資料の上に置かれた緑色の聴診器

頭がなんの前触れもなく痛くなって、痛みが継続する場合はもしかしたら、脳出血の疑いが考えられます。

今回は、日頃何かと耳にする脳出血の基本的に押さえておきたい知識や予防方法などを紹介していきます。


   


脳出血の5つの症状!原因・治療・予防方法とは


1)脳出血とは何か

一般に言われる、脳出血とは何か。最近では、健康番組でもたまに取り挙げられますので、御存知の方も多いでしょう。

別名、脳溢血とも言われるこの症状は、簡単に言うと、脳内の血管が破裂して、血流が脳内に流れ込む事で起きる頭痛や、吐き気、機能障害の事を言います。

一般に、日本人の現代病とまで言われる病気で、成人の方であれば誰でもなり得る病気とまで言われています。

脳内には細い動脈によって血流が張り巡らされています。この中で、特に、末端の細い部分が何らかの原因で詰まってしまい、血流が妨げられ、破裂してしまうことです。

初期段階や、軽度の段階ですと、頭痛や吐き気を催し、そして、重度になると意識障害などと言った、脳機能障害にまで至ります。


2)脳出血の代表的な5つの症状

脳出血の症状は体全身の広範囲に広がるものです。なぜなら脳出血の場所により症状が異なるからです。

脳出血の場所には、言語、感覚、視覚など幾つかの種類が存在します。その場所によって、自己認識できないレベルから、意識不明な状態に至るまで、症状は幅広いです。

代表的な症状を下記にご紹介したいと思います。

(1)運動障害

麻痺や痙攣の症状が現れます。片方の手、片方の足、片方の顔面、などに痺れの症状が現れます。これは左右のどちらで脳出血が起こったかによって現れる症状が異なります。

左側の脳の障害の時は右側に、右側の脳の障害の時は左側に現れるのが通常のケースです。中には症状の悪化で歩けなくなる場合もあります。

(2)聴覚・感覚障害

吐き気や嘔吐の症状が現れます。小脳の出血の場合、めまいや意識障害と同時に、吐き気や嘔吐を伴う場合があります。

(3)言語障害

「ろれつが回らない」という症状です。言語の中枢による障害ですと、言葉への症状が現れます。自分自身でどの言語を選び、何を言っているのか判断ができなくなるケースがあります。

また同様に人の言っている言葉を認識できない状態にもなります。

(4)視力障害

視覚の中枢に関わる障害ですと、視覚に関わる異常が現れます。視覚障害にも幾つかの種類があり、物が二重に見える「複視」、視野がせまくなる「視野障害」、眼を動かすことの障害「眼球運動障害」、絵や写真人の顔が認識できなくなる「視覚失認」、奥行きが認識できなくなる「構成失行」などです。

これらの症状は個別のケースによって様々ですので、専門の脳検査が必要不可欠となります。

(5)味覚障害

まれに、甘さ、辛さの認識が衰えるケースがあります。全く甘さを感じない、全く辛さを感じないというケースは考えづらく、味の判断が難しくなる程度の障害が現れる場合があります。

上記の障害は、リハビリテーションと、自然による回復が見込めます。一人一人にあった適切な検査、リハビリテーションを早期から実践しましょう。


3)脳出血の原因とは

血管の破裂が原因と述べましたが、根本原因としては高血圧です。それでは高血圧の原因はなんでしょうか。

(1)飲酒・タバコ

高血圧を引き起こす原因として一般に言われているのが、飲酒やタバコの多量摂取によるものが大きいとされています。

飲酒は、血中のアルコール濃度が高くなることで、血流が急激に流れるようになり、血圧が上がり、タバコは血管に有害な物質が入り込むことで、高血圧を引き起こします。

(2)塩分の多量摂取

そして、誰でもなり得る原因として、「塩分の多量摂取」によるものです。興味深いデータとして、国内で脳出血の発症率が高い地域は東北地方に多いとされるもの。

その理由として、冬場の飲酒量の多さや、保存食などに含まれる塩分濃度が高い事です。厳しい冬を乗り越える為に、仕方がない部分はありますが、やはりバランスが大事だと言うことでしょう。

聴診器を持った背中姿の男性医師


4)脳出血の前兆とは

脳出血の前兆は、頭痛、吐き気と述べました。これらを引き起こす原因もやはり、高血圧が原因であることです。

頭痛がひどくて、吐き気を催す方も多いと思いますが、この2つはセットだと考えると良いでしょう。

高血圧が頭痛を引き起こす原因としては、脳内の神経を圧迫することで、頭痛を引き起こすと言われています。

血圧が高くなると言うことはそれだけ、血管が拡張すると言う事ですので、その血管が脳神経を圧迫し、頭痛を引き起こしてしまいます。これが、前兆となることもあります。


5)脳出血の6つの食事による予防

高血圧が脳出血の根本原因となるので、脳出血予防=高血圧予防につながります。では、高血圧を予防するには、やはり日頃の生活習慣にあるようです。

特に直接関係しているのが「食生活」です。以下、どのような栄養を摂ると効果的か紹介していきます。

(1)カリウム

(2)マグネシウム

(3)カルシウム

まず。血管の健康状態をよくする栄養分として、「カリウム」「マグネシウム」「カルシウム」と言った栄養素。

これらは、小魚などに多く含まれる栄養分です。煮干しなどにも多く含まれる栄養素です。

 (4)味噌汁

また、味噌汁も良いとされています。煮干しでダシを取った味噌汁がベストだと言えるでしょう。

(5)食物繊維

次に、「食物繊維」も効果的です。血管内のコレステロールをコントロールしてくれる働きがある事が分かっています。

コレステロールは血管の内壁を作っている必要な要素ですが、溜まり過ぎると血管が詰まる原因となってしまいます。

 この時に役にたつのが、食物繊維です。そして、血管内のお掃除役として最近では特に注目されているのが「EPAやDHA」と言った栄養素です。

これらは、血管内の不純物を取り除いてくれるので、血流をスムーズにしてくれる働きがあります。これらを多く含む食品は、青魚です。

(6)植物油

また、菜種油や、オリーブ油と言った植物由来の油も良いとされています。油と言うと、脂質=イメージ的に良くない感じがしますが、これら植物油はそのまま飲んでも良いくらいに栄養価が高いと言われているので、効果的な予防につながるでしょう。


6)具体的にはどうすれば良いか

食生活を改善することが、高血圧を予防し、そして脳出血の予防にもなります。

具体的には、毎日、魚を食べ、日頃使用している油を、植物由来の油に変えるとなりますが、これらを実際に毎日食べるのは、かえってストレスが溜まってしまうので逆効果になり得ません。

ですから、ここで、一つの方法として最近、注目されているのは「サプリメント」です。粒上ですので、薬と勘違いしてしまいがちですが、れっきとした食品です。

栄養補助食品」と呼ばれています。最近では、法律も改正されサプリメントの市場価値があがりつつあります。

選ぶポイントとしては、なるべく天然素材で、添加物が使われていない物を選ぶと良いでしょう。上手に併用しながら食生活の改善に役立てると良いでしょう。


   


今回のまとめ

1)頭痛、吐き気がひどい場合は脳出血のサインかもしれません。

2)続く時は、脳出血を疑ってみても良いでしょう。

3)根本的な原因は高血圧。高血圧予防を心がけましょう。

4)食生活の改善が効果的。魚、油、サプリメントも上手に使いましょう。