寝苦しい女性

みなさん、夜寝返りするとめまいがしたことはありませんか。朝目が覚め、起きようとした際など、めまいや立ちくらみに悩まされている方も多いでしょう。

今回は寝返り時のめまいの原因・症状・病気の可能性・対処方法などをご紹介します。


 

 


寝返り時にめまいが?注意したい4大原因と対処方法とは


1)どんな症状が出るの?寝返り時のめまいの代表的な症状

(1) 吐き気

めまいが起きると吐き気が出ることがあります。

(2) 嘔吐

めまいがひどくなると、吐き気から嘔吐することがあります。

(3) ふらつき

めまいによってふらつきが出ることがあります。横になっていてもふらふらしてる感覚に襲われます。

(4) 頭痛

めまいがして頭痛が出ることがあります。

(5) 耳鳴り

ピーンと耳鳴りがしてめまいが起きることがあります。

(6) 幻聴

部屋に誰もいないのに、声が聴こえたり話し声が聴こえることがあります。めまいが起きる前やめまいと同時に起こることもあります。

2)考えられる原因とは?寝返り時のめまいの主な4大原因

(1) 飲酒

お酒を大量に飲み眠りについた時に寝がえりをした際めまいが生じることがあります。

(2) ストレス

ストレスがかかりすぎて、疲れ眠った際に寝返りなどでめまいが起こることがあります。また朝起きる時などにめまいを感じることがあります。

(3) 薬副作用

向精神薬や睡眠導剤などの副作用でも、寝返りをした際にめまいが出ることがあります。

(4) 病的原因

めまいは病気症状でもあります。精神疾患や風邪などでも、病気が原因で寝返りした際にめまいの症状が出ることがあります。

3)種類にも違いが?めまいの2種類と特徴とは

(1) 回転性めまい

クルクルと視界が回って見えるのが特徴のめまいです。立っているのも困難で、横になっても視界が回って見えて休めません。目を閉じてもクルクルと回る感じに襲われます。吐き気や嘔吐が特徴です。

(2) 浮遊性めまい

フワフワと浮いたような感じが特徴のめまいです。ふらついて歩行バランスが悪くなったり、人によっては吐き気や嘔吐が出ることもあるのが特徴です。

4)試せる処置はある?症状の対処方法とは

(1) ビニール袋

嘔吐することもあるのでビニール袋を用意しましょう。嘔吐してしまった場合は、吐物が気道に詰まらないように身体を横に向け寝ましょう。

(2) 静養

一時的なこともあるので、横になり様子を見ましょう。ひどくなるようなら病院へ受診しましょう。

(3) 家族の助け

部屋でめまいが続くようなら、電話を使用したり声で人を呼びましょう。一人暮らしの場合も電話で友人を呼んだり家族を呼びましょう。

めまいと共に嘔吐や頭痛などの症状が出てきた場合、歩行も困難になるので救急車を呼び救急外来へ搬送してもらいましょう。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

Close up of unknown female doctor sitting at the table near the window in hospital

5)症状が続く場合は注意!考えられる5種類の病気

(1) 脳梗塞

脳の血管が詰まることによって、脳の組織などが壊死したりする病気です。それによって、身体に様々な神経障害などを起こし、場合によっては詰まった血管が破裂し出血するなど命に関わる危険な病気でもあります。

出血を起こした場合に、症状としてめまいや激しい頭痛が出ることがあります。

(2) 突発性難聴

急に強いめまいや耳鳴りに襲われ、原因がわからないほど突然耳が聴こえなくなる病気です。

(3)メニエール病

ふらふらするめまいや、視界がクルクル回るようなめまいが特徴の病気です。それによって吐き気や嘔吐などの症状などが出たりする病気です。耳の中にある内耳という部分からの病気ですが、特定疾患として認められている難病です。

(4) 内耳炎

内耳に炎症が起きる病気です。他の脳内の疾患からなることもありますが、ほとんど中耳炎から内耳炎になることが多いです。程度にもよりますが、強いめまいや嘔吐などの症状が出ます。

(5)統合失調症

2大精神疾患の1つです。妄想や幻聴といった症状やうつ状態や睡眠障害といった精神症状や身体症状も出る難治性の病気です。入退院を繰り返すこともあり、向精神薬によってのコントロールが大事になってきます。

6)気になる場合は専門家へ!行われる可能性のある検査方法

(1) 血液検査

健康診断などで行われる検査です。採血し血中の成分を調べると共に炎症反応なども調べます。炎症反応などが出た場合、それによって治療方針などが判断されます。診療所でも検査できますが、総合病院をお勧めします。

(2)CT検査

脳血管障害などが疑われた場合などに行われます。X線にて頭部を撮影し、撮影した画像を輪切りにして、処理された画像を見て病変箇所などを特定していきます。

造影剤など注入することにより脳血管障害なども特定できるようになります。円状の検査機の中に入る為、閉所恐怖症の方は事前に説明し対応してもらうことをお勧めします。総合病院を受診することをお勧めします。

(3) MRI検査

脳に病変はないかを見ます。CT検査よりも、鮮明な画像処理により、いろんな角度から検査箇所を見ることができる検査です。

病変や病気がはっきりと映し出される為、医師も診断しやすい検査です。X線検査とは違い、微量の被ばくもなく安心ですが、固定され狭い円状の空間に入る為閉所恐怖症の方は説明しましょう。

強力な磁石などが使用されている為、事前説明にてネックレスや装飾品など外してくださいなどがあります。浴衣のような検査着に着替える為、検査中寒く感じることがあります。総合病院の口腔内科受診をお勧めします。

(4)平衡機能検査

平衡感覚が正常かなどを調べる検査です。片足立ちができるかふらつきの程度、普通に立ったままの状態が維持できるかなどや、目を閉じた状態で止まったまま足踏みをしてズレたりしないかなど行う検査です。総合病院へ受診することをお勧めします。

(5) 聴力検査

健康診断などでも行われる検査です。ヘッドホンなどを耳に当て、高音から低音と音を出されるので、聴こえたらボタンを押して知らせます。

上記のメニエール病の場合低音が聴こえにくいなどのことがある為疑われた場合、まずこの検査を受けます。めまいやふらつきなどの症状が見られた場合、総合病院へ受診することをお勧めします。

(6) 心理検査

心療内科や精神科などで行われる検査です。IQテストやロールシャッハというインクを垂らした画像を見せ、染みの部分が何に見えるなど指摘していく検査です。

その時時間を計り、表情なども見られ、性格診断や病気の傾向などを診断することがあります。専門の臨床心理士が行い、結果を医師に説明します。心療内科や精神科に受診することをお勧めします。

7)日常から改善を!寝返り時のめまいへの予防ポイント

(1) 飲酒を控える

多量の飲酒は、身体に悪影響なので控えるようにしましょう。寝酒などで、寝返りした際にめまいや嘔吐など起こることありますので、日頃から1日2缶など決めて飲むようにしましょう。

(2) ストレス発散

ストレスが溜まりすぎると、身体に影響が出ますので趣味に没頭できる時間を増やしたり落ち着ける環境などを作るようにしましょう。

(3) 医師と相談

持病で、複数の薬を飲んでいる場合でも副作用でめまいが出たりします。めまいや副作用が出たらすぐに受診して、医師と相談しましょう。同じ系統の薬に変更されたり、減らせるようなら薬が減量されることもあります。


   


今回のまとめ

1)どんな症状が出るの?寝返り時のめまいの代表的な症状

2)考えられる原因とは?寝返り時のめまいの主な4大原因

3)種類にも違いが?めまいの2種類と特徴とは

4)試せる処置はある?症状の対処方法とは

5)症状が続く場合は注意!考えられる5種類の病気

6)気になる場合は専門家へ!行われる可能性のある検査方法

7)日常から改善を!寝返り時のめまいへの予防ポイント