頭痛の女性

現代人の4人に1人が頭痛持ちと言われている昨今ですが、その原因にはどのようなものがあるのでしょうか。また、つらい頭痛から逃れるためにはどうしたらいいのでしょう。

今回の記事では、頭痛が治らない原因と疾患の可能性、予防法をご紹介します。 


   


頭痛が治らない4大原因!対処・予防方法3選


1)頭痛の4つの種類と特徴 

(1)偏頭痛 

頭の片側に主に頭痛が出る疾患です。原因はよく分かっていませんが、ストレスなどを要因に挙げる医師もいます。 

(2)緊張性頭痛 

首の後から頭全体に締め付けられるような、重石でも乗せられたかのような痛みが出ます。やはり原因不明ですが、首や肩のコリが要因となりようです。 

(3)群発頭痛 

激しい痛みをともなう頭痛です。偏頭痛と比べると100分の1と少ないことからあまり知られていません。 

(4)風邪に伴う頭痛 

風邪やインフルエンザなどで発熱する時に現れる頭痛です。通常は病気の軽快にしたがって頭痛も消えます。 

2)頭痛が治らない場合の9つの症状 

(1)ズキンズキンと脈打つように痛む 

(2)首から頭にかけて締め付けられるように痛む 

(3)就寝時に耐えがたい痛みがある 

(4)何かで殴られたかのように痛む  

(5)運動すると痛む 

(6)お風呂に入ったり温めたりすると痛む 

(7)光や音の刺激で痛む 

(8)吐き気や嘔吐をともなう 

(9)意識障害をともなう 

3)頭痛が治らない場合の4大原因 

(1)血管 

なんらかの原因で、血管が急激に拡張したり収縮したりすることによって、頭痛が現れるケースです。偏頭痛の場合に多く見られます。 

(2)首や肩のコリ 

首や肩の筋肉が固くなってくると、心臓から脳へ送られる血管が圧迫されることによって、脳の栄養状態が低下し、危険信号として頭痛が現れます。 

(3)ストレス 

血液の循環が悪くなる原因の一つがストレスです。血行不良によって脳の栄養状態が低下したり、自律神経のバランスが乱れることによって頭痛が出たりします。 

(4)病気 

くも膜下出血などの病気によって頭痛が出るケースです。

ただ、くも膜下出血の場合、殴られたような衝撃とともに、頭痛のピークが1分以内に訪れる急速なものなので、長期に渡る慢性の頭痛の場合には除外される可能性が高いです。 

患者に説明を行う医師

4)頭痛が治らない症状への5つの対処法 

(1)冷やす 

拍動に伴ってズキンズキンと痛むような場合には、濡れタオルや冷えピタシートなどで患部をを冷やすと、炎症が広がるのを抑えて頭痛が楽になります。 

(2)暗くて静かな場所で休む 

光や音の刺激で頭痛が増すような場合には、照明を落とした静かな場所でゆっくりと休むと頭痛が緩和します。 

(3)カフェインを摂る 

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインには、血管を収縮させる効果があるので、偏頭痛の初期に飲むと効果的です。ただし、飲みすぎも頭痛につながるので注意が必要です。 

(4)入浴や運動 

緊張性頭痛の場合には、身体を温めることで頭痛が改善するので、入浴や適度な運動をすることで頭痛の緩和が出来ます。偏頭痛の場合には逆に痛みが増すので温めてはいけません。 

(5)つぼを押す 

手首にある外関というツボや、甲側の手の親指と人差し指の間にある合谷というツボは、頭痛をやわらげてくれるツボとして有名です。 

ただし、急性の頭痛はもちろんのこと、頭痛が慢性化しているような場合にも、まず自己判断せずに医療機関を受診することが大事です。 

5)頭痛が治らない症状が続く場合の3つの病気の可能性 

(1)偏頭痛 

血管拡張性の頭痛で、高血圧の人にも低血圧の人にも起こり得ます。また、ホルモンバランスにも影響されるため、生理中に頭痛が出ることもあるようです。 

はっきりとした原因は分かっていませんが、寝不足やストレス、過労や空腹、ホルモンバランスや自律神経のバランスの乱れが、その要因に挙げられています。 

(2)緊張性頭痛 

頭痛で病院に行く人に最も多く見られるのがこのタイプの頭痛です。症状は軽度から中程度のものが多く、日常生活に支障が出るようなことは余りありません。 

デスクワークやスマホの見すぎによる首や肩のコリが要因として挙げられ、仕事の終わる夕方頃になると頭痛が出るケースがよく見られます。 

(3)群発頭痛 

欧米では「自殺頭痛」という物騒な呼び名がある通り、激しい痛みが入眠から1時間ほどすると現れ、のた打ち回るほどの苦痛をともないます。 

偏頭痛が比較的女性に多く見られるのに対して、群発頭痛は男性に多く見られるのも特徴です。 

Stethoscope in hands

6)頭痛が治らない症状への2つの検査方法 

頭痛が治らない場合には、神経内科をまず受診しましょう。検査の結果によって、適当な科で治療を行うことになります。 

(1)MRI検査 

頭痛の原因が、脳梗塞など病的なものでないかを調べます。3割負担で10,000円前後のところが多いようです。 

(2)CT検査 

脳の状態を輪切りにした映像から診断します。3割り負担で20,000円前後のところが多いようです。 

7)頭痛が治らない症状への治療方法 

(1)投薬治療 

頭痛の治療は基本的に投薬治療がメインとなります。急性症状を抑える目的と、慢性頭痛を治す目的の2つのタイプがあります。痛み止めをの薬などを使用しながら経過を観察します。血管拡張性頭痛の場合は、拡張を抑えるための薬も使用されます。 

まずは神経内科を受診して、頭痛の原因やタイプを診断してもらって、その後、適当な科で処置をしてもらいます。費用は、治療期間や症状の程度によって個人差が大きいので、担当のお医者様に相談するとよいしょう。 

8)頭痛が治らない症状へ日常からできる予防ポイント 

(1)睡眠習慣の見直し 

睡眠不足だけでなく、睡眠の質が悪いことも頭痛につながります。また、肥満している人の場合には、寝ているときの呼吸を調べてもらうのも良いでしょう。

早起きして朝の太陽を浴びると体内時計がリセットされ、身体のリズムが生まれます。  

(2)運動 

日頃から適度な運動をすることで、血液の循環を改善します。偏頭痛の発作時には行わないほうが良いですが、それ以外の時には定期的に運動すると頭痛予防につながります。 

(3)脱デジタル 

パソコンのやりすぎやスマホの見すぎ、テレビやゲームも長時間になると目に対する刺激が負担となって頭痛が出やすいです。必要のないときにはなるべく見ないようにしましょう。 


   


今回のまとめ 

1)頭痛の4つの種類と特徴 

2)頭痛が治らない場合の9つの症状 

3)頭痛が治らない場合の4大原因 

4)頭痛が治らない症状への5つの対処法 

5)頭痛が治らない症状が続く場合の3つの病気の可能性 

6)頭痛が治らない症状への2つの検査方法 

7)頭痛が治らない症状への治療方法 

8)頭痛が治らない症状への日常からできる3つの予防ポイント