シニア男性に説明をする男性の医者

脳梗塞は突然発症します。日本人の死因第4位が脳の病気ですが、その7割以上が脳梗塞です。(推定患者数92万人、そのうち死亡者数7万人)

恐ろしい脳梗塞ですが、普段の生活の中で予防することは十分可能です。脳梗塞と予防法について説明していきましょう。


   


脳梗塞の9つの予防方法!3種類の脳梗塞とは


1)3種類の脳梗塞とは

脳梗塞とは、「脳の血管が詰まる」など、何らかの原因で脳内の血液循環が正常の5分の1から10分の1に低下してしまい、脳組織に酸素欠乏や栄養不足が起こり、その部位の「脳組織が壊死(えし)」してしまうことをいいます。

また、「脳の細胞はほとんど再生しない」ので、脳梗塞によって失われた機能を取り戻すことは不可能に近く、もし命が助かっても、後遺症が残ってしまいます。脳梗は次の3つに分類することができます。

(1)アテローム血栓性脳梗塞

脳や頸部(けいぶ)の太い血管の「動脈硬化」が起こり、血管が詰まります。そこにできた血栓が脳の血管に流れてしまい、先端の細い血管を詰まらせてしまう状態です。動脈硬化は「加齢」「高血圧」「糖尿病」「喫煙」などにより起こりやすくなります。

(2)心原性脳塞栓症(しんげんせいのうそくせんしょう)

心臓の心房細動や心臓弁膜症、心筋梗塞などのため、心臓の中に血栓ができて、それが脳に流れてしまい、脳内の血管が詰まった状態です。

(3)ラクナ梗塞

加齢や高血圧などが原因で、脳の深部にある直径1mmに満たないくらい細い血管が詰まり、その結果、直径15mmほどの小さな脳梗塞ができた状態です。

※以前は日本での脳梗塞の約半分はラクナ梗塞でしたが、少しずつ減っており、アテローム血栓性脳梗塞や心原性脳塞栓症が増え始めています。原因は「生活習慣病の増加」にあります。


 2)脳梗塞の主な7つの症状

(1)片側の顔面や手足の麻痺

(2)ろれつが回らなくなり、うまく喋れなくなる

(3)口が閉まらずヨダレを垂らしてしまう

(4)めまいや立ちくらみがひどく、歩けなくなる

(5)目の焦点が合わない・物が二重に見える

(6)両目の視野が半分に欠ける

(7)何もないところで頻繁につまづく

これらの症状がみられたら、なるべく早く、できれば「発症して3時間以内」に治療が開始できるよう、すぐに病院に行くこと(運んでもらうこと)が重要です。

また、脳梗塞には予兆が出る場合があり、その段階で治療を開始できたなら、病気を未然に防ぐことも可能ですので、「予兆をよく知っておく」ことも大切です。


3)脳梗塞の主な3つの予兆

これらの症状がみられたら要注意です。

(1)顔が歪む

・脳梗塞を起こすと「体半分に麻痺」が起こります。もちろん顔も片側が麻痺し、左右のバランスが崩れ、歪んでいるように見えます。

(2)両手を上げても、片腕しか上がらない

(3)口の動きの異変

・脳梗塞は口の筋肉や喉の奥も麻痺します。ろれつが回らない、水がうまく飲めずに口から溢してしまう、という状態は要注意です。

これらの症状を「一過性脳虚血発作(TIA)」といい、20分~30分で症状は消えます。しかし放っておくと3ヶ月以内に20%の人が脳梗塞を起こしますので、「あれ?おかしいな?」と感じたら、一旦は症状が治まっても安心せず、早期に病院へ行きましょう。

シニア女性にカルテで伝える男性医師


4)頭痛と脳梗塞との関係

一般的に、頭痛は脳梗塞の症状には見られません。しかし、若年性脳梗塞(10代~30代まで)の場合、偏頭痛が脳梗塞の原因になることがあり、頭痛を感じる場合が多いといわれています。

また、特に予兆(上記の症状をご覧下さい)を伴う偏頭痛の場合、「脳梗塞のリスクが2倍高まる」という報告があります。


5)脳梗塞の9の予防方法

現代では40代の3人に1人、50代の2人に1人が、「隠れ脳梗塞」だと言われています。脳梗塞は「高齢者」と「男性」に起きやすいですが、他の危険因子は生活習慣に関係したものですので、「生活習慣を見直す」ことが予防の第一歩であり最も重要なポイントです。

(1)高血圧予防

「高血圧」を治しましょう。食事の塩分を減らしたり、水分をこまめに摂取するよう心がけましょう。

 

(2)糖尿病予防
「糖尿病」はきちんと治療しましょう。血液ドロドロの状態でいることは、脳梗塞を引き起こす最大の要因です。

 

(3)不整脈予防
「不整脈」が見つかった場合はすぐに受診しましょう。心臓に血栓があるかもしれません。脳に運ばれる前に治療しましょう。

 

(4)タバコ予防
「タバコの吸いすぎ」に注意しましょう。血液濃度が濃くなり、血液がドロドロになりやすくなります。

 

(5)アルコール
「アルコールの摂り過ぎ」は控えましょう。体内の水分が減り、やはり血液がドロドロになってしまいます。

 

(6)肥満予防
「高コレステロール」「肥満」は要注意です。血液中のコレステロールや中性脂肪が多くなると、血栓ができやすくなります。

 

(7)運動不足
「適度な運動」を継続させましょう。体内に溜まった脂肪を燃焼させることは、血液中の脂質を減らすことに繋がります。

 

(8)脱水症状

「夏」は要注意です。汗をかいて脱水状態になっていると、血液はドロドロになります。夏はこまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

(9)血流改善

サラサラの血液と丈夫な血管を保つために、積極的に以下の栄養素を取り入れましょう。

EPA・DHA

青魚に多く含まれている脂肪酸の一種で、血中の脂質を減少させる働きがあり、動脈硬化や血栓予防に効果的です。

ナットウキナーゼ

血栓の原因となるタンパク質(フィブリン)を、溶かす働きがあります。

食物繊維

腸でコレステロールの吸収を抑える働きがあり、血中の脂質を減少させます。

オレイン酸

血中の悪玉コレステロールだけを減らす作用があります。

タウリン

コレステロールや血圧を下げる働きがあり、動脈硬化や血栓予防に効果的です。

硫化アリル

タマネギやニンニクに含まれている成分で、高い殺菌効果の他、血液をサラサラにする作用があるので、高血圧や糖尿病、動脈硬化の予防に役立ちます。

生活習慣は1日で変えることは難しいですが、できることから始めてみましょう!脳梗塞は自覚症状がないまま進行し、突然発症する恐ろしい病気ですが、「予防できる病気」です。


 

きっかけはお医者さんの言葉でした。

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今回のまとめ

1)脳梗塞とは何か

2)脳梗塞の症状

3)脳梗塞の予兆

4)頭痛と脳梗塞との関係

5)脳梗塞の予防方法

これらの説明があなたの「脳梗塞にならない生活」の手助けになることを願っています。