ソファーで横になっている女性

6~7時間寝ても眠いのは、日中の生活の質が落ちてしまいとても辛いことだと思います。日中に眠くなってしまうのには様々な原因があり、その原因に対処していけば治ってしまうものも少なくありません。下記の項目から順番に紹介していきます。


   


6~7時間寝ても眠いのはなぜ?眠気が続く4大原因と注意点


1)どんな症状が?寝ても眠気が続く場合の代表的な症状

(1)日中の眠気

普通6~7時間寝ることが出来れば日中に眠気が襲ってくることも少ないと思います。しかし、睡眠の質の悪さや睡眠障害がある方は、どれだけ寝ても日中に眠気が出ます。

(2)あくびの多さ

しっかりと睡眠時間を確保しても眠気が収まらないということは、自然とあくびの回数も増えるでしょう。

2)この眠気の原因は?6~7時間寝ても眠い場合の4大原因とは

(1)ストレス

ストレスが溜まった状態が続いてしまうと自律神経の乱れが生じます。夜は、睡眠を促すために副交感神経が優位になって身体がリラックス状態になり、しっかりとした睡眠を取ることが出来ます。しかし、ストレスの溜まった状態では、夜になっても交感神経が優位になってしまい睡眠中に脳が覚醒した状態になり朝起きても眠いという状態になります。

(2)睡眠前の液晶画面の見過ぎ

睡眠前までにスマートフォンやパソコンの液晶画面を見ていて就寝しても液晶画面から出ているブルーライトのせいで就寝中に脳が覚醒してしまう状態になります。就寝中の脳の覚醒は、日中の眠気へとつながります。

(3)アルコールの摂取

就寝前にアルコールを摂ってしまうと寝付けは良いと思いますが就寝中に目が覚めてしまう中途覚醒が起きてしまいます。中途覚醒は、アルコールのおかげで睡眠時間を十分に取れていても結果的に睡眠中起きてしまっている訳ですから日中眠くなるのは致し方ないと思います。

(4)病気や睡眠障害

うつ病や自律神経失調症などの精神疾患の病気や睡眠時無呼吸症候群による睡眠障害を患ってらっしゃる方は、病気や睡眠障害が原因だとはっきりしていますので十分な睡眠時間を取っていても眠気が続くのは当たり前だと思います。

3)試せる処置はあるの?試してみたい対処方法とは

(1)朝起きたら朝日を浴びる

朝起きたら5分程度朝日を浴びてみましょう。朝すぐに日光を浴びることで夜間の副交感神経の優位の状態から日中の活動に必要な交感神経へと切り替わりがスムーズに行われるため眠気が覚めます。

(2)カフェインを取ってみる

カフェインには、脳を覚醒し眠気から覚ましてくれる作用があります。朝にコーヒーや緑茶などを飲んでみる習慣をつけると良いでしょう。苦い飲み物が苦手だという方は、カフェインのサプリメントがありますのでそちらを使ってみても構わないと思います。

※上記の処方はあくまでも対処方法となります。違和感が続く場合は、速やかに専門医へ相談しましょう。

4)これは病気の可能性も?病気かどうかの判断基準とは

(1)日中の活動中の強い眠気

仕事中や車の運転中などは、交感神経の働きもあり身体が緊張状態になっているため強い眠気が起きることはほぼありません。しかし、特に車の運転中など危険を伴う際に眠気が出てしまうことは何らかの病気か睡眠障害を患っている可能性が高いでしょう。

病院のデスクで資料を確認している医者

5)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

(1)睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まってしまうことや呼吸機能の低下がみられる病気のことをいいます。睡眠時無呼吸症候群の方は、いびきをかく方が多くみられ舌のつけ根部分に脂肪が多いことや顎が小さく気道が狭い方がなりやすい病気になります。

これらが原因で就寝中に気道を塞ぎ呼吸が困難になってしまうことで中途覚醒を起こし、日中の強い眠気に襲われてしまいます。

(2)ナルコレプシー

ナルコレプシーは、日中において発作的に強い眠気に襲われてしまう病気です。有病率は世界では2000人に1人の割合ですが、日本においては600人に1人と世界最高水準であり身近にある病気になります。原因としては、脳の視床下部から分泌されるオレキシンという物質が欠乏することで起こります。症状が酷い場合には、高所での作業や自動車の運転など危険に伴うことは避けるべきでしょう。

(3)睡眠時随伴症

睡眠時随伴症は、就寝中に自分の身体が勝手に動いてしまうことや逆に金縛り状態などに陥ってしまう病気です。睡眠中に気付かない内に夢遊病のように身体が起きてしまうことや金縛りで身体に力が入ってしまっているので朝起きた時には眠気が続く症状があらわれます。

(4)自律神経失調症

自律神経失調症は、自律神経のうち2種類ある交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかない状態のことをいいます。就寝時には、副交感神経が優位になり快眠へと誘うのですが、自律神経が乱れていると交感神経が高ぶるためになかなか寝付けられない、しっかり睡眠時間を取っても寝た感じがしないという症状があらわれます。

6)気になる場合は専門家へ!症状への検査・治療方法

(1)検査方法

睡眠障害を自覚している方は、睡眠外来の受診になります。医師からいびきや日中の眠気を聞かれ、病気が疑われる場合に検査への運びとなります。睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーの検査では、終夜睡眠ポリグラフ検査を行い就寝時に器具を付けて睡眠中の眠りの深さを検査します。

(2)治療方法

睡眠時無呼吸症候群の治療は、CPAPという器具を就寝前に装着して就寝します。CPAPというのは、就寝中に絶えず一定のリズムで空気を肺の方へと送ることで無呼吸状態にならないようにするものです。また、肥満の方は運動や食事制限を行って減量することで治ることもあります。

ナルコレプシーは、薬物療法が中心になり日中の眠気を抑えるために中枢神経刺激薬を使用して対処していきます。睡眠時随伴症と自律神経失調症は、ストレスが大きく関わっているので安定剤や睡眠薬を使用しコントロールしていくことになります。

7)生活習慣を整えよう!6~7時間寝ても眠い症状への予防習慣とは

(1)就寝時間と起床時間の一定

毎日の就寝時間と起床時間の一定を計ることで自律神経を整えることが出来ます。自律神経が安定することは、快眠へとつながっていきます。

(2)肥満の解消

肥満の方の多くは、いびきをかくことが多いため睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向にあります。したがって、肥満を解消するためにも食事制限をすることや定期的に運動を取り入れましょう。


   


今回のまとめ

1)どんな症状が?寝ても眠気が収まらない場合の代表的な症状

2)この眠気の原因は?6~7時間寝ても眠い場合の4大原因とは

3)試せる処置はあるの?試してみたい対処方法とは

4)これは病気の可能性も?病気かどうかの判断基準とは

5)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

6)気になる場合は専門家へ!症状への検査・治療方法

7)生活習慣を整えよう!6~7時間寝ても眠い症状への予防習慣とは