businessman having problem in office

おでこや目の周り等が痛む事がよくありませんか?ストレスの多い現代社会での、前頭部が痛む頭痛の原因には、いくつかあります。今回は前頭部の頭痛に苦しむ方へ、脳の仕組みと一緒にその解消法もご紹介したいと思います。


   


頭痛が前頭部に?考えられる6大原因と対処方法とは


1)4つの部位に分けられる?大まかな脳のしくみとは

(1)前頭葉

大脳の前にある部分です。前頭葉は、人間の思考や理性を制御しています。また、言葉を話したり、体を動かしたりする機能も担っています。人が人であるために最も関与している部分といえます。人間が感情を抑え理性的に行動できるのも、前頭葉の働きがあるからです。前頭葉の機能に問題が生ずると、我慢が必要なときに我慢できなくなる己の感情のまま行動する言葉がしゃべれなくなる運動機能に問題がおこるなど、大きな問題になってしまいます。

(2)頭頂葉

大脳のてっぺんやや後方に位置する部分です。人間の感覚に関わる機能を担っています。例えば、暗闇でものを触ったときに、「硬いもの」「軟らかいもの」「暖かいもの」「冷たいもの」など、そういった認識を頭頂葉が行っていると考えられています。従って、頭頂葉に問題が起こると感覚がなくなる、体の一部分、または全体がしびれるといった問題が発生します。

(3)側頭葉

大脳の横の部分です。頭でいうと、こめかみの辺りに位置する部分です。特に重要な機能は記憶ですが、それ以外にも聴覚・嗅覚を認識する役割も持っています。ここに問題が発生すると昔のことが思い出せなくなる、逆に最近のことが覚えられなくなります。耳は聞こえるが何を聞いているのか理解できないことがあります。においはわかるが何のにおいかわからないなどの問題を引き起こします。

(4)後頭葉

大脳の後ろにある部分です。ここの役割は視覚なります。よくある、後頭部を強打すると、目がちかちかするという症状は、あれは後頭葉に物理的ショックが与えられたことにより、一時的に視覚障害が起こっているからです。時間がたってショックが収まると、視覚は元に戻りますが、後頭葉に永続的な問題が起こると目には異常がないのにものが見えない、ものは見えるが正確に見えないなどの問題が起こります。 このように、大脳の各部は場所によってそれぞれちがった役割を担っているわけですが、この各部が常に連携をとることによって、人間の行動が起こってくるわけです。

2)要注意を!前頭部の頭痛の6大原因とは

前頭部に痛みを引き起こす原因にはいろいろあります。

(1)不規則な生活リズムやストレスで起きる偏頭痛

(2)首コリや肩コリで起きる緊張型頭痛 

(3)くも膜下出血

(4)髄膜炎

(5)脳出血

(6)脳腫瘍

恐ろしい病名で驚かせてしまいましたが大抵の場合はただの頭痛なので安心してください。ただの頭痛と言っても前頭部の頭痛は吐き気を催したり痛みが強かったりと当事者にとっては結構キツイと思います。痛み出してしまった以上、一瞬で治すのは難しいので安静にするのが一番大切です。少しでも痛みを和らげたいのなら原因が片頭痛なのか緊張型頭痛なのかを見極める必要があります。

Stethoscope in hands

・偏頭痛

偏頭痛(片頭痛)は、慢性的な頭痛で、月に1~2回の頻度で発作が起きます。多い時は、 週に1~2回くらいの頻度になります。痛みは、1~2時間でピークに到達し、「ガンガン」と脈打つ痛みが4時間~3日間程度続きます。 痛みが続く間は、少し体を動かすだけでも症状が悪化します。歩いたり体勢を 変えたりするだけで痛みが増します。頭痛は、通常、頭の片側で起きる場合が多いですが、両方で起こる場合もあります。 痛みに加えて、普段は何も感じないような光や音、においに敏感になり、 ストレスになります。吐き気を伴う場合もあります。    

・緊張型頭痛

緊張型頭痛は、肩や首の筋肉の緊張からおこる頭痛です。 多くは肩こりが見られ、頭の後ろからてっぺんあたりがズキズキします。 「肩こり頭痛」「筋収縮性頭痛」とも呼ばれるほどです。症状は、頭を締めつけられるような頭痛が持続的に発症します。 「ヘルメットをかぶったような圧迫感」「はちまきで 締め付けられるようなギューっとした痛み」などと表現されます。 後頭部から首筋にかけて、多くは両側におこります。症状が悪化していくと、稀に発症していた頭痛が、 頻繁に発症するようになり、その後は慢性的な頭痛になります。 何よりも悪化を予防することが大切です。

3)自分でできることは?前頭部の2種類の頭痛への対処方法

(1)片頭痛の場合 

鎮静剤を飲む     

市販の薬で痛みを和らげることが可能な場合もあります。しかし、自己判断では危険な可能性もありますので、早めに専門医に相談しましょう。

冷却する     

濡れタオルや氷を包んだタオルなどで痛みの強い箇所を重点的にを冷やします。冷やすことで血管の拡張が抑えられて、血流の改善となり、頭痛が緩和すると考えられます。   

安静にする     

外的刺激が少ない部屋で安静にします。強い光や騒音はストレスとなり、症状を悪化させることに繋がります。暗く静かな部屋でゆっくり横になりましょう。 血管を拡張するような、入浴や運動、マッサージは避けましょう。又、おでこや目のあたりが痛くなる症状は、目の使いすぎでよく見られます。まず大事なのは目を閉じて休めることです。そして目のまわりにある次のツボをこの順番に指圧します。

睛明(せいめい)…目頭と鼻の間のくぼみ

攅竹(さんちく)…眉頭あたりのくぼみ

太陽(たいよう)…こめかみのくぼみ

四白(しはく)…目の下の骨のくぼみ

5分程度繰り返すと良いです。

(2)緊張型頭痛の場合

筋肉の緊張からくる子の頭痛は、同じ体勢を続けない様心がけましょう。体を適度に動かすストレッチ等を行い、片や首の筋肉をほぐす様にします。入浴をしたり、蒸しタオルやホットパックを肩や首に当てて温めるのも効果的です。又、ストレスを溜めない様にしましょう。特に仕事の間は緊張が続くとこが多いと思います。合間で、気分転換を図る様心がけることが大切です。


   


今回のまとめ

1)乱れた生活習慣を見直し、体を適度に動かし、十分な睡眠をとる様に心掛けましょう。

2)我慢してほっておくと、慢性頭痛にもなり兼ねない前頭部の頭痛です。痛みがひどくなる前に、安静にすることをお勧めします。

3)痛みがひどい場合は、単に頭痛だけでなく他の病気の疑いもあるので、一度専門医への診察をお勧めします。