頭を抱える女性

なにげなく立ち会がった際、または階段を上ったり、少し走った後にめまいがした人は多いと思いますが、下を向くだけでめまいがする経験はありますか。それは病的なめまいである可能性があります。今日は、下を向くとめまいがする原因・考えられる病気・対処方法をお伝えします。


   


下を向くとめまいがする3大原因!症状・対処法とは


1)めまいの4つの種類と症状の違い

以下で述べているめまいの種類には基本的に突然おこるもの(自発性)と何かの動作がきっかけでおこるもの(誘発性)があるといわれています。

(1)目が回るようなめまい

文字通りに周囲のものが回っているようなめまいです。遊園地でメリーゴーランドや回るカップに乗ったときと同じような感覚でえす。このめまいが起きると真直ぐ立つことや歩くことが困難になります。

(2)浮いたようなめまい

体が不安定に宙に浮かんでいるようなめまいを指します。船に乗ったことがある人はわかると思いますが、船上で波に揺られるのと同じだといわれています。

(3)揺れるようなめまい

言葉通りに体全体が揺れているような感覚になります。このめまいは立っているときだけなく、座っているときもユラユラと揺れている感じになるといわれています。

(4)見えなくなるめまい

目の前が真っ暗になります。また、力が抜けてたっていられなくなるといわれています。また、この症状では意識喪失が起きる場合があります。

2)下を向くとめまいがする代表的症状

(1)一瞬のめまい

下を向いたときに短時間(長くとも1分ほど)、めまいがする最も一般的なめまいの症状で、吐き気や嘔吐といったような症状はあありません。下を向く以外にも頭の位置をかえたときにおきるような誘発性のものがほとんどです。頭の位置を変えるたびに発生します。

(2)目が回るめまい

1-1で説明したのと同じ症状です。下を向くと視界が回り、パソコンやスマホの画面さえ見ることができなくなります。何度も繰り返し起こるのが特徴です。

3)下を向くとめまいがする4大原因とは

(1)貧血・低血圧

血液不足や低血圧の人は血液の循環が悪くめまいが起こります。また、立ちくらみが頻繁にある人はこれが原因の人が大半だといわれています。

(2)肩こり

首回りの筋肉が緊張したりすると刺激を受けやすくなり、血流障害によりめまいを引き起こすと考えられています。また、肩こりが重症化するとめまいだけならず、頭の筋肉も緊張しやすくなり帽子を常にかぶっているような締め付けられた感覚がします。

(3)ストレス

睡眠不足や疲れも原因になりますが、自律神経の働きの乱れやホルモンバランスに異常をきたすことでおこります。

(4)病気

脳や耳の異常や怪我などが併発する病気の可能性があります。

Women are receiving medical attention 

4)下を向くとめまいがする症状への対処方法

(1)病院で検査

原因によってはすぐ治療が必要な場合があります。めまいが継続して起こる場合はすぐに病院で診察をし、原因となる部位をはっきりさせてましょう。めまいの場合は大抵、三半規管に異常がある場合が多いため耳鼻科でまずは見てもらいましょう

(2)安静にする

ストレスや睡眠不足が原因で自律神経に異常をきたしている場合があります。病院ですぐさま診察できない、明日までどうしても待たないといけない場合は仕事や予定はキャンセルし、原因がわかるまで安静にしましょう。

 5)症状が続く場合に考えられる5つの病気

(1)良性発作性頭位めまい症

頭を動かすとめまいが起こるのがこの病気の特徴です。耳や脳には異常はありませんが、1時的なめまいもあれば、1日中めまいが続く可能性もあります。

(2)メニエール病

内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態になることで発症する病気です。真髄にある原因はストレスによるものが多く、女性がなりやすいといわれています。めまいの症状の10分以上あり、立っていられない程の激しいめまいが襲いますが、たまに浮動性なめまいの場合もあります。

(3)前庭神経炎

突発的なめまいを引き起こし、原因は名前の通り、片方の耳がウィルスなどの侵入により炎症を起こすためと考えられています。めまいはとても激しく、長くて1週間ほど続く場合があります。また、吐き気や嘔吐の症状も見られます。

(4)脳梗塞

脳の動脈がつまり、血流が止まり脳の一部に障害がでる病気です。前兆のサインとしてめまいやふらつきが起こることがあります。症状が進行すると命に係わるため、脳を原因とするめまいの可能性がある場合はすぐに脳外科を受診しましょう。

(5)うつ病

 心因的な理由で耳や脳の機能に障害ができ、めまいを引き起こす場合があります。運動やお風呂などで一時的に血流がよくなると症状は治まるとされます。

カルテを確認する医者とナース

6)症状が続く場合にすべき3つの検査方法

(1)温度眼振検査

外耳道に水または温水を入れることで三半規管が刺激されめまいが起きます。正常な場合2~3分のめまいの症状が起きますが、耳に異常があり機能が落ちている場合は何も感じないまたはめまいの症状が軽かったりとします。メニエール病も進行しているとこの検査で診断できます。検査結果は当日中にわかるところがほとんどで費用は1000円~3000円ほどです。

(2)MRI検査

磁気をしようし、脳の画像を鮮明に映し出すことができます。脳の異常(萎縮や血流悪化)はすぐに診断することができます。費用は10,000円と保険適用されても高くなります。

(3)血液検査

血液の成分をみて、血流に異常がないかを調べます。結果は1週間ほどかかることがほとんどで費用は3000円~5000円ほどだが検査をする内容でかわります。

7)めまいがする症状へ日常からできる3つの予防習慣とは

(1)ストレスを溜めすぎない

めまいは耳の三半規管が原因の場合が多いですが、三半規管は人によってはストレスなどで弱くなりやすい場合があります。また、ストレスにより自律神経失調症を引き起こし体の他の部位にも障害が起きます。なるべく、自分のしたいことを我慢せずにし、自分を第一に考えた生活を送りましょう。湯船でゆっくりぬくもり(半身浴)ながら音楽を聴いたりするのは効果があるといいます。

(2) 十分な睡眠

睡眠により、体や心が負ったダメージを回復します。睡眠不足が続くとダメージが溜まり、思わぬ病気を発症する原因となります。仕事が忙しくても1日6時間の睡眠をとりましょう。お昼に15分以内の昼寝を取ると睡眠の質が上がるとされています。 

(3)食事

血流の流れが悪くなると脳や耳に支障をきたしやすくなります。毎日規則正しく3食摂取するのは当たり前ですが、血液の流れを悪くする肉類中心から野菜中心の食事を心がけましょう。


 


今回のまとめ

1)めまいの4つの種類と症状の違い

2)下を向くとめまいがする代表的症状

3)下を向くとめまいがする3大原因とは

4)下を向くとめまいがする症状への対処方法

5)症状が続く場合に考えられる5つの病気

6)症状が続く場合にすべき3つの検査方法

7)めまいがする症状へ日常からできる3つの予防習慣とは