デスクで疲れている女性

寝不足ならまだしも、ちゃんと寝ているのに眠かったり、そのうえ疲れが取れないという症状が重なった場合には、ただの疲れだけではなく、予期しなかった病気が潜んでいる可能性があります。

今回は「疲れやすい」「眠い」状況の原因・対処法・予防のポイントをお伝えします。


   


疲れやすい&眠い8大原因!5つの対処法とは


1)疲れやすい&眠い時の5つの症状 

(1)寝ても疲れが取れない 

(2)寝ても寝ても寝たりない 

(3)体がこわばっている 

(4)胃がもたれる 

(5)排便障害(便秘・下痢) 

2)疲れやすい&眠い症状の8大原因 

(1)寝不足 

睡眠時間が短ければ眠いのは当たり前ですし、体の回復機能が追いつかないことから、前日までの疲労を残してしまいます。 

(2)時差ぼけ 

海外旅行などに行ったときに起こるこの症状は、体内時計と実際の時刻とのズレにより惹き起こされます。 

(3)ストレス 

ストレスには精神的ストレスと肉体的ストレスがありますが、そのどちらもが人間の自律神経のバランスを乱し、睡眠や体の回復に影響を及ぼします。 

(4)肥満 

太ることによる生活習慣病や、睡眠が浅くなることによって惹き起こされるケースです。 

(5)運動不足 

運動不足により睡眠が浅くなり、筋力が低下するので運動ができないといった悪循環を繰り返します。 

(6)栄養バランスが悪い 

ビタミン・ミネラル不足や暴飲暴食、偏った食事などによって、血液の状態に変化が出て疲労が出たり、眠くなったりします。 

(7)胃腸が疲れている 

胃腸が疲れることにより、消化吸収がうまく進まず、そこでまた食事をするという悪循環が続いて惹き起こされます。 

(8)病気 

生活習慣病をはじめとするさまざまな疾患が原因で起こります。 

3)疲れやすい&眠い症状への5つの対処法 

(1)質の良い睡眠 

睡眠に影響を及ぼすさまざまなファクターを身の回りから取り除き、安眠できる環境を整えてからゆっくりと休むようにしましょう。 

(2)入浴 

入浴することによって体を温めて、血液の循環を促進し、体の回復機能を高めます。また、リラクゼーション効果により、睡眠に対してもよい影響があります。 

(3)ストレッチ 

体の筋肉を伸ばすことで柔軟性を高め、筋肉の働きを向上させて疲労回復を早めることが可能です。 

(4)マッサージ 

セルフマッサージでもマッサージ屋さんでも構いませんが、筋肉の疲労を取り除くことによって、体の回復機能を高めます。また、リラックスできるメリットもあります。 

(5)アロマ・お香

アロマやお香を焚くことも、リラックスして体を休めるのに役立ちます。ただし、種類によっては逆に興奮状態になるものもあるので注意が必要です。 

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4)疲れやすい&眠い症状への5つの食事法 

(1)フレッシュな野菜や果物を摂る 

ビタミンやミネラルは、体の微調整を行ってくれる栄養素です。不足することによりエネルギー不足になったり、疲れやすくなるので、なるべく多く摂るようにしましょう。 

(2)水分補給 

体内の水分量が不足すると、老廃物の排出が滞ってしまい、疲れが残りやすくなります。食事以外で1日に、1リットルから1.5リットルの水分を摂るように心がけましょう。 

(3)脂質・糖質を控える 

炭水化物を摂りすぎると、血糖値が急に上がって体調を崩したり、糖質のとりすぎによって代謝が低下して疲労が抜けにくくなりますので、偏った食事は控えましょう。 

(4)飲酒を控える 

お酒の飲みすぎは内臓の諸器官に負担をかけてしまいますので、ほどほどを心がけるようにしましょう。 

(5)おすすめ食材 

・ビタミンC かんきつ類やイモ類、新鮮な野菜やブロッコリーを摂ると疲労回復効果があります。 

・ビタミンB1 レバーやうなぎ、豚肉や大豆、玄米などの疲労回復に効果的です。 

・クエン酸 梅干やレモンなどは、疲労物質である乳酸菌の生成を抑制してくれます。 

・にんにく にんにくの主成分であるアリシンには、抗酸化作用(アンチエイジング)や疲労回復、コレステロール抑制などのさまざまな効果があります。 

・ゴマ セサミンと呼ばれる成分が抗酸化作用によって体内の活性酸素を除去してくれます。 

5)疲れやすい&眠い症状が続く場合の5つの病気の可能性 

(1)甲状腺機能低下症 

甲状腺の機能が低下してくると全身の代謝が低下し、眠気や無気力を生じます。 

(2)うつ 

うつ症状により疲れが取れなかったり、睡眠に影響が出ることはよく知られています。 

(3)糖尿病 

糖尿病によっても疲れがとれない、眠いといった症状が表れます。 

(4)睡眠時無呼吸症候群 

太っている人に多いのがこの疾患です。寝ている間に一定の間呼吸が止まることにより、体が酸欠状態に陥り、回復機能が低下します。 

(5)脳梗塞 

脳梗塞の前駆症状として眠気や疲労を訴えるケースがあります。ただ、全体の3割程度なので、発見は困難です。

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6)疲れやすい&眠い症状が続く場合にすべき5つの検査方法 

(1)血液検査 

甲状腺機能低下症や、うつ病の診断をする際にも血液検査で成分を調べることがあります。費用は4,000円程度のところが多いようです。最初は内科を受診するとよいでしょう。 

(2)尿検査 

糖尿病のほか、甲状腺機能低下症でも行います。通常尿検査のみを行うことは考えにくいので、他の検査と込みになるでしょう。最初は内科を受診するとよいでしょう。 

(3)問診 

うつ病の場合は心療内科に行って、まずは問診を行うことになります。カウンセリング料金は病院によってさまざまなので、電話で問い合わせるか、ホームページを参考にしましょう。 

(4)睡眠時無呼吸症候群の検査 

簡易検査で3,000円程度、一泊して精密検査をする場合にはさらに10,000円程度かかるようです。耳鼻科に相談しましょう。 

(5)MRI検査 

脳梗塞が疑われる場合にはMRIによる画像診断が行われます。造影検査で10,000円から12,000円程度かかるようです。 

7)疲れやすい&眠い症状が続く場合にすべき4つの治療方法 

行くべき科は上記の通りですが、検査の結果、専門の科に回されて治療を行うケースもあります。治療費に関しては、入院の有無や症状の程度によってさまざまなので、担当のお医者様に相談すると良いでしょう。 

(1)投薬治療 

糖尿病の場合にはインシュリンや、うつ病の場合には向精神薬などが処方されます。また、甲状腺機能が低下している場合には甲状腺ホルモン薬を処方されます。 

脳梗塞の場合には、血液の塊を溶かす薬や、脳を保護する薬、脳の塊や腫れを抑える薬などが複合的に処方されます。 

(2)食事療法 

糖尿病やうつ病の場合、生活習慣改善の一環として、食事療法がとられることもあります。 

(3)CPAP療法 

睡眠時無呼吸症候群の場合にとられる治療法で、鼻に酸素を送るマスクをつけて、寝ている間の呼吸が確保できるようにします。 

(4)手術 

睡眠時無呼吸症候群の原因がアデノイドや扁桃肥大などの場合には除去する手術が行われます。 

8)疲れやすい&眠い症状を予防する3つのポイント 

(1)食習慣 

消化に悪い食べ物や暴飲暴食、アルコールなどを控えて、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。 

(2)生活習慣の見直し 

朝早くおきて日光を浴びると体内時計がリセットされ、体の機能が正常に働いてくれるようになります。安眠のためにもぜひ行いましょう。 

(3)適度な運動 

体を動かすことで、自然と疲れてぐっすり眠れるようにしていくことが大事です。 


   


今回のまとめ

1)疲れやすい&眠い時の5つの症状 

2)疲れやすい&眠い症状の8大原因 

3)疲れやすい&眠い症状への5つの対処法 

4)疲れやすい&眠い症状への5つの食事法 

5)疲れやすい&眠い症状が続く場合の5つの病気の可能性

6)疲れやすい&眠い症状が続く場合にすべき5つの検査方法 

7)疲れやすい&眠い症状が続く場合にすべき4つの治療方法 

8)疲れやすい&眠い症状を予防する3つのポイント