横になってティッシュで鼻を押さえている女性

あなたは、寝ている間に鼻血が出ていて起床時に何かの病気の症状ではないかと心配で不安になったことはありませんか。今回の記事では、寝ている間の鼻血が出る原因や症状が続く場合に考えられる病気、鼻血症状の対処法などについて紹介します。


   


寝てる間に鼻血が!何が原因?7つの病気の可能性と対処法


1)理解しておこう!鼻血の3つの種類と特徴の違い

(1)単純性鼻出血

鼻血の80%がこのタイプの鼻血といわれています。単純性鼻出血は、鼻をかむことなど外的の刺激により鼻の中に傷が入り、出血するものといわれています。

(2)動脈性鼻出血

鼻の中にある蝶口蓋動脈などの太い動脈が切れることで、出血する鼻血といわれています。動脈性鼻出血の場合、血流が多く血管が太いことから大量に出血するといわれています。

(3)症候性鼻出血

病気や薬の影響により出血する鼻血といわれています。

2)何が原因?寝てる間に鼻血が出てしまう3大原因とは

(1)鼻の粘膜の傷

睡眠中無意識に鼻をいじるなどで粘膜を傷つけてしまうことや、睡眠前の鼻のかみすぎなどで粘膜が傷つきやすい状態のまま、睡眠中の寝返りなどの動作で傷が開いてしまい寝ている間に鼻血が出てしまうことがあるようです。

(2)血圧の上昇

起床前後は、血圧が上昇しやすい時間帯です。血圧の上昇により、鼻の中の毛細血管が破れて寝ている間の鼻血の原因になることがあるようです。

(3)病気によるもの

高血圧や動脈硬化などの病気による症状によっては、鼻血が出やすくなることがあるようです。

3)応急処置!鼻血症状への4つの対処方法とは

(1)圧迫

鼻の中にあるキーゼルバッハ部位の出血であれば、小鼻の柔らかい部分をつまんで圧迫することで鼻血が止まることがあります。

(2)冷却

鼻の中の毛細血管からの出血を抑えるために、濡れタオルなどで小鼻を冷やすことは毛細血管が収縮することで鼻血が止まることがあります。

(3)下を向いて安静

鼻血がある時に動き回ることは血圧が上昇するので、鼻血が止まらず止血に良くありません。鼻血症状がある時は、血圧を上げないように安静にすることが対処方法として有効です。また、鼻血が出ている時に顔の向きを上に向けていると、窒息や嘔吐の原因になることがあります。鼻血の症状がある時は、顔は下に向けて喉に来た血は随時バケツなどに吐き出すことが対処方法として有効です。

(4)病院へ

上記の方法で30分以上経過しても鼻血が治まらない場合や鼻血だけでなく歯茎からの出血やアザがあるようであれば病気の症状による鼻血の可能性もあります。病院にて検査をして、適切な対応をすることが対処方法として有効です。

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4)症状が何日か続く・・?考えられる7種類の病気とは

(1)糖尿病

糖尿病は、インスリンといわれる血糖値を下げるホルモンの作用が低下することで体内のブドウ糖がうまく取り入れられないなどにより、血糖値が多くなっている状態といわれています。症状としては、口の渇きや体重減少などの症状などがあり、長期的に糖尿病の状態が続くことで、鼻の中の血管もダメージを受けて鼻血の症状が出ることもあるようです。

(2)高血圧

高血圧は、安静時の状態であっても日常的に血圧が高い状態といわれています。血圧の高い状態は、血管の内側に強い負担がかかってしまうので血管の柔軟性もなくなり傷つきやすくなることで、鼻の血管が切れて鼻血が大量に出ることがあるようです。

(3)白血病

白血病は、骨髄の中で造血幹細胞ががん化し増殖し続ける状態といわれています。白血病は、正常な血液が少なくなることで止血作用のある血小板も減少し出血傾向が出ることで、鼻血などが症状として出やすくなるようです。

(4)鼻のガン

鼻のガンには鼻腔がん・副鼻腔がんがあり、鼻の中にある鼻腔および副鼻腔にガンができている状態といわれています。症状として鼻腔および副鼻腔のガンが、内側に進展し圧迫することで鼻血などが症状として出ることがあるようです。

(5)突発性血小板減少性紫斑病

突発性血小板減少性紫斑病は体内の免疫機能が、異常を起こすことによって血小板の数が減少する状態といわれています。症状は、血小板が減少することで出血しやすくなるだけでなく、血が止まりにくくなるので鼻血や血便、歯茎からの出血などが症状として出ることがあるようです。

(6)肝硬変

肝硬変は、肝臓にある細胞が破壊され続けることで細胞が修復される時のタンパク質が増加し、肝臓がこぶでゴツゴツし固くなっている状態といわれています。症状は、肝硬変により肝臓の機能が低下してしまい血小板を生成するのに必要な物質の合成力が弱まって、おのずと血小板の生成力も弱まり血液の固まりも悪くなりことで、鼻血や内出血などが症状として出やすくなることがあるようです。

(7)自律神経失調症

自律神経失調症は、自律神経のバランスがストレスや不規則な生活などにより乱れることで、さまざまな体の不調を発症している状態といわれています。症状は人により様々ですが、自律神経失調症の症状として鼻の毛細血管が切れやすくなり鼻血の症状を発症する人もいるようです。

5)専門家での検査を!治らない鼻血への検査方法

鼻血の症状が15分以上止まらない場合や鼻血が大量の場合などは、鼻の専門である耳鼻科をまず受診しましょう。

(1)問診

問診では、鼻血の症状が出た時の様子や現在服薬している薬、過去にかかった病気などが医師から聞かれます。

(2)内視鏡検査

内視鏡検査では、内視鏡や鼻腔ファイバースコープによる画像により鼻の内部の出血場所や病変などを観察します。

(3)血液検査

血液検査では、採取した血液成分の数値などから病気が鼻血の原因になっていないかの検査をします。

(4)レントゲン検査

レントゲン検査では、撮影された画像から異常な陰影が無いかなどを検査します。

(5)CTおよびMRI検査

CTおよびMRI検査では、画像から炎症の程度や範囲などを検査します。

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6)病気の場合には?専門家で行われる可能性のある治療方法

今回は糖尿病の場合の治療方法を紹介します。

(1)食事療法

糖尿病の場合、肥満や暴飲暴食をしている人が多いので糖分や栄養の過剰摂取を控えるために病院では医師等から食事療法の指導があります。食事療法の指導では、患者の年齢・性別・身長・体重などから必要とする1日の摂取エネルギー量を決めて、決められた1日の摂取エネルギー量を守りながら食事で栄養素をバランス良く取るように指導されます。

(2)運動療法

糖尿病が2型糖尿病のように、肥満や運動不足などによりインスリンの働きが悪くなっている患者の場合は、運動療法を行なうことによる肥満解消で筋肉の活動量が上がり、インスリンの働きも促され糖尿病の治療効果があるといわれています。運動療法としては、インスリンの働きを良くするためにも全身運動となる有酸素運動が適しているといわれています。有酸素運動には水泳やジョギングなどがあります。

(3)薬物療法

薬物療法は食事療法および運動療法を行なっても、患者の血糖値の改善が見られない場合医師の判断により正常な範囲に維持し血糖コントロールするために行われる治療法です。薬物療法には、経口血糖降下薬とインスリン注射の2つに分けられるといわれています経口血糖降下薬は、薬により血糖値を下げる効果のある飲み薬のことといわれています。薬によって作用する箇所や効果に違いがあるので、薬は患者の状態にあった薬が処方されます。インスリン注射は、膵臓でつくられるインスリンといわれるホルモンを注射により注入することで血糖値をコントロールする治療法といわれています。

7)日常生活から改善を!夜間の鼻血への予防習慣とは?

(1)食習慣

鼻血の予防には、鼻の中の傷が入りやすい毛細血管を強化することが重要です。そばを食べることが、鼻血予防に効果があるといわれています。そばには、ルチンといわれる栄養成分が含まれており毛細血管を丈夫にする効果があるといわれています。ルチンの一日の摂取目安量は30~50mgといわれています。そば100gにルチンは10~20mg含まれているので、そば1人前により摂取目安量を摂取することができるといわれています。

(2)生活習慣

生活において、ストレスや不規則な生活は自律神経の乱れを招くので鼻血予防に良くありません。日常生活では、趣味や運動などによりストレスを発散することや規則正しい生活を送ることが自律神経の乱れを防ぎ鼻血予防につながります。

(3)睡眠習慣

睡眠不足はストレスが溜まりやすくなるだけでなく、自律神経の働きも悪くしてしまうので鼻血予防に良くありません。質の良い睡眠を生活の中できちんととることが鼻血予防につながります。

(4)運動習慣

無酸素運動のような、急に力を強く入れるような運動は血圧が急激に上昇し鼻血の原因になることがあるので予防に良くありません。運動には、肥満予防など鼻血予防にも良い効果があるので、血圧が急激に上がってしまうような運動はあまりしないようにすることが鼻血予防になることがあります。


   


今回のまとめ

1)理解しておこう!鼻血の3つの種類と特徴の違い

2)何が原因?寝てる間に鼻血が出てしまう3大原因とは

3)応急処置!鼻血症状への4つの対処方法とは

4)症状が何日か続く・・?考えられる7種類の病気とは

5)専門家での検査を!治らない鼻血への検査方法

6)病気の場合には?専門家で行われる可能性のある治療方法

7)日常生活から改善を!夜間の鼻血への予防習慣