薬を飲んでマスクをしている女性

単に喉が鳴る症状であれば色々な原因がありますが、グルグル鳴るような症状は限られてきます。グルグル鳴る症状の代表的な原因としては聞き慣れない呑気症(どんきしょう)という病気が関わっている可能性が高いので呑気症について説明していきます。 


   


喉がグルグル鳴る?気になる3大原因と注意したい病気とは 


1)喉が鳴るとはそもそもなに?代表的な症状とは 

喉が鳴る時の代表的な症状には主に3つあります。1つ目は胃腸に空気が溜まって喉が鳴るゲップに似た症状、2つ目は呼吸をした時に、ゼーゼー、ヒューヒューと気管で音がなる喘鳴(ぜんめい)と呼ばれる症状、そして3つ目に異物が喉に引っかかって鳴る喘鳴に似た症状がありますが、グルグルと鳴る症状としては1つ目の胃腸に空気が溜まった時の症状が代表的だと言えます。 

2)なぜ症状が現れる?喉がグルグル鳴る場合の3大原因 

(1)歯を食いしばる、噛み締める 

歯を食いしばるなどの噛み締める行為によって唾が多く出て、その唾液を飲み込む時に空気も吸い込んでしまい喉がグルグル鳴る原因となります。 

(2)ストレス 

心配事や不安を抱えたまま生活をする事で精神的なストレスが溜まり食いしばる回数も増え、それに伴い噛み締める状況も多くなります。またストレスからアルコールを飲む量が増えたり食事量も増え更に空気を飲み込む回数が増えるので喉がグルグル鳴る最大の原因だといえます。 

(3)早食いやアルコール、炭酸飲料の早飲みなど 

早食いなども食べると共に空気を飲み込む原因となったり、炭酸飲料やアルコールを一気に飲んだ場合もゲップがよく出ます。 

3)試せる応急処置とは?症状への対処方法とは 

(1)食事をゆっくり食べる 

早食いや一気飲みは一緒に空気を飲み込みやすくなり、お茶など温かい飲み物をすすり飲んだりする事も空気を取り込みやすいといえ、ゆっくりと食べる意識やすすり過ぎない意識を持つと良いでしょう。 

(2)胃に負担のかからない食べ物 

胃に負担のかかる食べ物を取り過ぎると胃液が逆流してしまい、結果的に空気を吸い込む回数も増えゲップや吐き気も増えるため胃腸に負担をかける味の濃い食品や冷たい商品などを避けるようにします。 

(3)姿勢を良くする 

前傾姿勢や猫背は胃に負担を与え胃液の逆流に繋がり症状を悪化させる原因となります。ですから姿勢を良くしているだけでだいぶ症状が和らぐ場合もあります。 

(4)喫煙をしない 

喫煙によって胃の粘膜が傷つき症状が更に悪化する可能性が高くなるので喉がグルグル鳴っていたりお腹に張りなど異常を感じる時には喫煙を控えるようにしましょう。 

※上記はあくまでも対処方法となります。症状が続く場合は、自己判断をせずに速やかに専門医へ相談をしましょう 

4)病気の可能性は?病気かどうかのチェックと判断基準とは 

以下の症状が複数ある場合には呑気症どんきしょう(空気嚥下症)という病気の可能性があります。 

・ゲップがいつもより多い 

・満腹感が無くならない 

・胃に気持ち悪さがあり吐き気がある 

・おならが多く出る 

・頭痛、肩こり 

・首、顎、こめかみ、眼の奥などに痛みがある

Doctors and nurses are looking at the screen of a personal computer

5)症状が続く場合は注意!可能性のある2種類の病気とは 

(1)呑気症(どんきしょう) 

別名を空気嚥下症ともいい、喉からグッグッ、ギュルルというようなゲップに似た音が出るのが特徴です。この病気は、大量の空気を飲み込んだために胃腸に空気が溜まってしまうことで引き起こされる病気です。また呑気症(別名・空気嚥下症)の症状としては下記のものがあげられます。 

・げっぷ 

・腹部膨満感 

・上腹部の不快感、吐き気 

これら症状は食事の際に早食いや炭酸飲料、アルコールなどを一気に飲んだ場合に空気を一緒に吸い込んでしまったり、緊張や不安など精神的ストレスを抱えている場合に唾を飲み込む癖がある人が唾と一緒に空気を飲み込んでしまうなどの理由で起こりやすくなります。 

(2)噛みしめ呑気症候群 

呑気症の一種ですが、症状が多岐にわたるため区別して記します。ストレスで食いしばったり、歯を噛み締める癖がある人は唾が出やすく飲み込む空気の量も増えるため呑気症になりやすく、これを噛み締め呑気症候群といいます。 また多岐にわたる症状は以下の様になります。 

・頭痛 ・肩こり 

・首の痛み ・顎の痛み 

・こめかみの痛み ・目の奥の痛み 

・吐き気 ・げっぷ 

・胃の不快感 ・お腹が張る 

・おならが多い 

また、その他にも胸や心臓の痛みを起こす場合もあります。 

6)専門家での検査を!症状が気になる場合へ試したい検査・治療方法 

(1)検査方法 

先ず受診するべき病院は、呑気症の場合には噛み締めや消化器の不調には消化器内科、歯科、ストレスの治療には心療内科、精神科などです。 また噛み締め呑気症候群では様々な症状が出るため、内科、外科、胃腸科、脳外科、整形外科、耳鼻科、眼科、歯科・口腔外科など症状によってそれぞれ受診しなければいけない可能性もあります。

検査は消化器の病気の可能性を否定するため、腹部のX線、内視鏡、CT、超音波など各種検査を行っていき最終的に何もなければ噛み締め呑気症と診断されます。 

(2)治療方法 

治療には心療内科や精神科、それに歯科による共同治療となって行くため双方の調整を取り両立させる事が難しくなりますので両方の治療を分けて説明していきます。 

・歯科での治療

合っていない義歯を作り直したり、マウスピースのような器具を装着する治療を行います。このマウスピースの治療でかなり回復する人もいますが人によっては逆に唾液量が増える場合もあり誰にも万能であるとはならず歯科医と相談しながら解決策を探っていきます。 

・心療内科や精神科

心療内科または精神科での治療は緊張や不安、鬱の改善、ストレス解消・緩和を行っていきます。また、この治療が呑気症においては最重要となり症状が重度な場合には薬物療法で抗うつ薬や抗不安薬が使用されます。 

7)生活習慣から改善を!喉がグルグル鳴る症状への3つの予防習慣 

(1)リラックス 

ストレスを溜めないように自分がリラックス出来る時間を作ります。例えば音楽鑑賞や読書、それに入浴などのように人それぞれで違った方法があると思います。 

(2)食べ方・飲み方の癖を改善する 

食べ物を噛む時にすり潰すように噛むのではなく噛み切るように噛む事で唾液の出方を抑えます。また、食べ物でも飲み物でもゴクっと飲み込むのではなくスルリと飲み込むイメージを持つようにします。 

(3)ストレッチ 

腰周りやお腹周りの筋肉をほぐす事で空気を溜め過ぎないで排出する事が出来ます。ゲップやおならを我慢しすぎないで出す事でお腹の張りや吐き気などの症状が緩和されます。 


   


今回のまとめ 

1)喉が鳴るとはそもそもなに?代表的な症状とは 

2)なぜ症状が現れる?喉がグルグル鳴る場合の3大原因 

3)試せる応急処置とは?症状への対処方法とは 

4)病気の可能性は?病気かどうかのチェックと判断基準とは 

5)症状が続く場合は注意!可能性のある2種類の病気とは 

6)専門家での検査を!症状が気になる場合へ試したい検査・治療方法 

7)生活習慣から改善を!喉がグルグル鳴る症状への3つの予防習慣