喉の痛みがある女性

喉の奥の違和感があると、通常は「風邪を引いたかな」と思うのが普通ですよね。ただ、あまりにも長く続く場合や、頻繁に症状が出る場合には、思いもよらぬ病気が潜んでいる可能性もあります。

今回はそんな喉の奥の違和感の原因や対処方法についてお伝えをします。


   


喉の奥の違和感の5大原因!病気の可能性とは


1)喉の奥の違和感の6つの症状 

(1)ひりひりとした痛みがある 

(2)飲食物がしみる 

(3)つばを飲むと痛い 

(4)咳やたんが出る 

(5)発熱を伴う 

(6)首の腫れを伴う 

外傷による痛みの場合は、傷が治れば痛いも収まりますが、ただ口の中は皮膚などと違い、常に湿気がある(潤っている)ので治るまでに時間がかかる傾向があります。 

細菌やウィルスによる喉の痛みの場合は、重篤化すると段々を喉が腫れてきたり、熱を帯びてきたり、咳やたん、頭痛へと症状が変化していくケースがあります。 

2)喉の奥の違和感の5大原因 

(1)細菌 

溶連菌などの細菌が原因で喉に炎症を起こし、痛みが出るケースです。 

(2)ウィルス 

インフルエンザウィルスやアデノウィルス、RSウィルスなどが有名です。ウィルスにより、喉に炎症が起きることで痛みが出ます。風邪の原因の9割以上がウィルスによるものだと言われています。  

(3)外傷 

硬いものを食べて喉を傷つけてしまった場合や、熱いものべたり飲んだりしたときにやけどをした場合などに起こります。 

(4)乾燥 

特に冬場などに低くなると、夜寝ている間などに喉の置くが乾燥してしまい、違和感などが生じます。 

(5)免疫力の低下 

疲れていたり、体が弱っていたりすると、細菌やウィルしに感染しやすくなり、結果として、喉の奥に違和感を生じることがあります。 

3)喉の奥の違和感への5つの対処法 

(1)うがい 

うがいと手洗いで9割がたの風邪は防げると、お医者さんなどがよく言っています。塩を入れてうがいをするのも効果的です。 

(2)薬 

市販薬や、喉の奥に塗る薬・スプレーなどを用いて、喉の炎症を抑えて違和感を緩和します。 

(3)水分をたくさん摂る 

喉の奥の粘膜が乾燥すると、細菌やウィルスが繁殖しやすい環境になってしまいます。また、発熱を伴う場合には、熱を下げるのにも有効です。 

(4)保温・保湿 

特にインフルエンザウィルスは低温・低湿を好むので、部屋の加湿をして温めることが大事です。また、体を温めることで血行を促進し、症状の改善を早めます。 

(5)休養 

喉の奥に痛みがある場合は、外傷などを除きほとんどの場合が、体が弱っている時に起こりますので、しっかりと休養をとって免疫力を高めることが大事です。 

上記は自分でできる対処法ではありますが、症状があまりにも長く続く場合や、頻繁に発症する場合には自己判断せず、すぐに病院を受診するようにしてください。 

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4)喉の奥の違和感が続く場合に考えられる5つの病気 

(1)風邪 

喉の奥のほとんどが風邪が原因です。細菌やウィルスに感染することによって、喉の奥に炎症を起こして違和感や痛みを生じます。 

(2)咽頭炎 

咽頭炎には急性咽頭炎と慢性咽頭炎の二つがあります。急性咽頭炎の場合は、風邪などが原因で喉の奥に炎症が起きて、違和感や痛みを生じます。風邪が治れば違和感も収まります。 

慢性咽頭炎の場合は、飲酒や喫煙などの生活習慣や、アレルギーや逆流性食道炎、慢性鼻炎などの疾患により起こります。症状が長く続くのが特徴です。  

(3)インフルエンザ 

冬になると流行するインフルエンザウィルスによっても、喉の奥の痛みや違和感が出ます。高熱や関節の痛みを伴う場合にはこれを疑います。 

(4)扁桃腺炎 

喉の扁桃という部分にある常在菌が活動することによって炎症を起こします。細菌やウィルスに対しての防御反応なのですが、人によっては慢性的に繰り返します。 

(5)がん 

咽頭がんや食道がんの場合にも喉の奥に違和感や痛みを生じます。初期には症状が出ないことが多いのですが、次第に食べ物を飲み込みにくくなったり、飲み込む際に痛みが出たりします。 

5)喉の違和感が続く場合にすべき3つの検査方法 

喉の違和感が続く場合には病院を受診しますが、通常の場合は内科や耳鼻咽喉科にかかるのが普通です。そこで対応できない場合は大きな病院を紹介してもらうことになります。 

(1)インフルエンザなどのウィルス検査 

鼻の奥に検査器具を差し込んで、ウィルス反応を見ます。陽性の場合は通常タミフルやリレンザを処方されることが多いです。検査と薬を合わせて3割負担で3,000円程度のところが多いようです。 

(2)溶連菌などの細菌検査 

細菌性の感染がないかどうかを調べる検査です。陽性の場合は抗生物質が処方されますが、10日ほど飲み続ける必要がります。検査と薬を合わせて3割負担で3,000円程度のところが多いようです。 

(3)内視鏡検査 

咽頭がんや食道がんの疑いがある場合は、胃カメラなどで検査をします。

内視鏡検査のみの場合、3割負担で6000円程度、病理組織検査もあわせて行なうと10,000円~15,000円ほどかかるところが多いようです。 

6)喉の違和感が続く場合にすべき2つの治療方法 

通常は耳鼻咽喉科にかかります。小さい子供の場合は小児科に行きます。そこで対応しきれない場合は、総合病院などを紹介してもらうことになります。 

(1)投薬治療 

検査の結果、病名が付いたらそれに応じた薬を飲むことになります。ウィルスに関しては、インフルエンザに対する抗ウィルス薬くらいしか有効なものはないので、自己の治癒力に頼ることになります。 

細菌性のものの場合は抗生剤が処方されます、通常、細菌がいなくなるまで飲み続ける必要があり、また、再度検査を行なうことが多いです。 

(2)手術 

扁桃腺炎をたびたび繰り返して症状が重く出る場合や、がんなどの場合は手術という選択肢もあります。予後にもよりますが、10万円から20万円かかることが多いようです。 

Doctor and surgeon reading notes

7)喉の痛みへ日常からできる3つの予防ポイント 

(1)生活習慣 

喉の奥の痛みは風邪によるものが最も多いです。風邪を予防するには規則正しい生活が何より大事です。

決まった時間に起きて、朝ごはんを含む3食を栄養バランスよく摂り、夜は入浴などリラックスしてから就寝するのが、予防につながります。 

(2)手洗い・うがい 

子供の頃は行なっていた習慣も、大人になるとやらない人が増えてきます。でも、うがい・手洗いは最も簡単で効果的な予防法です。

風邪の9割がたを防げるというお医者様も多いので、外から帰ったら必ず行なうようにしましょう。 

(3)運動 

適度な運動が強い肉体を作ってくれるのは間違いありません。日常生活で取り入れられる運動を続けることで、体の免疫力が高まります。 


   


今回のまとめ 

1)喉の奥の違和感の6つの症状 

2)喉の奥の違和感の5大原因 

3)喉の奥の違和感への5つの対処法 

4)喉の奥の違和感が続く場合に考えられる5つの病気

5)喉の違和感が続く場合にすべき3つの検査方法 

6)喉の違和感が続く場合にすべき2つの治療方法 

7)喉の痛みへ日常からできる3つの予防ポイント