咳をしているマスクを付けた女性

風邪をひいたりして咳や痰が出るなんてことはよくあることですが、あまりにも長く続くような場合には心配になりますよね。

そのようなケースで考えられる病気の可能性について、解説します。咳と痰が長引く原因・症状・対処法をお伝えします。


   


咳と痰が長引く3大原因!対処・治療方法とは


1)咳と痰が長引く場合の4つの症状 

(1)くしゃみや鼻水、発熱を伴う場合 

風邪が長引いている場合に、咳と痰が長引くことがあります。 

(2)季節的なもの 

花粉症などのアレルギーによって、咳と痰が長引くことがあります。 

(3)気管支系の疾患 

慢性の気管支炎などがある場合に、咳と痰が長引くことがあります。 

(4)激しい咳の発作が起こる場合 

百日咳や結核、マイコプラズマ肺炎など、感染症によって咳と痰が長引くことがあります。 

2)咳と痰が長引く3大原因 

(1)不節制 

風邪をひいているにもかかわらず、十分な睡眠や栄養、休息などをとらないことによって、いつまでたっても風邪が治らないようなケースです。 

(2)アレルギー 

花粉症やハウスダストなど、粘膜が過敏に反応することによって、痰をともなう咳が発生することがあります。季節性のものはシーズンを通して続くこともあるようです。 

(3)細菌 

マイコプラズマ肺炎や百日咳、結核などは細菌感染が原因で起こります。しっかりと治療をしないと、咳と痰が長引くことがあります。  

3)咳と痰が長引く場合への3つの対処法 

(1)薬 

花粉症など、原因が分かっている場合にはアレグラなどの薬を飲むことによって、症状を抑えることが可能です。  

(2)休養 

風邪をひいていて咳や痰が出ているような場合には、栄養のあるものを食べて、体を冷やさないようにして、質の良い睡眠をとるようにしましょう。 

(3)マスク 

風邪をひきたくない場合や、引いてしまって人にうつさないために、また花粉症の人は花粉から鼻の粘膜を守るためにもマスクを装着すると良いでしょう。 

ただし、原因がよく分からないのに咳と痰が長引くような時には、自己判断せずに速やかに医療機関で専門医に相談するようにしましょう。細菌感染を起こしているような場合、市販薬で対応していても根本的に解決しませんし、合併症のリスクも高くなります。 

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4)咳と痰が長引く場合に考えられる4つの病気 

(1)結核 

結核なんて話、と思われるかもしれませんが、現在でも年間に2万5000人が罹患しており、2000人以上が亡くなっている病気です。 

一般的には、医療や生活水準が高い先進国の方が少ない傾向があるのですが、日本はなぜはアメリカやドイツ、イタリアなどと比べると4倍の罹患者がいるそうです。 

結核患者の咳やくしゃみに含まれる結核菌が体内に入ることによって感染し、体内で増殖することによって症状が引き起こされます。 

放置してしまうと重症化しますが、有効な薬があるので、しっかりと治療をすれば通常の生活に戻ることができます。ただし、治療期間が半年以上と長くなるので、根気良く治療を続けることが大事です。 

(2)百日咳 

昔は1歳未満の乳児によくみられた疾患ですが、最近では幼児や大人にもみられるようになってきました。百日咳菌に感染することによって発病します。 

(3)マイコプラズマ肺炎 

マイコプラズマという細菌に肺が感染して起こる病気です。小学生から青年期にかけてよくみられる疾患で、一度かかっても再発する可能性があります。 

(4)花粉症 

アレルギーは自律神経のバランスが乱れやすい人によく見られますが、その特徴は粘膜がまずやられるという点です。 

花粉症で鼻水やくしゃみが止まらなかったり、目がかゆくなったりするのと同様、のども気管支も粘膜で覆われているので、花粉症の影響から逃れることができません。 

5)咳と痰が長引く症状への2つの検査方法 

咳と痰が長引く場合には、耳鼻科や内科に行って検査をしてもらいましょう。たとえば東京23区は12歳以下の医療費が無料だったりするので、費用は地方自治体のホームページや、病院のホームページなどを参考にすると良いでしょう。 

(1)血液検査 

咳と痰が長引く場合に、アレルギーが疑われる場合には血液検査を行って、何に反応しているかを調べます。 

(2)抗体を調べる 

マイコプラズマ肺炎や百日咳の菌を発見するのは非常に困難とされています。そのため、抗体を調べることによって病原菌の特定を行います。 

Closeup on thoughtful medical doctor woman in office

6)咳と痰が長引く症状への2つの治療方法 

(1)抗生物質 

細菌感染による疾患の場合は、抗生物質を用いて細菌の除去が行われます。完全になくなるまで、途中でやめないようにすることが大事です。 

(2)抗アレルギー薬 

花粉症などのアレルギーが原因の場合は、アレルギーを抑える薬で対症療法がおこなわれます。 

7)咳と痰へ日常からできる予防習慣

(1)禁煙 

結核はもちろんですが、喫煙は気管支に多大な悪影響を与えます。できればやめるか、無理なら本数を減らしましょう。 

(2)生活習慣の見直し 

病気の原因はいろいろ言われますが、要は生活習慣が一番の問題です。自分の生活を振り返って、ダメなところは少しずつでも改善しましょう。 


   


今回のまとめ 

1)咳と痰が長引く場合の4つの症状 

2)咳と痰が長引く3大原因 

3)咳と痰が長引く場合への3つの対処法 

4)咳と痰が長引く場合に考えられる4つの病気 

5)咳と痰が長引く症状への2つの検査方法 

6)咳と痰が長引く症状への2つの治療方法 

7)咳と痰へ日常からできる2つの予防習慣とは