赤ちゃんの姿が見える妊婦のお腹

臨月、いよいよ赤ちゃんと始めて出会う瞬間が近づいてきている証です。しかし、お母さんはまだまだその時に向けて、身体の中で準備をしており、頭痛などにも表れてきます。

今回は臨月の時に起こる頭痛について、その原因や対処方法をお伝えします。


   


臨月の2つの頭痛の種類!摂取すべき栄養素とは


1)臨月に起きている身体の6つの状態  

出産が控えているお母さんの身体の状態はどんな状態なのでしょうか。いよいよ、赤ちゃんとの出会いに備え、お母さんの身体にも様々な変化が表れてきます。  

(1)胃や胸の圧迫感の減少 

出産を控え、赤ちゃんの頭が骨盤の中まで下がってくるため、圧迫感がなくなり、大分楽になります。動悸や息切れも減ってくるでしょう 

(2)足と腰の痛み

逆に足の付け根が突っ張った感じが出たり、腰痛がひどくなったりします。赤ちゃんの頭が骨盤の中にある神経を圧迫していることから、起こります。  

(3)体重の安定

体重は安定してきます。赤ちゃんが十分に成長したため、お母さんの体重に変化はなくなります。

(4)腹部の痛み

腹が張ったり、痛んだりしてきます  子宮が収縮するためですが、出産の準備ですね。定期的に収縮が繰り返されるようになったら、病院へ。  

(5)おりものが増える

(6)トイレが近くなる  

赤ちゃんが下がってくる事で、膀胱などを圧迫して、トイレが近くなります。トイレに行ってもスッキリ感があまり感じなくなることも多くなります。   


2)臨月の頭痛の主な2つの原因とは  

臨月に入ってくると、症状の他、様々な身体の部位に痛みを感じる方も多くいらっしゃいます。 頭痛もその一つです。

しかしながら、病院では赤ちゃんへの影響を配慮して、薬の処方はなかなかしてもらえません。

分かってはいるけど、そう我慢し続けることができるものではありません。 更に痛みは増す一方という方も多いはずです。  

臨月の頭痛の原因は下記の2つと考えられます。

(1)鉄分不足

(2)水分不足

一番に考えられている原因は、「鉄分不足」と「水分不足」と言われています。臨月になると、出産に備え、お母さんの身体も全力で準備します。

つまり、これから対面する赤ちゃんに、血液を通して、できるだけたくさんの栄養、水分を送っているのです。

赤ちゃんはそのおかげで、元気にこの世界に表れてくれるのです。つまり、お母さんが、ある意味犠牲になっているわけです。片頭痛から吐き気を伴うものまで、症状は様々です。


3)臨月の頭痛へ摂取したい2つの栄養素

薬に頼るわけにはいかないですし、サプリメントもあまりお勧めできません。

できるだけ、食事や睡眠などの生活習慣を正しくし、頭痛が本格的になる前に対処していくことが理想です。

なるべく睡眠は多く取り、食事では下記の2つの栄養素に着目してみましょう。

(1)鉄分

鉄分の多い食材は、肉類のレバー、貝類、イワシ、煮干、青魚、ひじき、青海苔、ほうれん草、海藻類、大豆などです。

ビタミンBと一緒に摂取する事で、鉄分がより体内に吸収されやすくなります。

(2)ビタミンB  

ビタミンBの多い食材は、胚芽米、卵、納豆、バナナ、牛乳などです。 

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4)臨月の頭痛の2つの特徴  

臨月の時の頭痛で多いのは「緊張型頭痛」と「貧血からくる頭痛」です。  

(1)緊張型頭痛

主に水分不足からの頭痛を考えられています。特に、妊娠後期になってくると子宮内に羊水を貯めるため、より多くの水分がお母さんの体内から移動します。

なので、より多くの水分摂取が求められる訳ですが、臨月になってくると吐き気も多くなりがちなので、水分摂取がなかなか  思うようにいきません。

そこから、血行不良につながってしまい、緊張型頭痛に発展してしまうのです。

※「緊張型頭痛」について更に詳しい内容をお知りになりたい方は→『筋緊張性頭痛の6つの原因!5つの生活改善のすすめ』

(2)貧血からくる頭痛

は、主に鉄分不足からの頭痛と考えられています。赤ちゃんが酸素不足にならないように、お母さんから、どんどん鉄分が供給されていくため、鉄分不足になりがちなのです。

鉄分不足、すなわち「貧血」状態となります。動悸、息切れ、めまい、立ちくらみを伴う頭痛が多いです。


5)妊娠高血圧症について

「目がチカチカする」症状を伴う場合は要注意です。

「妊娠高血圧症」の可能性があります。赤ちゃんだけでなく、お母さんにも影響が出てしまい、もし発症していれば、とても危険な疾患なので、必ず病院へ伺ってください。

(1)妊娠高血圧症とは

主に妊娠末期に発症することが多く、高血圧、たんぱく尿などを症状とします。従来は、妊娠中毒症と言われていました。

発症してしまうと、子宮や胎盤を流れる血液の量が減少し、胎盤の働きが悪くなります。 そうなってしまうと、赤ちゃんの発育に影響が出てしまい、早産、子宮内胎児死亡、未熟児、死産などの原因になってしまいます。

また、お母さんの身体にも、いのちの危険に関わる症状が出てしまうこともあります。  

(2)主な症状  

むくみ、高血圧が主な症状です。重症になると、むくみが全身にひろがり、目がチカチカする感じがひどくなります。  

(3)予防  

定期健診は必ず受診しましょう。日常生活においては、規則正しい生活、バランスの取れた食事を心がけ、何より余計なストレスを極力感じないようにしましょう。

お父さんの協力も不可欠です。そして、十分な睡眠を心がけましょう。 


   


今回のまとめ 

1)臨月に起きている身体の6つの状態 

2)臨月の頭痛の主な2つの原因とは

3)臨月の頭痛へ摂取したい2つの栄養素 

4)臨月の頭痛の2つの特徴  

5)妊娠高血圧症について