熱を測る女性

微熱だと思っていた熱が、一週間たっても下がらない。咳は出ないんだけど、熱が一向に下がらず、原因がわからない状態は辛いものです。

今回は熱が下がらない場合に考えられる原因、病気の可能性、対処方法についてお伝えをします。


   


熱が下がらない3つの病気の可能性!治療と予防方法とは


1)熱が下がらない4大原因

(1)疲れから

身体が疲れているために、熱が下がらない。風邪は治ったのに、熱だけ下がらないときには身体の疲労が原因と考えられます。

(2)鼻づまり

咳は出ないが、鼻づまりがとれない。または目の下おでこのあたりが痛い等で熱が下がらない事もあります。

鼻水が鼻腔を埋め尽くし、呼吸に障害を及ぼす、細菌が粘膜を刺激するために発熱すると言われています。

(3)ウィルス

病原菌のせいで微熱、稀に38℃以上の熱が続くこともあります。細かな原因となるウィルスは発熱後の、検査によってわかります。

(4)ストレス

日々の生活のストレスも原因になります。熱だけでなく、風邪の症状にも似ているためによく間違われます。

2)熱が下がらない場合の初期・中期・後期症状

(1)初期症状

風邪の初期症状のように微熱がおこり、関節痛や身体のだるさがでます。

(2)中期症状

関節痛は収まったものの、頭痛やのどの不快感などが発生します。身体の疲労感も残り、体力も落ちている状態です。

(3)後期症状

発熱自体は、微熱が続き、睡眠障害なども患い体力も低下します。それに伴い、記憶力、思考力も低下し、私生活にも障害が発生します。

また、体調面の変化から免疫力も衰えることとなり、腹痛やリンパのむくみや腫れも発生いたします。

3)症状が続く場合に・・考えられる3つの病気とは

(1)慢性疲労症候群

長期間、強烈な疲労感に襲われる病気。

この「長期間」というのが6カ月以上続き、しかも熱が通常の0.5度~1度とあまり問題にしないくらいの発熱状態の為、自分では判断しにくいうえ、検査でも異常が見られないのが特徴。

ひどくなると、ベットから起き上がれなくなることもあります。

(2)副鼻腔炎

顔にある副鼻腔に鼻水がたまることで、熱や顔の腫れ、頭痛を引き起こします。蓄膿症としても有名です。

(3)不明熱

38℃以上の発熱が3週間以上続いている場合で、原因が特定できない場合は「不明熱」と言われます。

頭痛持ちの女性

4)応急処置を!熱が下がらない場合への3つの対処法

(1)冷やして下げる

頭や脇など身体の一部を集中的に冷やすと効果的だと言われています。ただし、身体全体を冷やすのは逆効果となってしまいます。

(2)身体を冷やす食事・飲み物

熱があると食欲が落ちてしまいますが、とらないと回復もできません。そこでおかゆや、生姜等租摂取することで身体を内から温めることができます。

(3)安静にする

家でゆっくりと寝る。眠れなくても横になることで体力は回復します。また、家でゆっくりするとストレスの緩和にもつながります。

5)専門家でできることとは・・病院で行われる検査方法

(1)血液検査

発症時の白血球数と白血球分類を検査します。細菌感染やウィルス感染を調べます。ウィルス感染症では、白血球の数は増えず、細菌感染症を併発すれば白血球数が増加していきます。費用は2,000~6000円までとなります。

(2)尿検査

タンパク質や糖、ビリルビン白血球、亜硝酸塩などを検出することができます。ビリルビンの値が陽性になった場合、肝炎(こちらも発熱が続く症状です)を疑われます。費用は3000円位。

(3)CRP

CRP検査では炎症や組織の破壊がどれほどのものか検査します。CROの変動が大きいと、病気も激減し、数値も倍になるのが特徴的。CRP検査は病気に対する特異性はありませんが、陽性や増加が示された場合、身体のどこかで病気が進行しているのがわかります。10000円位が目安の価格となっています。

Patients undergoing the medical condition of the description

6)熱が下がらない場合にすべき3つの治療方法

(1)服薬

不明熱や慢性疲労症候群においては、自律神経をただす目的として、服薬を用いて安静にすることが多いです。服薬の薬も抗うつ剤などが用いられることが多いです。不明熱も原因が特定できれば、それに合わせた薬の処方となります。1回2000円程度

(2)抗生物質投与

副鼻腔炎や不明熱などは、細菌が原因となりうることが多いため、抗生物質の投与になります。注射であったり、副鼻腔炎は鼻に直接(吸引や注射)をおこない、細菌を減らすようにします。一回では、治りきらない場合が多いので、治療は中長期的に自分の判断で判断せずに通院することが大切です。費用は4000円程度。

(3)カウンセリング

慢性疲労症候群の場合、ストレス・精神的に来ている事が多いために、カウンセリングを行いストレスの根本の改善を目指すこととなります。この場合は、カウンセリング+服薬となることが多く、鬱と間違えられやすいですが、鬱ではありません。

7)生活習慣から改善を!熱への4つの予防ポイント

(1)ストレスをためない

ストレスは身体の変調のもっともな原因。程々の息抜きをし、ストレスを長く貯めないようにする。

(2)病気は完治させる

風邪やインフルエンザなどは完治させるようにする。80%戻ったから普通の生活をしよう!という発想をしていると、身体の変調を見落としてしまう事になってしまいます。

(3)自己判断しない

調子が悪い⇒風邪だろうという発想が、慢性疲労症候群や副鼻腔炎になってしまう原因にもなります。調子が悪く、判断に迷ったら迷わず病院に行き、病名をわかれば不安もなくなり、ストレスをためない事にもつながります。

(4)生活習慣の見直し

睡眠時間の確保、適度な運動、暴飲暴食をしない。生活習慣をただすと、自律神経の乱れも抑えることができるので、発熱だけでなく様々な病気の予防になります。


   


今回のまとめ

1)疲れや鼻づまりなど、発熱と直接原因がなさそうなところに原因があることが多い

2)長く続くとベットから出れないくらいになる

3)慢性疲労症候群のほか副鼻腔炎が原因による発熱がある

4)身体を冷やすには、外から中か冷やすことができる

5)検査には尿検査、血液検査の他CRPと呼ばれるものがある

6)服薬の他にカウンセリングによる治療もストレスを軽減するうえにある

7)生活習慣をただすことストレスをためない事が、病気を未然に防ぐ