Women are undergoing medical examination

毎日、おでこが締め付けられる、重く痛い。なのに、病院で検査をしても脳に異常がない。頭痛薬を飲んでも治らない。そのような症状の方は、頭以外に原因がある、と考えられます。その原因とは何か。今回は、おでこの頭痛の原因・対処法をご紹介します。


   


頭痛がおでこに現れる3大原因!症状・対処方法とは


1)なぜ痛みが?おでこの頭痛で考えられる3大原因とは

3人に1人は悩まされていると言われている慢性頭痛。その代表である”おでこの頭痛は、なぜ起こるのでしょうか。おでこの頭痛は、緊張型頭痛( 筋収縮性頭痛 )に当てはまります。この頭痛は、慢性頭痛の1つ。その名のとおり、緊張した筋肉が収縮することによって起こります。また、長時間、同じ姿勢を続けることも緊張型頭痛に繋がるのです。慢性頭痛のタイプは緊張型頭痛( 筋収縮性頭痛 )・片頭痛( 偏頭痛 )の2種類です。その主な原因は下記の3つと考えられています。

(1)精神的ストレス

緊張して筋肉が収縮することを ”精神的ストレス ”といいます。この精神的ストレスは、どのようにしておでこの頭痛に繋がるのでしょうか。それは、内臓に疲労が蓄積するところからはじまります。内臓の他に、体内のあらゆる組織(筋肉、血管、神経、骨、皮膚等)が緊張。そして、脳が興奮状態になり、おでこの頭痛を招くのです。

(2)長時間の同じ姿勢

長時間、同じ姿勢をすると良くないのは何故か。それは、肩や首の筋肉が疲労するからです。なんと、頭の重さは、ボーリングの玉と同じくらい。それを毎日支えているのですから、肩や首には、かなりの負担が掛かっていることになります。また、筋肉が疲労すると血行が悪化。やがて、疲労物質(乳酸、ピルビン酸等)が溜まり、神経を収縮。すると、おでこの頭痛を招くのです。

(3)パソコンでの作業

長時間のパソコン作業は、眼精疲労を引き起こします。すると、前頭部の筋肉が収縮。おでこの頭痛になるのです。よく、午後から夕方にかけて頭痛が酷くなるのは、パソコンやデスクワークなどの作業を長時間していることが原因と言えます。長時間のパソコン作業やデスクワークは、目にも頭にも悪いのです。以上のように、おでこの頭痛は、特に、緊張した筋肉が収縮することが原因で起こります。

2)おでこの頭痛を確認する2種類の病気のサイン

(1)足のツボでわかる頭痛のサイン

足のツボには、”陥谷(かんこく)”とよばれるおでこの頭痛に効くツボがあります。人差し指と中指の間を触ってみてください。おでこの頭痛がない人は、このツボ( 陥谷 )を触ると窪んでいることに気づきます。しかし、おでこの頭痛がある人は、このツボ( 陥谷 )を触ってみると、腫れていることがあります。

(2)光や横断歩道でわかる頭痛のサイン

以下の症状がある人は、おでこ頭痛のサインです。チェックしてみましょう。

・継続的な光

・温度の差

・人ごみ

・横断歩道

・音

これらに対して興奮状態が継続する人は、おでこ頭痛のサインがあると言えます。なぜなら、おでこ頭痛のある人の脳は、興奮状態が治まりにくいからです。たとえば、おでこ頭痛がない人の脳は、継続的な光を見ると、そのときは興奮状態になります。しかし、その興奮状態が継続することはありません。一方、おでこ頭痛のある人の脳は、継続的な光を見た後も、興奮状態が継続するのです。

Doctor and surgeon looking at a computer

3)試せる処置はある?おでこの頭痛への対処方法とは

(1)体を冷やさないようにする

おでこの頭痛は、緊張した筋肉が収縮することによって起こります。筋肉の緩和には、温めるのが一番。温める方法の一例は、以下のとおりです。

・ホットタオルの使用

500w の電子レンジで1分ほど加熱したホットタオルを使用し、首の付け根や肩を温めます。または、温湿布を使用すると、電子レンジで温めるという手間がかかりません。( やけどに注意しましょう )

・温めの湯船にゆっくり入浴

すると、筋肉が緩和。首や肩の血流がよくなり、おでこの頭痛も軽減します。しかし、熱めの湯船には、入らないように注意しましょう。熱めの湯船は、やる気を出したいときに入浴するのが適切。そのため、脳が興奮状態になります。おでこ頭痛の人は、脳の興奮が継続しやすい状態です。温めの湯船にゆっくり入浴し、脳をリラックスさせましょう。

(2)軽いストレッチをする

一見、無関係のようですが、ツボ押しは、軽いストレッチ体操なのです。なぜなら、押したところの周辺の筋肉が緩和されるから。これなら、体が硬い人もテレビを見ながら楽にできますね。ちなみに、「 イッターイ 」と叫ぶほど、押す必要はありません。痛気持ちいいくらいで十分です。以下が頭のツボです。足にあります。

・陥谷( かんこく )

人差し指と中指の間にあるツボです。反射区もおススメです。こちらも足にあります。

・大脳 ( だいのう )

親指、足の裏にある反射区です。

・三叉神経( さんさしんけい )

親指、足の裏、人差し指の近くにある反射区です。

ツボの位置を説明しましたが、わかりにくいと思います。一番いいのは、ツボや反射区に的中することです。しかし、的中しなくても大丈夫。少々、ずれていても効いています。親指、足の裏をくまなく刺激しましょう。そのとき、痛気持ちいい場所が、ツボや反射区となります。

女性の身体をチェックする男性の整体師

(3)市販薬に頼り過ぎないようにする

おでこの頭痛は、よく痛くなりますね。会社や学校で、おでこの頭痛になった場合、市販の頭痛鎮痛薬( 痛み止め )を飲むと、痛みが治まります。しかし、いったん飲み始めると、手放せなくなるもの。理由は、その薬自体に、痛くなる成分が入っている場合があるからです。その成分がカフェイン。

カフェインは、「 効いた 」という気持ちにさせる覚せい作用があります。他にも、市販の頭痛鎮痛薬( 痛み止め )には、気持ちを安定させる成分が入っている場合があるのです。おでこの頭痛は、頭以外に原因があることが殆ど。市販の頭痛鎮痛薬( 痛み止め )に頼ると、「 常に薬が欲しくなる 」という危険を招きます。早くおでこの頭痛を治すには、やはり、病院で医師と相談することが、最適な方法と言えるでしょう。

4)日常生活から改善を!おでこの頭痛への予防習慣とは?

(1)首や肩のコリを防ぐ

おでこ頭痛の予防は、常に体を冷やさないようにすることです。特に、頭を支えている首や肩は、常に酷使の状態と言えます。まず、肩や首を冷やさないようにし、コリを防ぐことが大きなポイントです。

(2)ストレスを溜めない

長時間のパソコン作業やデスクワークは、ストレスが溜まります。ストレスが溜まると筋肉が緊張、収縮し、おでこの頭痛を招くのです。1時間ごとに10~15分の休憩を設けることが大切。休憩中は、椅子から離れて、縮んだ筋肉を伸ばしましょう。特に、背中や腕を伸ばすと気分がスッキリします。


   


今回のまとめ

1)おでこの頭痛は、頭以外に原因があると考えられています。

2)おでこの頭痛は、緊張型頭痛( 筋収縮性頭痛 )であり、緊張して筋肉が収縮することが原因です。体を冷やさないようにしましょう。

4)おでこの頭痛は、眼精疲労を伴うことがあります。これは、長時間のパソコン作業や、デスクワークによって招くことが多い症状です。