックス

一時期にたくさんの仕事をかかえていると、集中力・判断力がにぶり、物忘れしやすくなります。

 苦手な事をしなければいけないとか多くの人と接するなど、緊張状態が続くことでも物忘れがひどくなります。 積極的に気分転換をしましょう。

(2)充分な休養

長時間労働や、極端に寒い(暑い)環境などで過ごすことで、身体には多くのストレスがかかります。 このような状態では、物忘れがひどくなるので充分に休養しましょう。

充分な睡眠が取れない場合も、同様です。

(3)適度な運動

運動不足は脳の血行も悪くなり、認知症の要因となります。 日常生活の中で、歩く時間を増やすなどの工夫をしましょう。

(4)バランスのとれた食事

お酒は飲み過ぎないようにしましょう。 肉・魚・野菜をバランスよく食べるようにしましょう。 腹八分目も大切です。

(5)脳への知的刺激

人と交流を持ち、会話するようにしましょう。 新しい習い事や楽器の演奏なども、脳の刺激になります。

(6)禁煙

喫煙は、全身の血管を収縮させて血行を悪くするので、止めましょう。



 

きっかけはお医者さんの言葉でした。

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今回のまとめ

1)物忘れがひどいセルフチェックリストは、認知症の初期に見られる症状・軽度認知障害(MCI)の定義・ミニメンタルステート検査・長谷川式認知症スケールです。

2)物忘れがひどい場合に考えられる病気は、20~30歳代の若い人、中年期の人・高齢の人で違いがあります。

3)若年性アルツハイマーと欠乏症の違いは、・動悸・手足の浮腫(むくみ)やしびれ・歩行障害・全身のだるさの症状があるか否かです。

4)物忘れがひどい原因は、脳細胞の障害・全身の病気・精神疾患など様々です。

5)物忘れがひどい場合の対処方法は、内科・物忘れ外来・脳神経外科への受診で、血液検査・画像検査などから診断されます。

6)物忘れがひどい場合の予防方法は、リラックス・充分な休養・適度な運動・バランスのとれた食事・脳への知的刺激・禁煙です。