カルテを確認し合っているドクター

脳腫瘍と聞くと、死にかかわる病気だと感じるかもしれませんが、良性の場合は治る確率は高いと言われています。しかし命にかかわる危険性がある腫瘍もあるので注意が必要です。今回は脳腫瘍の痛み・考えられる症状・原因・種類の違いなどをご紹介します。


   


脳腫瘍の痛みとは?確認したい3大症状と原因の解説


1)脳腫瘍とは何?脳腫瘍の2種類の違いとは 

脳腫瘍とは、頭蓋骨の中に腫瘍ができる病気で、10万人に対しておよそ12人が発症すると言われています。 脳腫瘍の多くは良性なのできちんとした治療を施せば根治できる病気です。 脳腫瘍には、脳やその周囲の組織から発生する「原発性脳腫瘍」と、他臓器に発生した癌が脳に転移した「転移性腫瘍」があります。 

(1)原発性脳腫瘍の種類 

・髄膜腫

脳を包んでいる「髄膜」に腫瘍が発生します。多くは良性ですが稀に悪性に変化する可能性があります。症状の現れない「無症候性髄膜腫」は、手術を行わなくても問題ない脳腫瘍です。医療技術の進歩により発見されるようになりました。 

・神経膠腫(グリオーマ)

神経膠という細胞(星細胞・乏突起膠細胞・上衣細胞等)が腫瘍化したもので、悪性と良性があります。良性だったとしても、周囲の組織との境界がはっきりしていない場合は治療が難しくなる可能性があります。 

・下垂体腺腫

脳の中央にある下垂体という部位にできる良性の腫瘍です。ホルモンを過剰に分泌する「ホルモン産生腺腫」、その逆の「ホルモン非分泌生腺腫」があります。 

・神経鞘腫

目・耳・舌等に繋がる神経をまとめている神経鞘に腫瘍ができます。耳の神経に支障がでると聴力低下やめまいが発生し、三叉神経に支障がでると顔面のしびれが現れるとった、各神経によって症状が異なります。 

・頭蓋咽頭腫

下垂体と視神経の近くに発生する腫瘍です。特に子供に多く見られ、先天性の腫瘍だと言われています。 

(2)転移性脳腫瘍 

胃癌・肺癌・大腸癌・乳癌等の癌細胞が血流によって脳に運ばれ、そこで増殖してしまい腫瘍が発生します。 

2)この痛みは何かの脳腫瘍?3つの確認項目とは 

症状の現れ方は腫瘍が発生している部位により違いがあります。腫瘍が脳を圧迫する事で頭蓋内の圧力が上昇する「頭蓋内圧亢進症状」と、腫瘍が発生した部位により脳の機能に支障が現れる「局所症状」があります。 

(1)頭痛 

慢性的な頭痛や頭重感が現れます。特に早朝や起床時に起こる事が多く、腫瘍の成長速度や部位により数ヶ月から年単位で続き、痛みや頭重感は徐々に増していきます。頭蓋内圧亢進症状の顕著な症状であり、人間の頭蓋内圧は就寝中に高くなる事から、早朝や起床時に症状が強く現れると思われます。 

(2)吐き気・嘔吐 

食べ過ぎや胃腸障害は見当たらないのに、吐き気や嘔吐が現れます。これも頭蓋内圧亢進症状の一つです。 

(3)神経障害 

腫瘍が発生している部位により、神経障害が現れます。 

・目の神経なら視力低下・視野が狭い・一部が欠けて見える 

・耳の神経なら聴力低下・耳鳴り・めまい等 

・手足の神経ならしびれや麻痺等 

・言語を司る神経なら言語障害・失語症等 

Stethoscope in hands

3)何が原因?脳腫瘍の7大原因とは 

(1)遺伝子が突然変異を起こしその変異が積み重なる 

(2)高タンパク・高脂質食品の過剰摂取等 

(3)ストレスや喫煙が習慣 

(4)パソコンや携帯電話等の電波 

(5)塗料・洗剤・殺虫剤・除草剤・接着剤等の化学物質の吸引 

(6)脳腫瘍を患った親族からの遺伝 

(7)被爆する可能性がある検査を定期的に受ける 

脳腫瘍ができる原因はまだはっきりと解明されていないのが現状ですが、これらが関係しているのでないかと言われています。 

4)痛みが続く場合は注意・・考えられる9種類の病気とは 

(1)偏頭痛 

こめかみや頭部の片側に痛みが発生します。 主に心臓の拍動と同じリズムでズキンズキンと痛み、目の痛みや首の凝りも伴う場合が多く見られます。緊張やストレス・過労・睡眠不足等が原因で発症します。 

(2)群発性頭痛 

いつも同じ部位が痛み、かなり強く現れます。片方のこめかみや目の奥・側頭部等に現れ、数時間でおさまります。一定の期間内に、ほぼ同じ時間帯に痛みが現れ、鼻水や目の充血等を伴い、男性に多く見られます。 

(3)緊張型頭痛 

首や肩等が凝っている事が原因です。痛みは強く、頭を締め付けられているような症状です。目の疲れや倦怠感を伴う場合もあります。 

(4)くも膜下出血 

脳を外側から覆っているくも膜と他の膜の間の「くも膜下腔」という部位が出血する病気です。突然、殴られたような激しい痛みが発生します。前頭部や頭部全体に痛みが現れ、意識障害や痙攣を伴います。 

(5)脳内出血 

脳の内部にある細い血管が破れて出血し、脳内に血の塊ができる病気です。高血圧の人に多く見られ、悪心・頭痛・吐き気・手足の麻痺等が現れます。 

(6)脳動脈解離 

脳の動脈の内側に亀裂ができて血液が侵入し、動脈が避ける病気です。うなじから後頭部にかけて急に痛みが現れる場合があり、スポーツや首のひねり等が原因で発症します。 

(7)髄膜炎 

後頭部の痛み・吐き気・首筋の張り・高熱等がある場合は、ウィルスや細菌の感染によりくも膜や他の膜で炎症が起こり、髄膜炎を発症している場合があります。細菌性の場合は重症化する可能性があるので注意が必要です。 

(8)高血圧 

心臓から送り出された血液の圧力が慢性的に高い状態です。頭痛・頭重感・めまい・ふらつき等を伴う場合があります。 

(9)自律神経の乱れ 

自律神経が乱れると、血液循環や内臓機能に悪影響が現れます。その結果様々な不調を感じるようになり、慢性の頭痛や肩凝り・胃腸の不具合・精神的な症状等が現れるようになります。 

MRI machine is ready to research in a hospital

5)専門家での検査を!脳腫瘍への検査方法 

脳腫瘍の頭痛を疑う場合は、総合病院や脳神経外科を受診します。CT検査やMRI検査といった画像診断が行われます。進行している脳腫瘍の発見には最も適した検査方法です。さらに詳しく調べる為にはPET検査が行われます。

ブドウ糖に似た成分に放射性物質を加えた薬剤を注射して撮影する事で、腫瘍や癌等の部位や大きさを調べる検査です。CTやMRIはそれぞれ6000~8000円程の費用がかかるとおもわれます。PET検査は健康保険適用で20000~30000円になります。しかし、予防目的の健康診断感覚でPET検査を受ける場合は、90000~150000円程かかります。 

6)病気の場合には?行われる可能性のある治療方法 

脳腫瘍の治療は脳神経外科で行われます。 

(1)手術 

腫瘍を取り除く手術が行われます。脳腫瘍には、腫瘍と周囲の組織の境界がはっきわかるものとそうでない腫瘍があり、それぞれのタイプに合わせた切除手術が行われます。 

(2)放射線療法 

放射線をあてて腫瘍を攻撃・破壊する治療法です。腫瘍の部位や状態がしっかり把握できている場合に行われる治療法です。 

(3)抗癌剤治療 

抗がん剤を使用して腫瘍の増殖や成長を抑え、破壊する治療法です。腫瘍の数が多い・全身に腫瘍が転移している場合に行われます。 

(4)免疫細胞療法 

近年注目されはじめている治療法です。患者の体内ある免疫細胞を取り出して増殖・強化させ、またそれを体内に戻すという治療法です。 

7)日常生活から改善を!脳腫瘍への3つの予防習慣とは 

脳腫瘍の原因は研究段階にあります。しかし、次の事を実践する事で脳腫瘍のリスクは減らせるのではないかと言われています。 

(1)食生活 

高タンパク・高脂質の食事は腫瘍の発生や進行を促進する可能性があります。高タンパク・高脂質が食生活の中心にならないよう、バランスの取れた食生活を送りましょう。 

(2)規則正しい生活 

過剰なストレス・睡眠不足・喫煙等は、血流や神経に影響を与えてしまいます。適度な運動やストレス発散。禁煙を心がけ、生活のリズムを整えましょう。 

(3)検査を受ける 

被爆の可能性がある検査を度々受ける事は脳腫瘍の原因にもなりえると言われていますが、全く検査を受けないというのも不安が伴います。頭痛の回数が増えた・いつもと頭痛の感覚が違うといった症状を感じたら、早めに医療機関を受診して検査を受ける事が大切です。


 

きっかけはお医者さんの言葉でした。

多くのお医者さんが語っているのですが、女性の脚が太くなる原因があります。

正しく”あるもの”を解消できれば3割は細く見えるそうです

3日で太ももマイナス5cmの足痩せに成功した話題の方法とは

 


今回のまとめ 

1)脳腫瘍とは何?脳腫瘍の2種類の違いとは 

2)この痛みは何かの脳腫瘍?3つの確認項目とは 

3)何が原因?脳腫瘍の7大原因とは 

4)痛みが続く場合は注意・・考えられる9種類の病気とは 

5)専門家での検査を!脳腫瘍への検査方法 

6)病気の場合には?行われる可能性のある治療方法 

7)日常生活から改善を!脳腫瘍への3つの予防習慣とは