物忘れが考えられるシニア男性

私達日頃意識しない所でも、何かと脳の衰えに関して何らかの「恐怖感」を覚えているのかもしれません。今回は、その恐怖感を少しでも払拭し、脳本来の機能や構造を理解できる内容を紹介しながら、脳の衰えの「脳委縮」について紹介していきます。


   


要チェック!脳の萎縮による3つの自覚症状とその原因とは


1)脳の委縮とは

(1)脳萎縮

生活習慣も多いに関係する「脳委縮」。脳の萎縮とは主に過度なストレスが長期的に加わると、脳が反応を示します。脳の萎縮により耳鳴り・めまい・ふらつき・記憶障害など実に様々な症状が現れるようになります。短期的なストレスにより、短い期間での症状の現れではそれほど気にする必要はないでしょう。しかしながら、症状が長期に続く場合や周りの人から指摘される場合など、脳の萎縮に注意が必要かもしれません。

(2)脳への注目

昨今、「脳」とキーワードをマスコミや書籍で見たり、聞いたりする機会が増えてきています。著名な脳科学者と言われる方が、私達人間の脳の仕組について詳しく解説しています。実に様々な機能を持っている事に驚いた方も多いのではないでしょうか。また、心理カウンセラーやスピリチュアルな世界に関する方々も脳と精神世界の関係性などについて触れる機会が多くなりました。それだけ、人間の脳と言うのは、謎めいており、尚且つ素晴らしい機能を持った臓器であると言えるのではないでしょうか。

2)認知症と脳委縮の関係性

(1)認知症の5つの代表的な症状

このままでは5人に1人が認知症と言われる現代です。認知症、アルツハイマー、誰しも一度は聞いた事がある病気。ある日突然、パートナーの方が奇妙な言動をするようになった。実のご両親が他人行儀になる。もっと病状が進行すると下記のような症状が起こります。

・名前を忘れる

・徘徊をする

・排泄をトイレ以外で行う

・子供返り(子供時代の事を思い出し、あたかも自分自身が子供であるかのように振舞う)

・暴言を吐く

このような症状が出ている場合は、すでに、認知症が進行していると考えられます。実際に治療するには「薬」にたよるか、「介護」の方にお世話になるか、もしくは、ご自身で接するかいずれにせよ、大変な費用と、ストレスが周囲の方に及ぼします。

(2)認知症=脳機能の低下

それを反映するかのように、最新のデータから、その患者数は、462万人、また、東京オリンピック開催年の2020年には600万人と突破、さらに、2025年には700万人を突破すると言われ、65歳以上の5人に1人は認知症にかかっていると言われています。認知症はいわゆる「脳機能の低下」が大いに関係しているといえます。これが、原因の根幹であることが既に医学界でも分かっており「脳委縮」が大きく関わっていると言われています。

3)要チェック!脳委縮の3つの自覚症状とは?

誰でもなり得る脳委縮、あなたの生活習慣に潜んでいます。「自覚症状」として考えられるのは下記です。

(1)「何気ない」物忘れ

(2)昨日食べた晩御飯を思い出せない

(3)咄嗟に言いだそうとしていた事を過度な頻度で忘れる

後になって思い出すと言った経験をされている方も多いのではないでしょうか。このような「自覚症状」があるうちは、まだ大丈夫なようです。脳がそれだけ思い出そうと記憶を引っぱり出している証拠ですから、安心してください。一方、御本人が意識しない所で、周囲に「あれ?」と思わせる言動があれば、それが「認知症」のサインであると言えます。もうその時点では、脳委縮がかなり進行している状態である可能性が高いです。

※物忘れが気になる場合は更にこちらもチェック「物忘れが激しい5の原因!30の認知症チェック」

病院のオフィスで集まる医者のグループ

4)気になる場合は専門家へ!脳萎縮の検査方法

ですが、実際に「脳が縮小する」と聞いても、なかなかピンとこないのではないでしょうか。疑わしい時のカギとなるのが「MRIと呼ばれる脳の内部の検査です。この検査は、脳をあらゆる断面を投影することで、今の脳の状態を知る事ができます。ですから、脳が委縮している場合は、極端に述べると、頭蓋骨と脳の間に「隙間」があると言う事です。

5)何が原因?脳萎縮の考えられる原因とは

(1)生活習慣

そして、その原因が、実は身近な「生活習慣」であることが多いのです。特に直接的な原因として懸念されているのが「飲酒」。過度なアルコール摂取が、脳の細胞に悪影響を及ぼし、脳細胞の減少に繋がってしまいます。本来、私達の脳は、30歳を過ぎるころから、日々10万〜20万の細胞が死滅している事がわかっていますが、脳委縮の症状はそれが更に進んだ症状です。ですから、上記のような言動異常を引き起こしてしまう要因となります。

(2)タバコ・栄養不足いよる血流の悪化

また、タバコや、栄養の偏った食事、ファーストフードなどの加工添加物の多量摂取なども脳細胞にはよくありません。タバコには、血液の流れを阻害する物が沢山含まれており、脳の毛細血管に血液が行き渡りにくくします。加工食品などの添加物なども同様、血管の梗塞を促し、血管内に不純物が堆積する要因となり、血液の流れを阻害します。血液がながれにくくなると言う事は、それだけ、酸素や栄養が届かない事。

ですから、毛細血管の塊である脳の細部までその栄養や、酸素が届かないことで、細胞の破壊を促進させてしまいます。ですから、私達国民、「だれしもなり得る病気」であり、認知症患者が増えると言われているのも頷ける感じがします。

6)日常生活から改善を!日々の予防ポイントとは

具体的で簡単に出来る対策とは何でしょうか。私達に出来る対策とは、まずは、「脳内環境を整える事です。結局、根本の原因としては、血管の機能低下が引き起こす「栄養や酸素不足」です。ですから、血管の機能を正常に整えてあげることからスタートすると、脳の機能改善にも繋がります。もちろん、これは脳だけの話だけではなく、身体全体の機能安定にも繋がることになります。

(1)飲酒の減量(禁酒)

まずは、お酒の量を見直しましょう。1日缶ビール2本飲んでも脳委縮につながると言われています。ですから、目安としては飲んでも1日350mlの缶ビール1缶程度が望ましいでしょう。

(2)血流改善の食生活

飲酒を控えること、それも難しい方は、食べる物を徐々に変えていくと良いのではないでしょうか。血管の血流を良くする代表的な食品は下記です。

サバ

・マグロ

・サンマ

・イワシ

などの「青魚」です。旬の魚を上手に食卓の1品に加えながら、摂取されると良いでしょう。やはり、薬などは、効き目も期待されますが、その副作用がある場合も否めません。なるべく、自然な形で、早いタイミングで取り組まれると良いでしょう。


   


今回のまとめ

1)脳の委縮の代表的な予兆は「認知症」日頃の言動が変化してきたら要注意。
2)認知症患者数は、年々増加を辿っています。現状を受け止めておきましょう。
3)発見するにはMRI検査なども活用しながら、早期発見に繋げましょう。
4)結局は、日頃の生活習慣が原因である場合が殆どです。出来る事は沢山あります。